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この時、僕は………
完全にパニクっていた………。
( ちょ、ちょ、ちょっと待てよ……
こ、この…………
“四つ葉のクローバー” がっ……
……………あ、あるって事は、
夢じゃない………よな………
で、でも…… そうなると………
俺は、一体………………
どうやって家の中に入ったんだ?
………………くぅっ、
思い出せない………………
何がどうなってんだ……………
………………でも、
俺は確かに…………………
『れい』 という女の子と………
話をしていた…………… うん、
それだけは間違いない…………。
記憶が途切れ途切れで曖昧なのは…
やっぱり……………
『薬』 のせいなのか………… )
大の字になったまま………
こめかみを押さえた………
まさに、その時だった…………
「 みのりぃ~~~…………
あそび~~~…… ま~… 」
僕はソファーから飛び起きた。
( んあぁっ…!!
こ、この声はっっっ………
………れ、れいちゃんっ!!? )
そう思った瞬間だった………
気がつくと僕は…………
いつの間にか “外” にいた。
この時僕は……………
何故か “曖昧な記憶” という事と、
次々起こる “不可解な現象” で
震えが止まらなくなっていた。
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