唐突に水頭症だと診断されました

術後経過とライトノベル

　5月31日に右耳の後ろに位置する内蔵バルブの流量を調整してもらった結果、僕の日常における活動時間は劇的に長くなった。

　今はだいたい９時過ぎに起床、ヘルパーさんと午前中に歓談したのちに作ってもらったお昼を食べて、その後は執筆ないしはカクヨムの作品を読み漁る。

　2021年頃は俺Tsueeeとか異世界転生系が猛威を振るっていたのだが、その傾向は今でも変わらないらしい。

　2023年の6月のライトノベルの傾向は異世界転生か、悪徳令嬢、それに日常系に分かれていると思う。

　それともう一つ。ダンジョンものという現実世界に異世界のダンジョンが唐突に発生するというものが現れたようだ。

　V-Tuberが活躍する点も目新しい。これはV-Tuberがダンジョンに入っていって冒険する様を実況するという流れなのだが、登場人物が現実世界にいるためにダンジョンの外の風景描写が現代風になっている。この対比（ダンジョンの中のファンタジー系な景色と、ダンジョンの外の現実世界）が面白い。僕は気に入って色々と読み進めているのだが、これは次の潮流になりそうな気がする。

　日常系のお話も面白い。エッチな展開あり、あるいは純愛ありでこちらも目が離せない。みんな、意外と純粋なのね。NTR（寝取り）系とは言っても邪悪なものはほとんどなくて、みんな彼女・彼氏がいる人にアプローチしてしまったというものみたい。

　ともあれ、そんな感じで七時くらいまで活動したのちにSNSタイム。僕はクラブハウスというSNSに毎日入っている。

　クラブハウスは音声ベースのSNSで、まあ言ってしまえばツイッター・スペースの親戚みたいなものなのだが、集まっている人の専門性が高いためになかなか止められない。

　もっとも、平均年齢も高いんだけどね。ツイッターなら高校生とかもいると思うのだけど、クラブハウスはそもそもが18禁だし、メインのスピーカーも30代だと若い方だ。

　ちなみに僕も夜の八時から毎日お部屋を開いている。タイトルは『蒲生竜哉ファンクラブ・夜の雑談部屋🎵 みんなでラノベやら執筆について語りましょう』だ。

　タイトルは物々しいが、実のところ雑談しかしていない。平均年齢は50歳くらいかな？　ご興味があればぜひ。

　それが終わると就寝タイム。夜のお薬を飲んで就寝する。

…………

　とまあ、１日の流れは大体こんな感じ。

　それはともかく。現状、僕は肩と首の痛みに悩まされている。

　今日も赤十字病院でリハビリもしたのだが、そこでストレートネックの可能性を指摘された。

　ストレートネックとは、

『直訳すると「まっすぐな首」となります。『え？首ってそもそもまっすぐなのでは？』と思いがちですが、正常な頚椎（首の骨）は、実は緩やかにやや前方へカーブしているものなのです。

ではなぜカーブしているのかというと、それは頭の重さを支えるため。頭の重さは平均して5kg前後、ボーリングの玉ほどありますが、このカーブのおかげで頭が身体の真上に位置することができ、首や肩の筋肉は必要最小限の力で、この重たい頭を支えることができるわけです。

つまり、ストレートネックとは、その首のカーブがなくなってしまい、首の骨がまっすぐな状態で固定化してしまうことを言います。こうなると骨格の構造上、頭が前に出た形となり、ボーリングの玉ほどある頭の重さを支える首には大きな負担をかけることになってしまいます。』[https://brand.taisho.co.jp/tokuhon/body_pain/straight-necku001/]

　ということらしい。別名はスマホ首。スマホを良く使う人がこの症状を訴えることが多いようだ。

　ところで僕はあまりスマホを使わない。断然パソコン派だ。最近ではスマホをメインのツールとして執筆する人もおられるようなのだが、たぶん僕には無理だろう。

　老眼で目がすぐに疲れてしまうし、バッテリーを気にしながらというのも性に合わない。

　T医師は僕にレントゲン写真とCTスキャン画像を見せながら現在の状況を説明してくれた。曰く、

　・広がっていた脳室は正常なサイズに戻りつつある

　・脳の周囲の髄液も少なくなって、こちらも正常な状態に戻りつつある。

　・バルブの締め具合は今の状態でどうやら良さそう。1ヶ月後にもう一度チェックして、必要なら18に変えてみる。

　ということだった。

　逆に、僕は現在困っていることとして首と肩の痛みを再度T医師に訴えた。

　日常生活に支障があるわけではないが、これでは普通の生活を送れない。

　T医師は同情する様子を見せたが、

「そればっかりは慣れるしかないかも知れないですねえ」

　と言うばかりだった。

　今、僕は市販の肩こり薬と湿布を使っている。今使っているのはフィルビナクの塗り薬とフェイタスの貼り薬だ。

　それをT医師に話したところ、薬は病院から支給するという。

　そういう訳で僕はモーラステープのジェネリックとフィルビナクのチック（軟膏薬）を手に入れた。

　これで症状が良くなるかどうか、しばらく毎日塗ってみようと思う。