第906話 王冠の力?
『……ついでだ。この力を使ってやろう……ふん!』
オーコがそう言うと、王冠が輝き出す。
光の線が現れたかと思うと倒れていた四騎士に伸びていく……
光に包まれて、見えなくなる。
「消えた?まさか取り込んだ?」
『取り込む?あんなゲテモノ、こちらから願い下げだ。なに、もうすぐ……』
「もうすぐて……こういう時って、強化されて戻ってくる的な王道があるけどー……」
ドシンッ!
「あ、マジ?」
オーコの後ろに四騎士が並びました。
なんなら頭復活してるし。
圧がすごい……
何なら白騎士の盾の紋章が変わってる?
『フハハハハ……流石の力だ!『大変化の王冠』と呼ばれていたが……やはり隠されていたか!』
「えっとー……詳細プリーズ?」
『……敵に説明すると思うか?』
「デスヨネー」
ま、そりゃそうだよねー。
けど、未知の技使うなら説明とか必要じゃん?
多分王冠がキーなのは分かるけど倒したモンスター復活とかアンデッドクラスやん?
妖精がそんな魔法……使うんだろうなー……
物語のイメージがある妖精と全然違うから。
『……俺は次の準備をする。遊んでやれ』
そう言うとオーコが溶けるように消えていく。
……あ、これ第二形態あるやつー。
サクッと追っかけないとめんどくさくなるな。
追いかけようとすると目の前に四騎士が立ち塞がる。
「……ブン」
「……ゴ」
「……スイ」
「※※※※※※」
「……青騎士は言葉が話せないのか。ってえ?!四騎士相手するの?!エクス!ヘルプ!」
流石に四騎士相手は無理だって!
「……いや、あーさんひとりで大丈夫だろ」
「無理無理無理!まとめて相手とか!」
「……個別撃破という考えはないのか」
「田島はんなら走り回って1番先頭に来た奴から倒すんで良くない?何なら爆速で走り回って白騎士後ろからどつくだけでもええんちゃう?」
「何か余裕そうに見えるんですよねー。そこまで交流ないので何ともですがー」
「ちょ、グリュンさんまで!あ、コーラまで出して!」
足止めとかやってくれないです?!
……くそぅ、マジで観戦するだけだな。
エクスに至ってはポテチ出てるし!
……仕方ない。
俺は四騎士に向かって走り出す。
先頭はやはり黒騎士。
流石の速度ですね。
俺の速さに合わせて剣を振るう。
紙一重で交わしてそのまま背後から……
攻撃せずに次に来ていた赤騎士の腕を掴む。
「スイ?!」
驚きの声を上げる赤騎士。
間髪入れずにそのまま放り投げる。
狙いは……
「はい!!」
「……あ?」
ゴッ!
「よし!エクス、後はよろしく!」
働け!爆装鋼帝!
―――――――――
閲覧ありがとうございます!
あ、話数確保と色々調整も兼ねてちょいぐだります。
……作者がこう書くとアレな気もしますがあとから見直してなんかグダってるなーって。
仕事、忙しい時に書くもんじゃないですなー
星、ハート、コメントよろしくお願いします!
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