9話
リリィと夫婦になってから数日が経ちました。ただ私は要求不満でした。本当であれは、初夜はリリィと夫婦になったその日にするつもりだったのにリリィの体があまりにも弱り切っていた為、襲って死ぬほどイかせたら本当に死んでしまいそうで我慢しているのだ。
「師匠もう少し食べてくださいね」
今の師匠はご飯はスプーンの2分の1ぐらい食べれて、ようやく少し物を持てるぐらいになっているが、や はり1人出何がするには難しすぎる程だった。
「もう無理」
リリィはご飯を食べるのがしんどいのか首を横に振っている。私は諦めてご飯を食べさせるのを辞めて片付けをする。
「ごめんなさいアリサさん」
「大丈夫だよ。元気になったらその体をたっぷり堪能するつもりだから!」
多分リリィはこの一言ですらなんの事かは分からないだろうけどまあ後々の楽しみにしてもらわないとね。
「リリィん今日は行きたいところありますか?」
「ないかな」
「それは良かったです。リリィが他の人に見られるのは嫌だけどリリィが外に出たいと出てたら出してあげないと行けないからさ」
その一言にリリィは少し不思議な顔をしてはいたが、まあ知らなくていい事は沢山あるよね。
「じゃあリリィ体力と身体回復トレーニングしますね。」
「はい」
私は、リリィの肩を持ってゆっくりと歩いてあげる。リリィはまともに歩けるどころじゃないからゆっくりと元の動ける状態に戻してあげないといけない。
「あっ決して下心がある訳じゃないんだからね」
「うん?どうしたの?」
「あっなんでないよ〜」
危ない危ない本当に危なかった。下心があるのんてバレたら何言われるか分からないし逃げられるかもしれないからさ!まあ逃がさないんだけど
「ねえアリサ、本当にごめんね。私のせいで辛い思いさせちゃって」
「リリィ、私は、辛い思いしたなんて今は思ってないですよ。今の私があるのも、リリィと一緒にいられるのも全部リリィのおかげですから!」
私がそういうとリリィは泣きだしながら下を向く。
「え〜!なんで泣いてるんですか」
「いや嬉しくて着い」
「リリィさん!」
私は今日もリリィと笑顔に過ごせています。
あーそういえば魔女教会でしたっけ?そんなものは私が消し炭にしましたよ。私のリリィを傷つける物はこの世にいりませんからね!
「そういえばリリィさん!これ渡したくて!」
「なにこれ?」
「指輪です!リリィさんの部屋にあった魔法の宝石を私が指輪に削ったんです!」
「あの宝石使っちゃたの?」
「はい!」
それを聞いてリリィは少しため息をした後、私に説明してくれた。
私が指輪に使った宝石は、魔法石と言ってダイヤモンドとかの宝石にゆっくりと魔力と魔法を込めて行くことその宝石の所有者に魔力強化などの補助を行う事が出来て、売れば何億と行くらしい。それを3年間掛けて作ったのがこの魔法石らしい…
「せっかく私が作ったんですから、指に着けてください!」
「でも…」
「付けないなら私が無理やり付けさせますね」
リリィは少し抵抗しようとしたけど無理やり指輪をつけると大人しくなる。大人しくなったリリィの唇にキスを落とす。
「ちょっと何するの?」
「いいじゃないですか、夫婦なんですから!」
ーーー
これで完結ではありますがまだ番外編として、投稿するかもしれないないのでよろしくお願いします!
とりあえず、番外編は2話分はありますので明日と明後日で2話分は更新します。
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