第1話

気がついたら自分の部屋にいた。

「なんか女神が言ってた気がする•••ひとまず、『ステータスオープン』」

フォン

[高橋奏多] 16歳(31歳)

職業 元勇者 神

•称号

魔王殺し 異世界に召喚されしもの 神の御使い 異世界を救いし者 神に成りし人間

•スキル

魔法の極 魔法創造 スキル創造 神の権能 覚醒聖剣召喚

LV9999

MP∞



と•••アレ?ヤバくね?

なんでステータスが見れるんですかねぇ?

•••マズイ予感がする

•••そして、女神が本来の姿に戻しておいたと言ってたな•••

•••時差的に効果があるのは明日か

もういいや!なるようになるだろう!

さっさと準備して学校行こ!


~リビング~

「父さん!俺の部屋にボタンあったけどアレ置いた?」

「ボタン?そんなもの知らないぞ?」

「ちょっと待ってて!」

それからダッシュで自室に戻り、ボタンを回収してきた。

「コレなんだけど」

「なんだコレ?ちょっと持って行って解析するわ」

「頼むわ」

『速報です』

お、ニュースの速報やん

『朝6時35分頃、突如として局地的な地震が発生しました。そして、驚く事に、不思議な生物が住む洞窟が地震の震源地で確認されました。政府は、この不思議な生物の死骸が落とす石が、エネルギー資源になる事と、魔法が見つかった事を発表、現在、至る所で大混乱になっています。』



•••は?え?何故?

まさか女神はこの事態を予想してステータスそのままにしたんか?あ、俺神に成ったんだった

消そうにも消せないのか•••

それよりも、

「父さん、学校の近くでは地震無かったよね?」

「あったわ」

「確実にあるよね?」

「あるな」

「•••マズイよね?」

「ああ、非常にな•••」

「•••僕潜ってきていい?」

「•••行くなら友達連れて石沢山回収してきてくれ•••」

『追加速報です!

この洞窟、ダンジョンが世界中で現れた事で、国連緊急会議が行われるようです。以上、追加速報でした。』

「•••準備してくる」

~グループトーク~

奏多「全員でダンジョン行こうぜ」

亮「どうせ絶対に連れて行くんだろ?」

奏多「ああ。ひとまず駅集合な」


~自室~

ひとまず、お金20万くらい持って行くか


~駅~

「ひとまず全員集まったかな?」

「ひとまず、幼なじみだからと言って女子2人も呼ぶか?奏多さんや」

???「いやいや、俺を忘れるなよ。」

この人は伊藤直哉。イケメンでモテる。しかも変態じゃない。完璧!

???「まあ、面白そうだしいいんじゃない?」

この人は小川真奈。普通に可愛いし、性格までいいが、生粋の面白い事好き。

???「私運動全然してないんだけど?」

この人は木村彩乃。少し引きこもり体質。たまに変態になる

「知らんな」

「まあ、ひとまず行こうぜ?」

「そうね!早く楽しみたい!」

おいおい、俺が弱いダンジョン選んだから大丈夫だろうけど、普通はそんなんで行けるもんじゃないぞ?

「というか、ダンジョンの位置知ってるのか?」

「そりゃもう、当然だよねぇ?ということで、LET'S GO!!」


「ああ、やっと着いた」

「おっと、残念なお知らせが1つ」

「な、なんだ?」

「入れるの、明日からだ」

「何故!?」

「国連の緊急会議で、冒険者ギルドが置かれる事になった。まあ、登録費は全員分出そう。」

「じゃあ、明日はここで集合?」

「そうね」

「じゃあ、明日ここで」




~神界~

ここは相変わらず寂しいなぁ

あっちの世界だったら女神がいたんだけどな

うし、世界中にステータスばら撒くか



これでヨシっと

ああ、あとジョブとかスキルとかも撒かないと

これで明日の準備完了っと

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