特価本の雑然とした本棚に寄贈本を手にとる淋しさ

特価本とっかぼんの雑然とした本棚に

寄贈本きぞうぼんを手にとる淋しさ




僕は名の知れていない作家の短歌本を読むのが好きです。

著名な方の本は手に入りやすいのですが、そうでない作家の本はまさに一期一会、その時買わないと二度と目にする機会がありません。

名が知れていないとはいえ出版本ですので、とても勉強になります。

何より古本で安く手に入るが最大の魅力です。

短歌が商売にならないとはいえ、贈呈と書かれた栞が挟んであると、短歌を愛する身としては世知辛さが身に沁みます。


折角の機会ですのでおすすめを紹介。


篠原霧子「白炎」

賞を獲っているので知られていない訳ではないですが、出版本はこれ一冊です。

かなり異質の耽美的魅力があります。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る