第一章 ブルーイン帝国の内紛

第2話 ブルーイン帝国

ブルーイン帝国。


それは広い領土と高い軍事力を持ち周りの国から恐れられている。


ブルーイン帝国では軍事>領土管理・政治>役人への給料や恩賞>その他

と予算も軍事費が一番高い。


また、家訓として歴代のブルーイン帝国の皇帝達は自分達が国の予算を

使いすぎないように節約に努めている。

その為国民からの評判もよい。


ただ、軍事大国故に文官達は武官達に差別されたりすることがあるため、

仲の悪い貴族同士で蹴落としあっている。


そして、少しでも抵抗した敵国の捕虜に対しては尋問をして情報を手に入れら、

ほとんどが奴隷堕ちか処刑ととなる残酷な国でもある。


そんなブルーイン帝国の王宮では隣国のアンビリサ王国9代国王である

『ロイン・アンビリサ』通称『リーナ2世』を討ったイリア・スタンが

皇帝の『リコーン・ブルーイン』通称『リコーン帝』に結果を報告していた。


「陛下、アンビリサ王国 国王リーナ2世 このイリア・スタンが

 討ち取りました‼︎」


「ご苦労であった。このあとは少し休憩するがよい。

 それと、旧アンビリサ王国の領土だが、イスリラ城付近を

 お前に与えようと思っている。」


「ありがとうございます‼︎」


「うむ、下がって良いぞ。」


「では、失礼します。」


しかし、リコーンの近くにいた一部の武官達は内心で舌打ちをしていた。


『くそ、たかが侯爵の庶子風情が・・・』

『あの成り上がり者めが・・・』



1時間後、イリアの屋敷にて


イリアは彼らの妬みに気付いていた。イリアは自室であの武官達をどうするべきか、

どう接するべきかと考え込んでいた。


彼を妬んでいたのはナマソ•ローチラン公爵、

クヘン•リーランド侯爵の2人である。

この2人は第3、第4騎士団長であり、

辺境の侯爵の庶子が何故このように皇帝に取り入って気に入られているのか

と心底不快でしかなかった。


その後、旧アンビリサ王国の領土のうちイスリラ城周辺以外の領土は誰が

手に入れるかで揉めたそうだ。



※作者の事情により今は不定期更新となっていますが

 どうかよろしくお願いします。

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