第2話 試される勇者
元々は魔王の討伐でこの城へとやって来た勇者カリア、その首を討ち取り世界を平和にするという役目のはずだった。
しかし彼女にその気はもう無かった。
魔王討伐で共に戦う同志であったはずのヴァント王国騎士団の団長ベンの裏切り、更にその王であるベーザ。勇者として送り出したヴァント王国がカリアを利用していたどころか魔王もろとも彼女を葬りさろうとしていた事に気付きカリアはヴァント王国と手を切り魔王であるシュウと手を組む事を選んだ。
そして勇者であるカリアは魔王のシュウと並び立ち、魔王軍の前にその姿を現した。
城のバルコニーから外の景色がよく見える、これが晴れた日ならば清々しい光景が期待されるだろうが今はそんな光景は期待出来ないだろう。
何故なら外では魔物達がそこら中に大勢居るのだから。
「魔王様、外に居る人間の騎士団達は全て排除しました」
何時の間にか魔王の後ろに立つ一人の女性、銀髪のショートカットに黒いローブを身に纏っている。見た目は人間だが高い魔力を秘めている、おそらく魔族だろう。
「ご苦労。あ、紹介しよう。彼女は魔王軍の参謀であるミナだ」
「…ほう、私は…」
「存じています。勇者カリア、貴女がシュウ様と手を組むという事も」
カリアが紹介するまでもなくミナという魔族の女性はカリアを知っている、魔王軍の最大の敵である勇者の存在を参謀とまで言われる彼女なら既に知っていても不思議は無い。
「僕は勇者であるカリアと同盟を結ぶつもりだけど、キミはどう思うミナ?」
「彼女の剣の腕、その実力とカリスマを思えば我が魔王軍にとって大きな+になると判断します。それ以前に全ては魔王シュウ様のご意思のままに」
人間であるカリアと同盟を結ぶ事についてミナは特に反対は無さそうだ、魔王であるシュウがそうしたいのなら自分はそれに従う。魔王軍にとってメリットになるという事を冷静な口調で話す所といい参謀らしいといえばらしいか。
「キミは賛成か、けど…全員がすんなり賛成とは都合良くはいかないかな?」
「…無礼を承知で申し上げるのであれば、全員が勇者と組む事を賛成という可能性は限りなく0に近いです」
シュウはミナの言葉を受けてバルコニーから魔物達を見た。これら全てが魔王軍であり、他にも多数の魔物や魔族が居る。その全員が今日いきなり勇者と同盟を結んだと納得し手を組むかとなると難しい事だった。
今まで敵対してきた人間、それも魔王の最大の敵である勇者をそう簡単に信じて仲間に受け入れるかとなると全員がそうするのは急には無理だろう。
いくら魔王の決定とはいえ全員が表向きでは賛成でも裏では納得がいかないと思っているかもしれない。
「まあ無理も無い、つい先程まで私は勇者として魔王軍へと剣を向けていたのだ。いきなり手を組むとなって疑われるのは当然とは思うぞ」
「かと言ってこのまま信用されないというのもよろしくはないね、………そうだ。ミナ、呼んでほしいのが出来た」
カリア自身も自分が疑われて信用されていないのは当然だと思っている、今まで敵として魔王軍と戦い彼らの同胞を倒して進んで来たのだ。今の状況では寝首をかかれても何の不思議も無い。
シュウは何か思いついたようでミナに誰かを呼んでもらいたいと頼んでいた。一体誰が出て来るのか、カリアには当然ながら分からない。
魔王軍には様々な軍団が居る、獣達を中心に編成された軍団がいれば石人形(ゴーレム)やアンデッドといった不死の軍団まで存在し戦力としては人間の大国を超える程だ。その戦力があるからこそ魔王軍は各国へと進軍、侵略を進める事が可能となっている。
その中でも地上戦において魔王軍でも屈指の力を誇る軍団がある、それがドラゴン。竜の軍団だ。魔物の中でも最強クラスであり巨大なドラゴンであれば1体だけで国一つを滅ぼせる、そんな竜の軍団が先程外の騎士団を全員葬りさっており、その長が今人間の騎士の男を容易く冥府へと送っていた。
「フン、脆い脆い脆い!騎士とはいえ所詮は人間か、何とも貧弱な生物よ!」
重量感のある赤い鎧兜を身に付けた重装備に両手持ちの大型の斧を軽々と振り回す、その者はドラゴン。しかし完全なる竜という訳ではない。人とドラゴンのハーフである種族、竜人族(ドラゴニュート)と呼ばれる者。顔は完全にドラゴンであり頑丈の鎧の下は更に頑丈である竜の鱗に覆われ身長は2m超えと人間の方では間違いなく大柄であろう体格を誇る。
彼こそが竜の軍団を率いる長であるゼッド。ベンが戦死した事を知らぬまま騎士団は彼の前に敗れ死んでいった…。
「相変わらず強ぇなぁ、ゼッドの旦那」
声が聞こえたのは右からでも左からでも正面からでも後ろからでもない、空からだ。見上げると大空を舞う者が居た。ゼッドとは対照的に軽装の青い鎧の装備であり腰に剣を収めた鞘を身に付けており、背中の翼で軽やかに空を飛んでいる。
鳥と人のハーフである鳥人族(バードマン)。ゼッドと同じように顔は鳥であり翼も生えていて身体は人間と同じ手足がある。
彼は空の軍団を率いる長バルバだ。
「何だバルバ、助っ人に来たんだったら不要だ!この通りもう終わっているからな!」
空の軍団の手を借りるまでもなくゼッドの少数精鋭の竜の軍団のみで相手の騎士団を壊滅、既に戦闘は終了していた。
「旦那に助っ人はいらねぇだろ、ちょっと凄ぇ事が起きたから教えようと思って来ただけさ」
「何だそれは?」
バルバは地上に降り立つと改めてゼッドと向き合う、ゼッドが2m超えの巨体で目立たないがバルバも190cmぐらいはある長身だ。
「魔王様が勇者と手を組んだ」
「!?」
「ついさっき参謀から聞いた事だ、信じられるか?敵対している人間の希望である勇者が人間を裏切って俺らと手を組むなんてよ」
「何を考えているんだ我らが魔王様は…!勇者と手を組むなど、その勇者に騙されているんじゃないか?!」
魔王が勇者と手を組む、それを聞かされてゼッドは驚きを隠せず聞かせたバルバも信じられないといった様子だ。彼らからすれば勇者は倒すべき敵であり自分達の長がそれと同盟を結ぶ事など考えられない、やはりシュウが考えていた通りすんなりと同盟を受け入れるという事は無さそうだ。
「ああ、そんで旦那…お呼びみたいだぜ?魔王様が」
「何?」
玉座に座るシュウ、その隣に立つカリア。勇者と魔王、人間の希望である者と魔物と魔族の長である者。二人は此処に来るであろう者を待っている。
その者が来るのにそう時間はかからないはずだ、その考えの通りある者がシュウとカリアの前に現れる。
「お呼びですか魔王様」
暗闇から巨体が姿を見せ、ゼッドがシュウの前に跪く。
「ゼッド、既に知っているかもしれないけど彼女……」
「…勇者カリアでしょう、そして貴方はその者と手を組んだと聞く」
カリアとシュウが同盟を結んだ、その事は既に聞かされており魔王軍の中でその事は全体へと広まりつつあった。
「不満か?」
「いえ、そんな事は…魔王様がそうお決めになった事に反対などと…」
「分かり易いね、顔に書いてある。勇者が信用出来ないと」
「!?」
ゼッドは魔王であるシュウの決定に口では反対は無いと語ってはいるが心底では勇者カリアを信用していない。
「……無礼を承知で申し上げるのであれば、守るべき人間をあっさりと裏切り我らと軽々しく組むなど…今度は我々が裏切られるのではないか。そう思っています」
これまで勇者カリアが人間の希望として魔王軍と戦い続けた事はゼッドも知っている、その人間を裏切り魔王とあっさり組むという選択をするような者は何時こちらを裏切るのか分からない。
「ゼッド殿、と言ったか」
「!」
すると黙っていたカリアが口を開いた。
「私は人間を裏切ったつもりは無い、それに…先に裏切ってきたのは向こうの方だ。ならばそれと手を切るのは当然の事だと思うが」
「先に裏切った…?」
カリアはゼッドに対してついさっき起こった事を説明した、勇者として魔王シュウを討伐に来たが共に此処まで戦って来たベンの裏切り、更にヴァント王国の王ベーザがそのベンに命じて魔王共々勇者抹殺を企んでいて国ぐるみでカリアを消そうとしていた。その国の為にこれ以上戦うよりもシュウと人間も魔の者も共存出来るかもしれない道を歩む方が良いと判断してカリアは国を見限りシュウと手を組む事を選択した。
「ちっ、勇者もろとも魔王様を滅ぼそうとは浅はかな人間達だな」
カリアを消そうとしていた企みを聞いて舌打ちをするゼッド、敵側としてもこれは聞いていてあまり気分の良い話ではなかった。最もその実行役であるベンは既にシュウの手によって死んだのでその心配はもう無い。
「しかし、事情を聞いたとしてもそれで納得して勇者を受け入れる者は少ないかと…」
「まあそうだろう、仲間に裏切られて可哀想と同情する…魔王軍でそういう者は少数だろうね」
ゼッドはカリアの事情を聞いたが他の同胞がそれで勇者を受け入れるかとなるとそうはいかないだろうとシュウへ意見すればシュウもそれは理解していた。そんな同情をいちいちしては魔王軍など務まらない。
「だったらもっと分かりやすく、彼女と組めば魔王軍は確実に強くなると伝えた方が効果的だ」
「…具体的に何をすればいいんだ私は?」
「何、簡単な事さ。此処に居るゼッド…彼と1対1で戦ってもらう。それで大勢の魔王軍の前で力を示せば全員、とはいかなくても大体は納得してくれると思うよ」
シュウの提案、それはカリアとゼッドの1対1の決闘。それで魔王軍の前で強さを見せれば良いという。
「勝手な提案だけど、どうかなゼッド?カリア?」
「俺にとっては願ってもない事、勇者と呼ばれる者の力…この目で直に見てみたいと思っていました。この機会を与えてくださり感謝します!」
ゼッドはこの提案を受け入れた。そして彼はカリアと向き合う。
「勇者カリア、加減はせんぞ!」
「……良いだろうゼッド殿、その決闘受けて立つ」
カリアの方もこの決闘を受け入れるつもりだ、力を示し魔王軍が勇者と手を組む事を納得する唯一のチャンスかもしれない機会をやすやすと見逃す手は無い。
城のバルコニーに立つシュウ、その傍らには参謀のミナ。その外では大勢の魔物達が二人の人物を取り囲む形でこの場に居る。
取り囲まれている中心の二人、今回の主役であろうカリアとゼッドの姿があり、それぞれが武器を構えていた。
1対1の決闘であるこの戦い。ルールなどは無い、どちらかが負けを認めるか戦闘不能になった方が負け。そして仮に死んだとしたらその死んだ者の負けである。ルールのある試合とは違う、安全面など全く無い。
「…魔王様、よりによって魔王軍で白兵戦において1、2を争う力を持つゼッドをぶつけるとは…あの勇者が死ぬ確率が高いと思われます」
「……どうかな」
「?」
ミナは冷静にこの決闘を分析していた、ゼッドは魔王軍随一のパワーを誇る。そんなゼッドに勇者とはいえ女のカリアが1対1で勝つ確率は低く、むしろ死ぬ確率が高いと思われた。しかしシュウはそうは思っていない様子だった。
「珍しい竜人族の戦士を前に対峙しても落ち着いている、…何かやってくれるんじゃないかな?」
シュウがカリアの様子を見れば巨体を誇る竜人族のゼッドとこれから戦うのに緊張や気負いは感じられない、とても落ち着いているように見える。更にこれだけの魔王軍に囲まれても平常心を保っている、普通の人間なら圧によって動揺が発生する確率が高い。それが無いという事は余程場慣れしているのか、それとも何か勝機でもあるのか。
「ゼッド様ー!そんな女一撃でぶっ飛ばしちまってくだせぇ!」
「魔王様に気に入られたからって調子乗んな!今日がお前の最期だぜ勇者ぁ!」
ゼッドへの声援があればカリアへの野次もあり、様々な魔物の声が決闘場で飛び交う。やはりシュウが手を組むと決めてもすんなりと納得しない者は居るようだ。それが今回でどうなるのかは分からないが。
「行くぞ勇者カリアァァーーー!」
ゼッドは大地を砕かんとする勢いで両手持ちの戦斧をカリアめがけて振り下ろす。既に決闘は始まっており先制攻撃をゼッドは仕掛けていた。
ガギィーーーーーッ
「!?」
これに目を見開いて驚いたのはゼッドの方だった、普通ならばゼッドの重い斧の一撃は強靭な相手も沈める程に強烈。まともに受け止める者はおらず避けるしか攻撃を凌ぐ手は無い、そう思われた。
しかし驚く事にカリアはゼッドの斧を大剣で真っ向からそのパワーを受け止めていたのだ。これには見ている魔物達の方にも動揺が走る。
まさか勇者とはいえ人間に、それも女に魔王軍随一のパワーを誇るゼッドの一撃を止められるとは全く想像もしていなかった事だろう。
「く、くくっ……く……!」
「むう……!」
斧で押しつぶそうと力を込めるゼッド、それを跳ね除けようとしているカリア。見た所パワーは互角に思える。
「はあっ!」
ズドッ
「ぐっ!」
カリアは隙をついてゼッドの腹へと前蹴りを入れてゼッドはその衝撃に自分から離れた。
「てぇぇ!」
「!」
ギィィンッ
今度はカリアがその大剣を横薙ぎで振るい、ゼッドへ一撃をお見舞いしようとしていた。しかし容易くは決めさせてはもらえずゼッドは斧でカリアの大剣を受け止めた。
「うおおっ!」
ブンッ
今度はゼッドが斧を振るった、その風圧で軽い魔物は吹っ飛ばされそうな程のひと振りだ。斧をカリアは今度は受け止めず後ろへと飛んで躱した。
カンッ キィンッ ガッ
大剣と斧、それぞれがぶつかり合いどちらも一歩も引かない。周りの魔物達にとってこれは想定外の事だった、魔物は全員がゼッドの力を知っている。彼の白兵戦の強さを知る者は間違っても敵に回したくはない、それぐらいに頼れて恐ろしい。そのゼッド相手に正面から切り結んでいるカリア、これが勇者の力かと驚愕する者は少なくない。
「おいおい、ゼッドの旦那と正面からやりあうなんて…勇者ってのはこんな凄ぇのか!?」
上空からバルバが二人の決闘をただ一人空で見ており、カリアの想定外の力にただただ驚くばかりだ。
「…これが勇者の力、並の人間より力があるとは思っていましたがこれほどとは…」
ミナはその表情は変わらないものの予想を超えたカリアの力に驚いてはいるようだ。勇者と呼ばれているので並の人間より優れた力を持つ事は想定しており、しかしゼッドに届く事は無いだろうと考えていたが実際は真正面から力でやりあっている。力の優れたゼッドを相手にするなら正面から力比べは本来なら自殺行為に等しいはずだ。
「(何時の間にかカリアへのブーイングが消えている…やっぱり決闘は効果的だったか)」
シュウは周りの魔物が何時からかカリアへの野次を止めて決闘を見ている事に気付いた、この決闘は間違いなく効果があり何かをもたらす事をシュウは確信する。
「(鋭い…!重い…!こんな重い剣を受けるのは初めてだ…!)」
カリアの剣を斧で受け止め続けるゼッド、彼はこれまで数多くの戦いを潜り抜けて来た百戦錬磨の戦士。その彼も味わった事の無い剣の重み。今まで力自慢の相手はいくらも相手にしてきたつもりだが、いずれもこれほどの重さを感じるような相手ではなかった。
徐々にそれはゼッドの斧を握る力を奪っていった。
「てやああ!!」
カァァーーーーーーーンッ
「!?」
カリアは下から大剣を突き上げる、その攻撃をもゼッドは防ぐ。しかしこれにより彼の斧を握り続ける力は限界、斧が宙を舞い地面へと突き刺さった。
そしてカリアは大剣の切っ先をゼッドへと向けている。
「…………俺の負けだ」
ゼッドは自らの負けを認めた。斧を真っ向から受け止められ、更にその斧を弾き飛ばされ丸腰の状態になりカリアに切っ先を向けられている。此処が戦場ならばゼッドはカリアの剣によって命を絶たれていた事だろう。
これに魔物達は驚きとどよめきに包まれる、まさかゼッドの斧を正面から受け止め弾き飛ばす。そんな力のある者が人間に存在したとは全く想定していなかっただろう。
「……ゼッドが力で負ける、人間の女がそこまで力があるなんて聞いた事が無い」
魔物の群れから離れた場所で見ていた者、カリアと同じ人間に見えるがその者はれっきとした魔族。金髪のショートカットでグレーの半袖シャツと同色のズボンを身に付けるシュウと同じぐらいの小柄な少年。その見かけによらず軍団の長を任されている。
「気になっちゃう?」
「……少し」
少年よりも、いや、一般の女性の中でも長身の方に入るであろう女性。自らのボディラインにぴったりの黒いレオタードという露出の高い格好に加えて魅力的な桃色のストレートロングヘアーの彼女を見れば世の男達は誰もが振り向く、彼女もまた軍団の長だ。
二人の実力者はカリアとゼッド、その決闘を見て何を思うのか。
「負けを認める、という事でいいのかなゼッド?」
バルコニーからゼッドの姿を見下ろしながら魔王シュウは問う。これにゼッドは頷いて答えた。
「はい、彼女は自分に勝る力がある。勇者カリアよ、俺の負けだ…」
「……」
もはやゼッドにこれ以上戦う意思は無い、あったとしてこのまま続行してもカリアに敵う事は無いとゼッドは判断。力においては自分を上回る者は早々いないと思っていたが今此処に現れた。
しかもそれが勇者とはいえ人間の女が力でゼッドに勝つというのは魔物達にとっては衝撃の出来事だろう。
カリアはそんなゼッドを見て剣を収める。
「それではこの決闘、カリアの勝ちとする。皆文句は無いな!?」
シュウは決闘の勝者を宣言、その後に魔物達へと呼びかけるが誰一人として反対の声は上げない。魔王軍でも屈指の実力者であるゼッドが敗れ、その彼だけでなく魔王軍の頂点に立つ魔王も認める存在。それに反旗を翻すという真似を起こそうとする者はこの場にいなかった。
勇者カリアの存在、この日それは魔王軍に強烈なインパクトを残したのだった…。
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