第5話 大人の時間管理
仕事の合間にスケジュール管理している。
(チョコレートってゴディバかしら? それとも手作り?)
何をあげていいのやら。
意中の男性が好みそうなものもわからない。
こうなったら仕方ない。紹介してくれた人に聞くしかない。
TELする。ちょうどよく出てくれた。昼休憩があう友人はとてもうれしい。
『彼はこだわりが強いの。過去に嫌なチョコ貰ったみたいで手作りは苦手なんだって。あとビターなものが好きだと言ってたわ』
いつならチョコの売っている売り場に行き着けるかな。
調べてここなら値段的にもラッピングの感じも年相応の雰囲気が出るかもと思って営業時間を確認している。
残業が発生すれば買いに行けなくなるかも。
職場内を歩きながら悶々としていた。早く手に入れないと。約束の日に間に合わなくなってしまう。
☆☆☆
とある日、有名チョコを買いに行った。やっと時間の都合がついてくれた。
「こんなにするのね。びっくりする」
結構な値段をするものもあるが自分用としても高い。
こんなに高価なものをもらったら相手がびっくりするのではないだろうか?
できるだけ状態よく保存したい。
「当日、予定が合いますように」
いくら有能な彼といえど、仕事の都合はどうにもできないだろう。
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