P.41
「 なっ…!!?
ゆ、ゆ、幽霊………だと!?
……………れいっ!!!
お前、またそんな虚言をっ…… 」
“クソオヤジ” は………
…………爆発寸前のようだ。
しかし、その時だった………
「 …………みのりん、
幽霊だったんだ……………。
でも………… でもっっっ!!
みのりんはっ…………
れいの “お友達” だからっ……
助けてあげなきゃっ…!!!
お父さんっっっ…!!!
………………もう、
お外で遊べなくてもいいっ…!!
………………もう、
お友達に会えなくてもいいからっ…
みのりんをっ………
みのりんを助けてあげてっ…!!
………このドアの向こうでねっ、
みのりんが倒れてるのっ!!
お願いっ、お父さんっ…!!
信じて! ウソじゃないの!! 」
れいは、泣きながら………
“クソオヤジ” に………
……………すがり付いた。
すると……………
「 …………れ、れい………
お……お、お前…………… 」
“鬼の形相” と化していた…
クソオヤジの表情が………
…………明らかに変わった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます