第49話 サリサ共和国(2)

サリサ共和国。

旧サリサ王国の公爵であるハムン・エーザ公爵がサリサ王国軍や騎士団から

生き残っている者を集め、旧サリサ王国の領地を占領していた

グレイング・オブ・ロアー王国軍から奪還した南部と南西部、

中部(王都も含む)が領地だ。元の約3分の1となっている。

現在は庶民でも有能であれば政府に入れるようになった。

ただし、貴族は残っており領地や特権などは残っている。

勿論、罪を犯せば貴族も庶民も同じように裁かれる。

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ーー翌日、サリサ共和国にて


「そうか・・・」


暗殺の失敗に心底驚いているようだ。


彼は旧サリサ王国の公爵であるハムン・エーザ公爵だ。

現在はサリサ共和国の指導者的立場だ。


「どうすべきか・・・」


「リービア公国との同盟を結びましょう。」


「そうだな。急いでくれ。」


「はっ」



ーーその頃、城下では


「政府が新しくなってから生活が楽になったな。」


「ああ。税も下がったからな。」


「・・・」



ーー翌日、オウニラ・オブ・エルドー王国では


「・・・ということです。」


「そうか。」


街中に暗殺者アサシンを潜入させていたのであった。


「ご苦労であった。下がれ。」


「はっ」



ーーブルーイン帝国では


「最近は東が騒しいな。」


「はい。イヴァイ殿下やローチラン公爵の反乱が終わってからは

 東の国々が混戦状態です。」


「ああ。取り敢えず西は大丈夫だ。後は北が心配だ・・・」


「兵を増やしましょう。」


「いや、まだ早い。国民への負担にもなるし、刺激してしまう。」


「分かりました。」


「ああ。北の国はエルヤ帝国というと聞いたことがある。

 ここ150年間どの国とも関わらずにしていると聞く。

 昔は大国だったらしい。」


「そうですか・・・ 知りませんでした。」


「ああ。一応覚えておけ。」


「はい。」



ーーエルヤ帝国


「第3城壁の整備終了しました。」


「ご苦労であった。」


「今は南で大規模な戦いが起きているようだ。

 守りを固めなければならぬ。」


「はい。どうやらロアー山脈の南にある新興国が隣の新興国と

 同盟を結んで勢力を伸ばしているとか。」


「ああ。それに今は真南のブルーイン帝国にも気をつけねばな。」


「ここ最近は軍事行動を控えていましたが昨日からまた軍事行動が

 見られます。」


「そうか。常に軍を動かせるようにしておけ。」


「はっ」


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投稿が遅れてしまい、すみません。

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