第2話 女子トイレの個室ですることは1つ

指先にかかるパンティ。


(ひも!?ひもなのか?この感触は......)


ええい!パンティをズリ下ろす。


ぐふっ、


まっさらな純白にクラクラする。


(あれ??ひもの感触があったのにひもパンではないぞ)


星野まりが履いていたのは何のデザインもレースもない真っ白な普通のパンティだった。


身体は女体だが心はおっさん。

感性はおっさんのままだから普通のパンティでも興奮してしまう。

星野まりの何の変哲もないパンティでも

俺の股間はもう爆発寸前だ!


爆発寸前。


爆発寸前........


爆発寸前??


ない! おれの相棒が! 長年俺に連れ添ってくれて唯一の友が......


俺はもう興奮できないのか!?


いや、ちがう。

さっきの純白のパンティで興奮はしていた。

脳みそは男のままだ。



俺の相棒シーズン1の男の子はもういないが

新しい相棒シーズン2の女の子とはどんな相性なのか。


まずはおしっこだ!

そう、俺はおしっこがしたいのだ。

決してやましい意味ではない。

これからのために確認しておく必要があるのだ。


おしっこをするために便座に座る。

人生ではじめてスカートをめくって持ち上げた。


スカートをめくって持ち上げるだけでも

無性に興奮してしまう。


相棒シーズン1がもうここにいないことだけが

悔やまれる。だが仕方ない。

いまはまさにシーズン2の初日だ。


あっ。出る......


ジョロロロロロロロロ


やっぱり気になる。

おしっこがどこから出ているのか。

どんな風に出ているのか。


これは自分の身体の確認だ。


はじめての女性のおしっこシーンにドキドキと興奮が止まらない。


ジョロロロロ


スカートをおなかの方に押しつけて前屈みになる。


(見える、もうすぐ見えるぞ!)


「えっ!!!」


ジョロロロロロロロロロロ......


(見えない!モザイクがかかっている!)


今度は股を大きく開いてさらに前屈みにのぞき込む。


(みえない!!やっぱりモザイクだ)


局部は完全にモザイクがかかっている。

大事な部分だけだ見えない。


(おっぱい、おっぱいは!?)


慌ててシャツのボタンを外す。

ブラもパンティとおそろいなのか全くデザインのない純白だ。

そんなことよりもおっぱいだ。

まりの乳首をみたい!


はじめて外そうとするブラのホックがなかなか外れない。


まりのおっぱいは巨乳だ。

胸の膨らみは感じる。


パチン!


外れた!


ゆるんだブラをずらして上からおっぱいを見つめる。


あれ?あっれ?あれあれ?


(見えない!またモザイクだ!

 おっぱいの膨らみさえ見えない)


「うおぉぉぉぉぉ!!」


男のロマンである女性のあそことおっぱいが全く見えない。

見事なまでに大事なところをしっかり隠すイミフなモザイク。


お、おしりは??


スカートの裾を前に回して無理矢理お尻を見る。


(見える!見えるぞ!)

真っ白な小ぶりなかわいいお尻が見えた。


(おおぉ!生尻だ)

ようやく一つ夢がかなったがむなしかった。


でもこれじゃない。


せっかく女子高生になったんだからもっと楽しみたい!


なんなんだ!あのモザイクは。


(携帯だ。スマホだ)

俺はスマホを取り出してえっちなサイトを閲覧する。

問題はすべてにモザイクがかかるかどうかだ。

洋物のサイトにアクセスだ。


(見える!見えるぞ!細部まで。あそこにおっぱい、全部見える)


よし、もう一度この女体でチャレンジだ。


(......見えない......やっぱり見えない)


ショックだ......せっかく女子高生になったのに大事なところにモザイクがかかって全く見えない。


これから俺はどうやって性欲を満たせば良いんだ!!


はっ!? 072は男の子だけではない。

女の子もするはずだ。


それも女子トイレの一番奥の個室。

これは学校モノ、職場モノのお決まりパターンだ。

俺の相棒シーズン1では何度もお世話になったシチュエーションだ。

女子高生でも大学生でもOLでもみんなが大好き女子トイレの個室。

机の角が飽きた女性は、次がトイレだ。

そう、俺にはそれをするだけの知識が人一倍ある。


(これはおしっこやおっぱいよりももっと興奮するやつではないか?)


俺は便座に腰かけて足を開く。

星野まりは人差し指派か中指派か?もちろんどちらかわからない。


今まで見てきた数多くの動画を鮮明に思い出す。


(中指だ。中指が多かったはずだ)


おれは右手の中指を星野まりのあそこにもっていく。

下の毛はモザイクがかかっていて見えない。

しかし下腹部に触れたときは感触があった。

これならあそこも感じるに違いない。


ドキドキ、ドキドキ。

初めての経験に鼓動が鳴り止まない。


もうすぐ触れる.........


バチンッ!


「イタッ!」


指先に電気が走る!

静電気の痛いやつだ。


緊張しすぎて乾燥していたのか。

激しい静電気にぶつかってしまった。


もう一度チャレンジだ。


バチンッ!


「痛っ!」


また静電気だ。

もしやこれもなにかに遮られているのか?


痛みを我慢してもう一度触ろうとするが

指がはじかれる。


「なんだ、これは...... なにもできないじゃないか。

 こんなの生殺しだ。こんなことなら転生したくなかった。

 俺はどうすればいいんんだ.........


 もういい。もう帰ろう......」


神様のくれたご褒美だとおもっていたが

なにも楽しめないこの身体に心が折れてしまった。


(そういやカバンの中に手帳が入ってたな。

 住所もわかるしとりあえずは自宅に帰るとしよう)


脱いでしまっていたパンティーを履こうとする。


(ちょっとまてよ。男はおしっこした後に

 ティッシュで拭くことはないけど女性はマストだったな。

 さすがに湿ったままパンティを履くのは嫌だな。

 静電気が痛いだろうけど我慢して拭けるだけ拭こう)


カラカラカラ

心の折れてしまった俺はそのまま手が電気で痛くなることを想定してあそこを拭いた。


(バチン!?としない......、拭ける、拭けるぞ)


あそこの割れ目にティッシュを這わせる。

全く性的に感じることはない。

それでもティッシュで女性のあそこを拭いているという動作だけでものすごく興奮する。


新しいティッシュを取り出してもう一度拭いてみる。


(拭ける!これは興奮する!そうだ。自分で性欲を処理することはできないけど

 性欲を持つことはできる。男としての性欲がなくなったわけではない。

 これだ。これを楽しめばいいんだ。

 俺はこの身体を使ってこれからいろんな女子高生の女体を見て楽しめばいいんだ)


俺は自分の身体では楽しめないけど他人の身体なら楽しめるかもしれないと希望の光を見いだした。


そして自宅に帰ると星野まりの家族は3人姉妹だった............



…………………………………………………………………


あとがき


第2話はいかがでしたか。

ちょっとハードでしたが大事な部分はモザイクになっています。

これからイチローができる範囲で男としての性欲を満たそうと

頑張ります。


そんなイチローを応援してくださる読者の方は

ぜひ☆レビュー評価もしくは♡応援をよろしくお願いします。












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