P.5


 「 ………ん?

   ちょっと待てよ……………、


   この “定期券” ……………


   乗車期限………………


   切れてんじゃねーかよっ…!!!


   しかもっ、6日も前にぃっ!!



   ……………あ、あの茶髪ぅ、


   キセルしてやがったなぁぁぁ………


   めっちゃ悪ぃ~ヤツじゃんか!!


   んあぁ~~~、もぉっ…!!


   最悪だ…………………


   完全に無駄な行動だったぁぁぁ…


   なんか、もぉ~、今日は………


   どこへも行きたくなくなった!


   気分悪いわっっっ…………… 」



    やはり、自分の………


   “ファーストインスピレーション” …


   ……………というヤツを、

   信じるべきだった……………。



    “JK” のせいで………

   著しく気分を害した僕は………


   コンビニへ行くのをやめた。


   そして、即刻…………


   潮ハイツ(アパート)に戻る事を…


   …………決意したのである。

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