第6話 保健室の先生の看病は神回だった

「はあはあはあ、はあはあはあ」


これは決して興奮している声ではない。


「はあはあはあ」


「まりちゃん、だいぶんしんどそうね」


保健室の綾瀬先生が心配そうな顔で俺をベットの横から眺めている。


綾瀬先生は25歳くらいだろうか。メガネをかけて髪の毛をアップにしている。日本で1番かわいい保健の先生ではないかと思えるほどかわいい。


さすが芸能人御用達の女子高『堀超学院』はレベチである。

セーラー服もたまらないが白衣もこれまたたまらない。


「先生、わたし死んじゃうのかな」


俺は初めての女子高に登校して興奮しすぎたのか急な発熱に見舞われた。

それも相当な高熱だ。


「大丈夫よ。高熱だけだから」

先生が俺の手を握ってくれる。

教師、それも保健の先生が俺を看病してくれるこのシチュエーション。

本来ならこの後にあんなことやこんなことが起こるはず。


「ん〜、たまらん」

高熱のせいでぜいぜい言いながらだが本音がでてしまう。


「ん?どうしたのまりちゃん?辛いの?」


「は、はい...... 先生に抱きしめてもらいたい」


「え?抱きしめるの??それでよくなるの?」


「はあはあはあ、それがベスト...です」


身体はもう限界だがこんなまたとないチャンス。死んでもこのチャンスは活かす。


「は、はい、はやく、はやくお願い......」


「わかったわ。まりちゃん」


綾瀬先生が掛け布団の上からハグをしてくれる。


「ちがーう!!はあはあ、そこはじかでしょ」


限界を超えているはずなのにことエロに関しては限界なんて関係ない。


「えぇっ!?じかなの?」


「そうなの!わたし死んじゃうよ!」


「わかった!先生抱きしめるね」


パサッ


布団がまくられる。


(きたー!ついにきたー!保健の先生の直ハグ。たとえ高熱でも転生してよかった......)


ぎゅっ


先生が俺を抱きしめてくれた。


柔らかい、全てが柔らかい感触だ。

おっぱいもぼよんぼよんしている。

これで高熱じゃなければ最高なのに。


「あ〜、たまらん......はあはあはあ」


俺は先生をぎゅっとした。


「きゃっ!」

先生が急に飛び退いた。


「ちょっとまりちゃん、急にお尻触らないでよ」


「はあはあはあ」

この荒い息は両方の意味だ。

高熱でしんどいのと先生に興奮したのと。


「ごめんなさい、手もおぼつかなくて」


俺は先生に手を差し伸ばす。

もちろん意識が朦朧としていることを理由に触りたいからだ。


「きゃー!」

俺は先生のおっぱいに手を当てた。


「何するの!まりちゃん」


「はあはあはあ、はあはあはあ」

この荒い息はエロではない。本当に限界がちかづいてきたようだ。


「あれ?まりちゃん、顔が真っ赤だよ!」


間違いない!先生のハグとお尻とおっぱいが俺の熱をより高熱にしたに違いない。


「ちょっともう一度、熱、測るね!」


俺はもう返事をするのもしんどい。


ピピピッ、ピピピッ


「40度!! まりちゃん大丈夫?」


「は、はい、なんとか.........」


「この高熱じゃ仕方ない!坐薬入れましょう」


(え?坐薬??)


俺は先生にひっくり返されて四つん這いにされる。


「まりちゃん、ちょっとの間、頑張ってね」


(おいおい、なんて格好してるんだ俺は)


「まりちゃん、下着下げるね」


ペロンッ


四つん這いになりスカートは捲し上げられて

パンティはズリ下げられている。


(んん〜!めっちゃたまらん。

こんな恥ずかし目、最高じゃないか。

高熱で何もできないけど美人な保健の先生にあわれな姿で坐薬を入れられるなんて

今日は神回じゃないか)


「えっ!?」

綾瀬先生の驚きの声が聞こえてくる。


「せ、せんせい... どう、した、の?」

俺は出ない声を振り絞り全力で確認する。


「ごめんごめん、まりちゃんのお尻とあそこがあまりにもピンクで綺麗すぎて」


(なんだその新情報は!俺が見たいんだよ。その光景。女の人がみて驚くほど綺麗なあそこなのか?ん〜、たまらん。が見れないのが残念すぎる。それよりもまずは俺が限界を超える前に究極のドMプレイ、坐薬プレイだ)


「じゃあ、まりちゃん力抜いてね」


先生が俺のお尻を拡げる。

先生は左手でお尻を拡げて右手に座薬をもっている。


お尻の穴を見られているだけでも興奮がものすごい。

これでお尻の穴も触られるようなら俺は絶頂を迎えるだろう。


お尻に坐薬by保健の先生という最高のシチュエーションをここで経験するまでは倒れられない。

意識が朦朧としながらも限界を迎えつつある自分と戦い続ける。


「まりちゃん、入れるね」


ついにきたー!男子が一度は経験してみたい女子によるお尻坐薬注入。さあ、はやく!


「まりちゃん、力抜いてね。お尻の穴がギュッとしてる」


しまった!興奮のあまり力が入ってしまっていたようだ。


「まりちゃん、頑張って力抜いてね」


「うん、はや、く....」


「うん、入れるね」


「せ、んせ、い......は、や、く」

(焦らさ、ない、でぇ..........)


………………バタンッ...............


「まりちゃん!まりちゃん!

 大丈夫? 大丈夫......!?」


俺は高熱と興奮に耐えかねて気絶してしまったようだ。まさかの気絶に最高のシチュエーションを台無しに。


(あぁ、せっかくの神回がおわた......

 確変よ.........来てくれ…………)





………………………………………………


あとがき


第6話、一朗にとっての神回はいかがでしたか?


ここにきてようやくおっぱいは触れた一朗。

高熱のこの展開、確変を期待しましょう。


☆レビューと♡応援を引き続きよろしくお願いします( ´∀`)


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る