第7話 公職者になりたかった私 教会に向けて
※これはあくまで自分の気持ちの整理と公職者たちに向けたメッセージなので、一般の方が読んでも理解できないところも多いと思います。予めご了承ください。
私は学生時代、公職者になりたかった。
高校時代はSTFに行きたかったし、大学時代はCARPに入りたかったし、早く祝福結婚を受けたかった。卒業後は真のお母様がいらっしゃる清平で働くか、公職者になりたかった。
でも運命とは残酷なもので、全部叶っていない。公職者になるのは大体公職者の親の子か、学生時代に教会で実績を残した人だし、その点私は学生時代教会に行けていなかったこともあり、Jr.STFの選抜に受かってからグリーン修に参加するまでに3年ほどかかった。ピンク修にもホワイト修にも参加したことがない。その後、子供たちの面倒を見るスタッフの資格を取ったが、あんまりそこにいて役に立っている実感はなかった。つまり、教会内における自分の立場は自他共に認める、ひよこちゃんなのだ。
さて、話を元に戻そう。昨年の7.8事件以来、色々なことを考えてきた。まず、私は公職者じゃないから、実務的に教会全体の方針を変えることはできない。人殺しは許されないし、同情も共感もできないけど、教会に献金ノルマや二世たちに祝福を受けさせるノルマがあったのは事実だ。親が天寶家庭だから知っている。
家庭環境が複雑で、教会を離れて行った人や一般の人と結婚した二世たちもたくさん見てきた。男女交際問題もたくさん見てきた。
でも、一度過ちを犯したら、本当に許されないのかな? 新しく生きることは許されないのかな? 自分を肯定しながら生きていくことは本当にできないのかな? 二世も一世も幸せに生きる道は本当にないのかな?
そう思って、私はまた1日を足掻きながら生きていく。いつか教会が本来の目的を果たせる日が来るまで。そして、もうこれ以上悲しい思いをする教会関係者や元食口が出ないことを願って。
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