第36話 お久しぶりの第一フィールドと因縁のアイツ
「よっ…、と」
フワッと降り立ったのはいつかの
地面に足がついた瞬間に、《
この2つの違いは、『
まぁ、俺にしかかけないんだから、別に
「ん?」
「どうした?」
「あ、いや、なんか…、今そこに人いなかった?」
「はぁ?いなかっただろ」
「そ、そうだよね…」
おっと、見られていたらしい。
危ない危ない…
歩いていると、3ヶ月前となんらかわらない街並みに安心する。
3ヶ月間、なかなかに内容の
たまったもんじゃない。
なかでも井戸で水を
びっくりした上に
さすがの
まったく。おかげさまで
(この世界はリアルでの12時間が1日に相当する)
そして今。やっとこさ気が抜けて、とてもいい気分である。
「♪♩♩♫♪♩♬♪♩♪♪♩♫」
その気分のままに歌っていると、何やら周りの
あ、まずった。
俺ってば、いま姿隠してるんだから声だけしてるんだよな。
「おい、どけ、どけ!!」
「うわぁっ!」
人混みから
げぇ。
げげえぇ!!!
出た、出たよ、
「なんであんな身長たけぇんだよありえねぇだろうがクソが。」
感情が乗りすぎて魔力が漏れ出す。
もはや
「おい。ここらへんで
狐野郎?えっ?お、俺のことッ?
その
ゾワリ
「ッ!《
この感覚。この感覚!
覚えがある。
リン&レナは鑑定の格が違う。
相手の情報の先…、それこそ思考まで読んでくる。
おかげさまでこのスキル…、
「お返しだよ、《鑑定》!」
小声で鑑定仕返し…、思わず吹き出した。
〜〜*-*-*〜〜〜
名前:アルフレッド・ヘルフレイム
性別:男
種族:
Revel 52
魔力:4300
体力:5000
俊敏:50
筋力:1000
頑丈:1000
運気:10
加護:《
技能:《
称号:《罪ある者》《邪神に祈りし者》
倉庫:《14万チコル》
〜〜*-*-*〜〜〜
あっ、アルフレッド・ヘルフレイム!?
ちょっ、待って待って。
コレ…、
こんな
って、こんなことは置いといて!
あれか?光の神精霊たちが話してたようなやつか?
そしてこのスキル…、さらに深くだ、《鑑定》。
〜〜*-*-*〜〜〜
スキル名:
レベル:5
属性:任意発動系スキル
効果:相手がどこにいるのかを知ることができる
範囲:半径10メートル
※レベルに応じて範囲拡大
〜〜*-*-*〜〜〜
やっぱり
この場合は“相手”を俺…、つまりセイにしてるってことか。
ま、
俺は姿を消したまま、炎帝…、アルフレッドさん(笑)に言う。
「ばーか、そう言われて
「ッ、なんだと!?出てこい、狐野郎!!」
ふん、と鼻で笑い、さっさとその場を立ち去った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます