第35話 2つの同盟の駆け引き(1)

「内通がゴンディー・オブ・パリサ帝国に認められたぞ!」


「「「おおっ」」」


リーニラ同盟に入っているある小国では利用されているとは

知らず、内通することが認められたことを喜んでいた。



ーーゴンディー・オブ・パリサ帝国では


「うまくいったな。」


「はい。1週間以内には攻め入った方が良いと

 奴らは言っていますがどうしますか。」


「ここは信頼を獲得する為、軽く様子見程度で攻めてみるか。」


「畏まりました。」



ーー1週間後


「奴らの国は通らないようにしましょう。」


「勿論だ。そうしないと騙したことがバレる。」


「では、小手調べに端っこの国を突いてみますか。」


「そうだな。全軍進軍!」


「出立!」


「「「おー!」」」



ーーそのころ、リーニラ同盟の国のうち一番西にある国では


「大変です!ゴンディー・オブ・パリサ帝国の軍が攻めてきました!」


「リービア公国の援軍は⁈」


「まだ到着していません!」


「絶対にだ!絶対に通らせるな‼︎」



ーーゴンディー・オブ・パリサ帝国の軍


「良い感じですな。」


「ああ。上手く攻めている。」


「退き時を見極めて撤退しましょう。」


「うむ。夕方には一旦退こう。そのつもりで動いてくれ。」


「「はっ」」



ーーリービア公国の軍


「後どれくらいだ!」


「残り約1kmです!」


「急げ!絶対に突破されてはいけない‼︎」




ーー攻められている国では


「申し上げます!敵が王都のすぐ側まで迫っています!」」


「こうなったら・・・!」


「陛下⁉︎どちらへ⁈」


「お前ら、指揮を頼んだぞ!」


「「「陛下⁉︎」」」


「陛下を探せ!」


ついに王が逃げ出し、リービア公国に亡命した。



ーーゴンディー・オブ・パリサ帝国軍


「敵の王が妻子、家臣を置いて逃げ出しました!」


「ははっ 面白い。一旦退こう。」


「しかし、滅ぼせる千載一遇のチャンスですぞ!」


「これで向こうがどう出るかだ。降伏するのか、

 それともこの隙に立て直すのか。占領した町まで後退せよ!」


「はっ」


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ギリギリで投稿できましたが、これから6日程本当に

投稿できないと思いますがご了承下さい。


詳しくは近況ノートに書いてあるのでご覧ください。

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