第二回AI短編小説コンテスト用プロンプト

良さそうな結果が出るまでAIのべりすとで何回か出力し、良かったものを加筆修正して利用。そのまま使えそうな文はそのまま使いました。


以下は、同一の入力に対して複数回AIのべりすとで出力して、その中で一番良かった、参考になった出力結果を記載しています。一応物語の順番通りに並べてあります。


入力文の書き方について:AIのべりすとに小説の冒頭から全文入力に渡しているので、ここでは冗長になるのを避けるため(前略)で省略し、入力文の終わりの方の文のみを記載しています。



AIのべりすと

ーーー1章ーーー

【入力】

(前略)

そのうちの一人がスーパーの袋から玉ねぎを見つけて高々と掲げながらせんげんする。

「へへへ、コイツをとことん剥いてやるぜー! どこまで小さくなるか確かめてやる!」

「やだよぅ……かえしてよぅ……!」

「やめなさい、君達」

その時、誰かがボクたちに近づいてきた。

みんながそっちを向く。


《出力》

そこには一人の男の子がいた。

背が高いけどまだ小学生くらいに見える。

でも、その子にはすごく大人びた雰囲気があった。

逆光になって顔はよく見えないけれど、なんだかとてもカッコ良く見えた。

「なんだぁ? おまえ?」

「邪魔すんなよな、今いいところなんだからさ」


~~~~~~


【入力】

(前略)

その時、誰かがボクたちに近づいてきた。

みんながそっちを向く。

そこには一人の男の子がいた。

話し方は大人っぽいけど、背はボクより少し高いくらい。


《出力》

短い黒髪の上に帽子をかぶっている。

黒いシャツを着て、下には紺色の長ズボン。

そして何より目を引くのはその背中にある大きなリュックサックだった。

彼はゆっくりとこっちに歩いてくる。

するとリーダー格らしい一番背の高い子が前に出た。

「なんだぁ? お前?」

その子がすご


~~~~~~


【入力】

(前略)

でもね、それでもね、そうであってもね、私は君達のような人間を見るとイライラするんだよ。君達のような意味のない攻撃性を撒き散らしているだけの人間を見るのが我慢出来ないんだ。いや、存在そのものを許せないと言った方がより正確かな。おいおい、何をそんなに惚けた顔をしているのかな? わかりにくかったかい? この程度の


《出力》

言葉を理解することもままならないほどに頭の出来が悪いのかい? いや、違うだろうね。これはあれだな、私の言い方が悪かったのだろう。君達、もしかして日本語がわからないのではないかい? ああ、なるほど。それは失礼した。それならば仕方ない。私も鬼ではないからね、一から十まで懇切丁寧に説明してあげるとしよう。まず


~~~~~~


【入力】

(前略)

それがなんなのか気づいたいじめっ子たちはぎょっとして後ろに下がる。

「て、てめぇ、なんだぁ! その物騒なもんはぁ!」

「これは折りたたみナイフと言ってね、小型で持ち運びに便利な代物だ。


《出力》

主に果物の皮を剥いたりするのに使うことが多いが、こうして武器として使うこともある。刃渡り十センチほどで、重さは十グラム前後といったところだろうか。これで人を刺すこともできるし、皮膚を切り裂くことも可能だ。そして何より頑丈でね、鉄パイプよりもよく切れる。だからこんなもので切り刻まれても文句は言えない


~~~~~~


【入力】

(前略)

「て、てめぇ、なんだぁ! その物騒なもんはぁ!」

「これはカッターナイフと言ってね、


《出力》

主に紙を切るために作られた文房具の一種だよ。ほら、刃の部分をよく見るとギザギザしているだろう? これが紙を綺麗に切り落とすための工夫というわけさ。ちなみに言っておくけれど、これで人を刺しても人は死なないよ。そんな簡単に死ぬような生き物だったら人類はもう少し謙虚になっていたんじゃないかなと思うくらいだからね


~~~~~~


【入力】

(前略)

「これはカッターナイフと言ってね、主に紙を切るために作られた文房具の一種だよ。見たことはないかな? 


《出力》

ほら、ここに刃があるだろう? これをこうして……」

彼はそう言いながらカッターの刃を出すと、自分の腕に押し当て、そのまま横に引いていく。

腕からは赤い液体がぷっくりと盛り上がり、やがて滴り始めた。

「うわあぁぁっ!? 血ぃぃぃ!?」

「そ、


~~~~~~


【入力】

(前略)

さあ、前口上は終わりだ、そろそろ始めよう。会話を始めようじゃないか。前虎後狼心労焦燥、全てに牙を剥く会話を」


《出力》

そう言って、カッターを持った手をだらりと下げた姿勢で一歩前に踏み出す彼に向かって、いじめっ子の一人が叫んだ。

「お、おい待て! おめぇ、まさか本気じゃねえだろうな!? そんな危ねぇモン振り回しやがってよぉ!」

「……危ない? ああそうか、君達には危険に見えるんだね。なるほど、それはよかったよ


~~~~~~


【入力】

(前略)

「子供の喧嘩に刃物を持ち出すのはみっともないことこの上ない」

手っ取り早くはあるけれどね、と自虐的に呟いて、それからボクの方を向いた。

「君は真似しないほうがいいだろうね。刃物の携帯は


《出力》

法律違反だ。下手をすれば捕まってしまう。まあ、私が言えたことではないのだけれどね。でも君のような子供がそんな真似をしてはいけないよ。それは大人のすることだからね。だから君も、誰かを殴る時はグーでやりなさい。パーなんかじゃダメだ、せめて平手でやるといい。拳というのはなかなかどうして、痛いものだからね


~~~~~~


【入力】

(前略)

「ぅ……ぐす……な……なんでボクを助けてくれたの……? ボクなんか助けてもいいことなんてなにもないよ……?


《出力》

だってボク……いじめられてるし……みんなボクのこと嫌いみたいだし……だから……あなたもきっと……ボクのこと嫌いなんでしょ……?」

それを聞いて、その男の子はきょとんとした顔をした。

まるでボクがそんなことを言うのが信じられないとでもいうように。

「……なるほど、そういう考え方もあるのか……。いや、別に君を嫌っているわけではない


~~~~~~


【入力】

(前略)

「……自らが傷つかないために状況を受け入れる欠落、か。状況を受容してしまえば


《出力》

それ以上の苦痛もそれ以下の痛みも感じることはないから、傷つくこともないというわけだね」

「うん……」

そこでようやく、ボクの頭の中に色んなことが思い浮かんでくる。

今まで全然考えもしなかったような、色んな疑問とか困惑とか焦りとか不安とかがぐちゃぐちゃになって溢れかえってきて、


~~~~~~


【入力】

(前略)

「……自らが傷つかないために状況を受け入れる欠落、か。状況を受容してしまえばそれ以上の苦痛もそれ以下の痛みも感じることはないから、傷つくこともないというわけだね。しかしまだ未熟だな。上手く使いこなせていない。なるほど……」


《出力》

男の子は少し思案するようにしてから、おもむろに口を開いた。

「ではこうすればどうかな? 今この瞬間に世界は終わり、人類も滅んだとしよう。するとどうだろう? 君の目にはどう映るかな?」

ボクは少しだけ考えて、答えた。

「それはつまり世界が死ぬということだよね。世界には色んな人がいて、色んな


~~~~~~


【入力】

(前略)

「私は虎姿上虎心。小学五年生だ。虎命会話遣いを自称している。最も、これは自称でしかなくて自称以外の何物でもないんだけれどね」

「こめー……かいわ……?」

はじめて聞く言葉に


《出力》

首を傾げるボクを見て、彼は少し嬉しそうに微笑んだ。

「ふふ、そうか知らないのか。それは残念だね。じゃあ教えてあげようか? ああでも、君にはまだちょっと難しいかもしれないね……」

そこでふと何かに気づいたように顔を上げる。



ーーー2章ーーー


【入力】

(前略)

ボクは放課後になるとあの公園へ行き、そこで一年間、師匠に付き従った。

師匠に対する警戒心が薄れ、尊敬の念が増し、


《出力》

信頼を寄せるようになった頃、ちょうど一年くらい経ったある日のことだったと思う。ふとした拍子に、なんの脈絡もなく、本当に突然に、自分の能力に気づくことになった。


~~~~~~


【入力】

(前略)

同類。

類似。

相似。

合同。


《出力》

同じもの同士。

鏡に映った自分を見ているような安心感と、自分が自分でなくなるかのような不安感。

それを同時に抱いていた。

いやむしろ、後者の方が大きかったかもしれない。


【入力】

(前略)

『小学六年生男児、行方不明』と地方紙の片隅に小さく取り上げられただけで、


《出力》

その後一切の音沙汰がない。

まるで最初からそんな人間など存在しなかったかのように、新聞にもテレビにも、もう師匠のことは出てこないのだ。

師匠は消えてしまった。

ボクの前からいなくなってしまった。

ボクは一人になった。

これからどう生きていけばいいんだろう? 師匠はなぜ消えたのだろう? なにを思って、なに


~~~~~~


【入力】

(前略)

そんな予感がした。

そんな予想をした。

女の勘ってやつだ。


《出力》

そうして今に至る。

ボク達は森の中を探索する。

といっても、ボク達がいるのは既に山の麓近くであり、山の中腹まではまだまだ遠い。

つまり、まだ森に入ってすぐの場所。

まだ日は高い。

木々の隙間から差し込む陽光が、鬱蒼とした草木を明るく照らしている。


~~~~~~


【入力】

(前略)

ボクの後ろにいる模部くんは首を振って親指を立てた。彼はかなり寡黙な男の子だ。

ちなみにボク達は取巻姉妹、ボク、模部くんの順に一列になって探索している。

取巻ちゃんはボクの言葉


《出力》

を受けて、少し怒ったように眉を吊り上げる。

「ちょっと! 兎姿下ちゃんが誘ったんだからちゃんと探してよ!」

「ああ、ごめんね、取巻ちゃん。ほら、みんなで探さないと意味ないでしょ?」

そう言って、ボクは視線を周囲に巡らせる。

その時、風が吹いた。

枝葉


~~~~~~


【入力】

(前略)

やっと頂上に到着という、その時。

ざあっと。

風が。

風が、吹いた。

枝葉


《出力》

が揺れ動き、木の葉が舞った。

その風に煽られて、ボクの髪がふわりと揺れる。

その風に乗って、何かの匂いが漂ってきた気がした。

匂いというより、気配のようなものを感じたかもしれない。

その香りを嗅いだ瞬間、ボクの体は痺れたように動かなくなる。

ボクはゆっくりと振り返る。

そこには


~~~~~~


【入力】

(前略)

その香りを嗅いだ瞬間、ボクの体は痺れたように動かなくなる。

同時に、坂の向こうから何か大きいモノがガサガサと移動


《出力》

するような物音が聞こえてきて、ボクは視線をそちらに向けた。

それは茂みを突き抜けて姿を現した。

そこに現れたのは、巨大な虎の姿。

虎といっても、動物園にいるようなものとは全く違う。

体長二メートルくらいはあるだろうか。全身が青みを帯びた黒色の体毛に覆われていて、顔には琥珀色の眼が光っている。口元からは


~~~~~~


【入力】

(前略)

「ヨっちゃん…!? ど、どうしたの、大丈夫……!?」

お姉さんは力を振り絞り、自力で


《出力》

立ち上がって慌てて駆けていく。そんなお姉さんの後を追って、ボク達もまた走り出した。

走る度に強くなる異臭。

嫌な予感がする。

いや、嫌な予感しかしない。

それでもボクは走った。

恐る恐るといった足取りでゆっくりと進むお姉さんの背中を追うようにして、ようやく追いついた時。

そこには目を疑う光景があった。

まるで


~~~~~~


【入力】

(前略)

反応する間もなかった。

対応する間もなかったんだろう。

棒立ちになっているお姉さんに飛びかかったそれは、


《出力》

次の瞬間には彼女の首筋に牙を突き立てていたからだ。

「……っ!?」

お姉さんは声にならない悲鳴を上げてその場に倒れた。首筋からはドクドクと血が流れ出ている。

ボクは動かない体を無理やり動かして、何とか視線をそちらに向ける。するとそこには――虎がいた。

いや、正確に言うならば、虎のような姿をしたナニか、だろうか


~~~~~~


【入力】

(前略)

ボクとすれ違う瞬間、模部くんは手を伸ばす。

ボクを引っ張ってくれるつもりだったんだろう。

でも、


《出力》

ボクは動けなかった。

虎の姿を見た瞬間に、金縛りにあったように全身が硬直していた。

模部くんがボクの腕を掴む前に、虎がボクに向かって飛びかかってきた。

「あ――」

ボクは、ここで死ぬんだ。

そう思った。

そうとしか思えなかった。

死を覚悟した。

走馬


~~~~~~


【入力】

(前略)

でも、模部くんがボクの腕を掴む前に、虎が彼に向かって飛びかかった。

お姉さんと同じように、深々と


《出力》

首に噛み付く。

模部くんは虎を引き剥がそうと暴れるけれど、虎の顎の力の方が強くて抜け出せない。

やがて、模部くんは動かなくなった。

虎は満足そうに喉を鳴らす。そして、次はボクを見た。

虎は、ゆっくりとこちらに歩いてくる。

ボクを食べるために。

逃げなきゃいけない


~~~~~~


【入力】

(前略)

やがて、模部くんは動かなくなった。

最期まで一言も発しないなんて、


《出力》

本当に寡黙な人だ。

いや、違うか。一言発する時間すらなかっただけなのかもしれない。

そんなことをぼんやりと考えている間に、虎はもうボクの方を見ていた。

ああ、なるほど。だから逃げなかったのか。

確かに逃げたとしても、どうせ追いつかれるだけだ。

それなら少しでも抵抗する方がマシかもしれない。

それに、この



ーーー3章ーーー


【入力】

(前略)

「思い当たることはある。思い至ることなら幾ばくかある。つまりだね、これは業なんだよ。私は自身を守るために他者に牙を剥き続けてきた。


《出力》

だから、そのツケが回ってきたんだ」

「なるほど」

「いや、納得されても困るんだけどね」

「あはは、ごめんなさい」

ボクと師匠は笑い合う。まるで、昔に戻ったみたいだ。


~~~~~~


【入力】

(前略)

ボクの心臓が、自己主張するように脈打った。

「その子は私と似ていた。


《出力》

私によく似ていて、私より強い子だった。いや、強かったからこそ、あの子は私と同じ道を辿ることになったのかもしれない。とにかく、彼女は、兎姿下は私の鏡だった。彼女と過ごす時間は楽しかった。彼女が私を好いてくれたことも嬉しかった。私も、彼女を好いていたからだ。彼女と一緒にいるだけで、自分がまともな人間のように思えた


~~~~~~


【入力】

(前略)

「しかしこんな姿になってしまった今となっては、もう何もかも……」

師匠は自嘲気味に呟いて、


《出力》

悲しそうに目を伏せる。

そんな表情を見ていると心が痛かったけれど、それでもボクは嬉しかった。

だって、それは、つまり──。

「……嬉しいよ、師匠」


~~~~~~


【入力】

(前略)

師匠はボクがして欲しかった通りに、ボクの《会話》を褒めてくれた。

その言葉で、胸の中が幸福感でいっぱいになる。


《出力》

ボクは嬉しかった。幸せだった。

もうこれ以上何もいらないと思った。

この幸せな時間が続けばいいと思った。

けれど、唐突に終わりを告げる。

「あ、あれ?」

突然、世界が歪み始める。

まるで、テレビの映像が乱れるようにして。

ボクの身体はどんどん薄くなっていき、意識もまた遠のいていく


~~~~~~



以下は無料版ChatGPTで使用したプロンプトです。


ChatGPT

【入力】

あなたはプロのニュースキャスターが読み上げる原稿を作る感じのなんかそういう職業の人です。 以下の文章を修正箇所があれば修正して、実際のニュースのようにしてください。


 ……続いてのニュースです。今日未明、G県N市郊外の山林で、付近に住む小学生四人の遺体が発見されました。亡くなったのは、小学四年生の兎姿下一途ちゃん、模部史塗雄君、取巻湖朗寿米ちゃん、小学五年生の取巻湖論頭香ちゃん、の四人です。  そのうち一途ちゃんは遺体の損傷が激しく、死後、暴行を受けた形跡もあり、警察は詳しい状況を調べています。また、そばには両腕と腹部が噛み千切られた虎が死んでおり、事件との関連を――


《出力》

お伝えいただいた原稿を以下のように修正いたします。

「続いてのニュースです。本日未明、G県N市郊外の山林で、付近に住む4人の小学生の遺体が発見されました。犠牲になったのは小学4年生の兎姿下一途さん、模部史塗雄君、取巻湖朗寿米ちゃん、そして小学5年生の取巻湖論頭香ちゃんです。 特に一途さんの遺体は激しい損傷が見られ、暴行を受けた形跡も確認されており、警察は現場の詳細を調査しています。また、近くには腕と腹部が噛み千切られた虎の死体も発見されており、この事件との関連性を調査中です。」

修正点:

* 小学生の名前の表現を改めてフルネームに統一しました。

* 文章の流れをスムーズにするため、修飾語の位置を調整しました。

* 事件と虎の関連性について、「調査中です」と追記しました。

ただし、重大な事件や悲しい出来事を題材にした文章となりますので、適切な配慮と敬意を持って扱われることをお願いいたします。

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虎命会話(こめいかいわ) バークシー @09sea

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