第2話 ダンジョン
世界地震
今から20年前、世界を襲った謎の大災害
世界中の都市を大地震が襲い、ほとんどの都市が瓦礫と化した。
さらに追い打ちをかけるように謎の空間―ダンジョン―が世界中に出現した。
ダンジョン探索には世界中から選りすぐりのメンバーが集められ、内部調査が始められた。
調査班の調査結果は世界中に衝撃が走った。
ダンジョン内には未知の素材が大量にあること、またダンジョンから謎のエネルギーが放出されていることが判明したことで人々の注目が変わっていった。
ダンジョンからのエネルギーは日増しに増え、人々に影響していった。
わかりやすくいうと魔法やスキルといったRPGでおなじみの力が使えるようになったのだ。
世界はあっという間に復興を遂げ、ダンジョンで有用な魔法、スキルを得た人やレアなアイテムをゲットした人は羨望の的となった。
現在、ダンジョンは国指定の管理会社-ギルド-の管理下に置かれ、ある程度の資格があればだれでも入場できるものになり、学生やパートのおばさま方の小遣い稼ぎにもなっている。
ここ数年はダンジョン配信というダンジョン内の探索を配信するカテゴリが人気になっている。
有名探索者の配信だと数時間で100万円以上を稼いでいるとかなんとか。
俺もダンジョン配信を不定期でやってみたけど、いまいち面白さがわからず、基本友人とのコミュニケーションがメインになっている。
そもそも収益化のノルマがチャンネル登録者数3000人以上なんだもん。
趣味で週一配信しているような俺のチャンネルじゃ、そんなものは夢のまた夢ということで。
さて、いつも利用しているダンジョンは熊本駅の近く、通称白川ダンジョンと呼ばれるダンジョン。
この白川ダンジョンは熊本では24時間開放されている数少ないダンジョンでもある。
熊本駅から歩いて30分のところにあり、仕事帰りでも利用できるうえに、近くにスーパー銭湯があることで、利用客がそこそこいる。
繁忙期も終わったし、今日はガッツリ食べたいな。
……よし今日は牛を食べよう。
方針が決まったので、受付前にスーパー銭湯によってサッパリ。
スーツから軽装備に着替えて颯爽と受付に向かった。
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閲覧ありがとうございます。
とりあえず第1章(予定)までは
毎日更新でやってみたいと思います。
コメントとかいただけると幸いです。
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