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「 うわぁ~~~~~っ!!
高ぁ~~~~~いっ!!
こうやって、お手手を広げるとっ…
鳥さんになったみたぁ~い!!
アハハハハハァ~~~ッ!! 」
れいは、既に…………
高さ3m程のジャングルジムの…
“天辺” にいた。 そして………
そこで、両手を広げて笑っている。
「 ハァッ… ハァッ……
し、しかしっ、れいちゃんって……
元気いっぱいだねっっっ………
れいちゃんのっ…………
“楽しそうな顔” 見てるとさっ、
みのりん、すんごくっ………
………元気もらえるよっ!! 」
“お友達” の心配は………
自分だけで十分だ…………
僕は、そんな風に思っていた。
活発で…………
笑顔を絶やさない、れいに………
“お友達” がいないワケがない。
僕はそう感じていた…………。
だが、その時だった。
れいの “表情” が徐々に………
変化してゆく………………
…………とても寂しげな顔に。
すると、れいは……………
目に涙を浮かべながら僕に言った。
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