第1049話 いざ秋葉原
「ふぉー!秋葉原!やっと着いたな!電車ですぐ来れるとはな!」
「そうですねー乗り換え1回で済んだのは良かった」
「……なんで俺まで」
そりゃ、サブカルに詳しいから。
中華料理を食べた後、シュート伯爵と一緒に秋葉原へ。
エクスも一緒です。
いやー、品川で乗り換えが不安だったけど東京出張の知識でどーにかなったわー。
そういえば空港線と逗子線は同じ横急だもんね。
降りたホームが見覚えあって助かったー。
シュート伯爵が目立つ格好だから途中から色んな人に見られたけどね。
「……ほんと、普通の服を着ろよ。ドフラミンゴとかでも雑にあるだろ。何で赤いコートに赤い帽子なんだよ」
「それは吾輩は『ヴァンヘルシング』だからな!明後日着る服を今着ても問題なかろう」
「……コスプレ衣装を着て来るのはNGだろ。普段使い出来るとはいえ」
「……あ!そういうこと?ヴァンヘルシングってエーメンの人が出るあの漫画?」
「そう!タジマ君、よくわかったね!吾輩のバイブル、『ヴァンヘルシング』!タテコー先生は吾輩の神だ!確か『ドリブルスターズ』の新刊も先週発売だったはずだから限定版を買わねば!」
な、なるほどねー……
この前会った執事っぽい人の顔、どこかで見たことあると思っていたけどそれかー。
確かに名前もウォルターだったな。
ガチガチのファンやんけ……
エクスから聞いたけど使用する武器も二丁拳銃にするこだわりだそう。
コスプレ会場だと『完璧すぎる伯爵様』とまで言われているそうな。
何なら去年の冬コミの注目コスプレイヤーに選ばれてネットニュースになってたらしい。
去年はオークションでバタバタだったからなー。
全く調べてなかったよ。
「さて、まずはスイカブックスかアニメカナ、ソフトちずやししのあなもあるな!エクス君、オススメあるかい?」
「……限定版を買うならアニメカナ、スイブだろ。各店舗限定ポスカがあったはずだ」
「よし!それなら行くぞ!田島君も来たまえ!カッカッカッ!」
「は、はーい」
テンション高ぇー……
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