第13話 ゴンディー・オブ・パリサ帝国の受難(1)

<謝罪>第11話と第12話がほぼ会話文のみとなっていまいました。

    特に第11話は短くもなってしまい申し訳ございません。

    これからも頑張っていくのでよろしくお願いします。

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ーーゴンディー・オブ・パリサ帝国にて


「グレイング・オブ・ロアー王国に敵国が攻め入っただと!?」


「はい。攻め入ったのはブルーイン帝国の南にある

 サリサ王国です。恐らくあの広い領地が目的でしょう。」


「そうだとするとこれ以降もこの様なことが起きるかもしれんな・・・」


ゴンディー・オブ・パリサ帝国の皇帝である

ソウンラ・ゴディー『パリソウン1世』が唸る。


「ううむ・・・どうするべきか・・・」


「とにかく外務卿と軍務卿には話をまわしておきましょう。」


「ああ。そうしてくれ。」




ーー2日後


「よし。衛兵に見つからないようにしろよ。」


「(頷き)」



ゴンディー・オブ・パリサ帝国の北部にある国境付近では

怪しい男達が帝都に向かっていた。


「サリサ王国の名にかけてこの任務を失敗するわけにはいかんのだ。」


「前に衛兵がいますが・・・」


「騒ぎになる前に強行突破だ。」


「はっ」

 

「一気に切り捨てるぞ。」


「「「はい!」」」


一気に剣を振り抜き衛兵を倒していく。


「これで最後‼︎」


その場にいた3人の衛兵を倒した彼らはそこから

ゴンディー・オブ・パリサ帝国の領土に入っていった。



ーー翌日


「申し上げます!剣を携えた怪しい4人組が帝国内に侵入しました‼︎」


「衛兵は何をしている‼︎」


皇帝であるパリソウン1世が机を叩く。


「衛兵達は国境を守るどころか賊に詰め所を正面突破され、全滅しました。」


「何ということだ・・・」


衛兵の詰め所がたかが4人の賊に正面から突破されたことなど

これまで無かったのだろう。

パリソウン1世は絶望し数秒間硬直していた。


「陛下、どうされますか。」


部下の声でようやく我に帰ったパリソウン1世は

落ち着いてから答える。


「すぐに軍務卿に伝えろ‼︎全ての町、特に帝都の防衛を固めろ!

 衛兵だけでは心細い。騎士団も出動させろ!」


「「はっ」」


さて、賊どもはどう出てくる。

パリソウン1世は一人で考えていた。


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12話を投稿してから5日も経ってしまい申し訳ございません。

これからも頑張っていくのでよろしくお願いします。

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