第1025話 そろそろ〆?

:最強のメンバーすぎて草〈5000円〉

:おっさんレベルがもう一人増えた!!!

:日本のランキング上がるか?

:←ランクアップしてないから

:おっさん最強!ジジイ最強!〈50000円〉

:熊本、侮れない

:九州の民、修羅過ぎない?〈500円〉


「コメ欄が盛り上がってるー……いや、九州のレベルは全国平均ちょい上ぐらいですって、多分」

「……そこは否定せんのじゃな」

「……まぁ、無駄に筋トレしてたり、銃火器の使い方を知ってるやつは多かったけども」

「エクス、銃火器の話はNG」

「……あ、はい」

「グラララララ、福岡だと毎月出てくるからな。この前は河川敷にグレネードランチャーだったか?楽しい街だぜ?あそこは。たまに荷物運びに行くけど飯も美味いし」


……銃刀法違反の話はそれまで!

誰も持ったことないけどもグレーなのでダメです!


という感じで今日の探索は終了。

コボルトもといイサマさん達深淵の皆さんは難民として1次受け入れという形になりました。

基本はそのまま、ここ新ダンジョンの中層で暮らしてもらう感じだそう。

後日ギルドから正式に書面契約するそうな。

なんなら国を巻き込むそうな。

葛葉さん、頑張って。

イサマさんからはその時にまた、アイテムを渡すと言われてて葛葉さんが頭抱えてたよ。

難民からアイテムを貰うってなんかアレだもんねー。

外国から圧力がありそうだねー。


「さて、それじゃ短いですがコラボ配信は終わりますかー」

「……いや、まだだ」

「へ?まだ?十分撮れ高は撮っただろ?」

「うむ!その通りじゃ!」

「葛葉さんまで?!いや、何するんですか?」

「「お前のチャンネル名見てこい!」」


チャンネル名?

そりゃ見なくても分かりますよ『あーさんのダンジョン飯配信』ですから!

……飯配信?

( ゚д゚)ハッ!


「飯食べてない!」

「……思い出したか。撮れ高よりもチャンネルの存続がマズイじゃろ、お前さん」

「……最近ギルド向けや大型モンスターの討伐ばっかりだからな。ちゃんと飯配信しろ。チャンネル詐欺言われるぞ」

「……デスヨネー」


いやー、最近飯配信してなかったね。

基本素材持ち帰れるようになったから家で食べるようになったからねー。

後片付けが楽でいいです。

食洗機バンザイ。


「飯?腹、減ったのか?飯、あるぞ」

「お、なんか食べるのか?俺も腹減ったから飯作るなら多めに欲しいぜ。何なら塩っけが欲しいな。酒のつまみなら尚良」

「豪鬼さん、ここでも飲むんですか……てかトラックは……」

「おう、ホテルに停めてある。帰るのは明日だからな!」


流石大酒飲み。

けど、飯配信をするって言ってもなー……

ってあれ?イサマさんが飯用意するって?

コボルトの料理、気になる!


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