(二)
鰺ヶ沢と藤崎は昨日と同じく、同立学院大学の学生会館に来ていた。投資サークル「鹿鳴会」の部長である鳥形翔太に会いに来ていた。
部長は夏休みにもかかわらず、市場が開いている平日は毎日部室に来て、為替や株式の取引をしているという。
その学生に、ホロプス山荘で殺された学生たちについて聞き込みにきたのだ。
すると興味深い情報を得ることができた。六人たちはよくまとまって行動していたが、対して下沼知は、いつも一人でいることが多かったという。
(続く)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます