第13話 「お前ら最強じゃね?」「「ありえません!!」」(仲間達のステータス公開回)
前回のあらすじ:結論・雪花の胃袋はブラックホールだった。以上!!
「そういや雪花。お前のステータス、見ていいか?」
『ん?別にいいけど』
「うん」
雪花を指差して唱える。
「《
〜〜*-*-*〜〜〜
名前:雪花
性別:男
種族:スノーフォックス
Revel8
魔力:120
体力:200
俊敏:80
筋力:40
頑丈:50
運気:25
加護:
技能:《ひっかく》《居眠り》《加速》
称号:
〜〜*-*-*〜〜〜
「居眠り?」
『30分の眠りで体力と魔力を全回復させるスキルだよ』
それは…、あたりなのか?
「んじゃ次」
〈はい!はいはいはいはいはいはい!!!!!!〉
大変自己主張の激しいお姫様で。
「《鑑定》」
〜〜*-*-*〜〜〜
名前:レヴィアデスタ
Revel 3
頑丈:82
重さ:0.5kg
鋭さ:75
攻撃力:250
素材:《
技能:《念話》《
〜〜*-*-*〜〜〜
「おぉぅ…?」
コレは…結構いい方では?
「ゼフィは?」
〈えっと…、お、同じくらい、ですかね??〉
期待を込めて唱える。
「《鑑定》」
〜〜*-*-*〜〜〜
名前:ゼフィアルト
Revel 3
頑丈:82
重さ:0.5kg
鋭さ:75
攻撃力:250
素材:《
技能:《念話》《
〜〜*-*-*〜〜〜
「…………」
さ、さすがは双子…。
スキルと名前以外ほぼ全部一緒とは…。
「一回打ってみていいか?」
〈〈いい(です)よー〉〉
まずはレヴィを抜き、10メートルほど先に投げる。
地面に刺さったのを確認して指示を出す。
「レヴィ、《氷華》!」
〈発動!〉
バキン!!
レヴィを中心に、巨大な氷の華が咲く。
俺の足元ギリギリまで。
半径十メートル、直径二十メートルの大きな水色の華。
「やっべ…」
〈ぼ、僕も…!〉
レヴィを回収し、今度はゼフィを投げる。
「ゼフィ、《氷之檻》…」
〈…は、発動…!〉
ガ、キン!
氷の檻がゼフィを中心に氷華と同じくらいの大きさに展開する。
唖然とし、恐る恐る叩いてみる。
コン、コン
「いやかった!?堅いなコレ!?本当に氷か!?」
『ねぇ、セイ』
「なんだ?」
『ゼフィでさ、敵を閉じ込めてその上でレヴィで凍らせちゃえば最強なんじゃない?』
「あ。」
腰に装備する二本の短剣を見つめて思う。
「確かに…、お前ら最強じゃね?」
〈いやいやいやいやいや〉〈いえいえいえいえいえ〉
〈ありえないって!〉〈ありえませんって!〉
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