第3話 妹ゆりと一緒にお風呂
「まり姉、おかえりー」
家に帰ると最初に声をかけてきたのは妹のゆりだった。
「ただいま〜」
なんだ、妹のこのかわいさは。
妹キャラゲーの主人公のようなかわいさだ。
「まり姉、今日は早かったね!
ご飯にする?お風呂にする?
それともあ、た、し?」
推定中3女子、未だ未発達な胸を一生懸命、両腕で挟み込もうとしている。
「ぐはっ!」
やばい、鼻血が出そうだ。
かわいすぎる。
「まり姉!大丈夫?どうしたの?」
「いや、思いのほか、破壊力がすごくて
俺には刺激が強すぎただけだ」
「おれ??なんかおっさんぽいよ」
(しまった!あまりのかわいさに素になってしまった)
「おほほほほ、最近おっさんと絡むこと多くてうつっちゃったかな」
「なんか話し方も雰囲気もいつもと違うね?
まり姉。せっかく一緒にお風呂はいろーと思ってたけど今日はやめとこうかなぁ」
(なに!?そんなご褒美シチュエーションがあるのか?)
「そんなことないよぉー、いつものお姉ちゃんだよ〜。お風呂一緒に入りたいな〜」
「なんか気持ち悪い。やっぱやだ」
「そこをなんとか!お姉ちゃん、どうしても今日は一緒に入りたいの。お願い!」
「まあ、そこまで言うなら仕方ないなぁー。
ご飯食べる前に一緒にはいろー」
「あっーざーす!」
俺は気付いたら深々と頭を下げていた。
(ついに生女体だ。モザイクがかかってなければ完璧だ。これは俺にとっての死活問題だ。
全ての女子にモザイクがかかってしまうなら俺はもうこの世にいる意味がない。逆にモザイクがなければ俺はこの世を思う存分堪能できる。そう!これが新しく転生した先での成功を占う分かれ道だ)
「えっ!?お姉ちゃん、あーざーっすって昭和か?ていうかやっぱおかしいよね」
「おかしくないよー。ちょっと今度の役どころが.........」
「なる、たしかにドラマやってんもんねー」
「そうそう、そうなのよ。だから仕方ないのよ」
「わかったー、じゃあ、部屋に荷物置いておいでよ。わたし先にお風呂はいってるねー」
「ガハッ、たまらん」
想像しただけでおっ勃ちそうだ。
だが俺にはもうブツがない。
目に焼き付けることが俺の性欲だ。
「ん?た、たまらん??」
「いやー、ちがうよ。お風呂からのご飯はたまらんなーなんつって」
「もうおっさん言葉やめてよね。ばりきもだよ」
「ごめんね。もうすぐドラマ終わるから、それまで役作りで変でも我慢してね」
「もうすぐ終わるって朝ドラだから年間じゃないの?」
(まじか!朝ドラなのか。それはまだあと半年以上はあるじゃないか)
「うーんと、おじさん言葉使う収録はそろそろ終わりかなーと」
「ふーん。まあ、いいけど。じゃあ、先入ってるねー」
2階に上がるとまりの名札が扉についていた。
ここが星野まりの部屋!
ガチャ、パタン
かわいい。大きな熊のぬいぐるみがある。
これがアイドルの部屋!
これが女子高生の部屋!
ベットへダーイブ!
くんくんくんくん、
めっちゃいい匂いがする。
たまらん!
匂いだけで逝ってしまいそうだ。
すぅーー、すぅーー。
ベットに顔を埋めながら思いっきり星野まりの匂いを吸い込む。
ダンスだ!
あそこには星野まりのえっちな下着が入っているはずだ。
恐る恐る引き出しを開けた。
(えええー!ざんねんだぁ)
下着は全て純白でデザインはなし。
今履いているパンティーやブラと全く同じだった。
(星野まりは下着に興味ないのか??全て同じって。がっかりだ。ってその前に早くお風呂行かなきゃ)
俺は小学生が履いててもおかしくない下着とブラを持ってお風呂場に行く。
ついにきたー!JCの生裸が拝める日が来るとは。
意気揚々と脱衣所の扉を開ける。
いない!
まあ、仕方ない。俺がまりの部屋で時間をかけてしまったからだ。
でもお風呂場にゆりはいる。
鼻歌が聞こえてくるからだ。
ごくりっ、脱衣カゴにゆりの下着が埋もれているのが見てとれる。
これは確認せねば………
そーっと、そーっと、カゴの中に手を入れる。
(きたーーー!なんてかわいい下着なんだ
薄いピンクの花柄のパンティーだ。JCなのになんなんだ、このエロいのは。
やばい。完全に勃ってしまう………感覚はあるのに股間に現物はない。オカズにしたいのにできない。このジレンマが俺を苦しめる。
でも仕方ない。楽しむことはできる。楽しもう。そう、俺はニートの変態だ。このチャンスを堪能しよう!)
俺はおそるおそるパンティーを鼻に近づける。
JCのパンティーの匂い、どんな匂いなんだろう。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ
はぁーーー、
大きく息を吐いてー、さあ吸うぞ!!
「まりねぇー、いるのー?早く入っておいでー、うちのぼせちゃうよー」
ゆりの声がお風呂の中で反響して聞こえてくる。
パサっ
一瞬でカゴの中に何事もなかったかのようにゆりのパンティーを戻した。
ドクンドクンドクン
悪いことをしている認識はある。
そして生の女の子のパンティーを触ることも初めてだった。
悪いことをしている自覚で胸が締め付けられて苦しい。
「お、お姉ちゃんも、もうすぐはいれるよー」
そうだ!この扉の向こうには生身で裸のJCがいる。パンティーよりももっと素敵な生身の裸体だ。
俺は急いで服を脱ぐ。
ゆりのかわいい下着と違ってまりの下着は小学生かと言わんばかりの下着だった。
服を脱いだ裸の身体が洗面の鏡に映る。
(はぁー、裸だけど肝心なところはモザイクが掛かってはっきりと見えない。これじゃ、男子の身体と同じに見えるし………)
自分の身体にがっかりしながらも扉の向こうにいるゆりの身体に期待をする。
ガチャ
ついにJCの裸だ!
………………………………………
あとがき
第3話はいかがでしたか?
作者の励みになりますのでここまでで面白いなーと思っていただけたらせび
☆レビューと♡応援をよろしくお願いします♪
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます