第2話

昨日と同じようにマッチングアプリの通知で起きた

だが、今日は休みだということを思い出し二度寝をしようとしているときだった

またtwitterからの通知だ

『私のことを覚えていますか?中高と同じだったんだけど』

昨日と同じ人だが状況が違う

誰だ?そう思ってプロフィールを開いてみる

神代奏汰(かみしろ かなた)

そう書いてあった

もちろんこの名前は知っている、だって僕の初恋であり中高ずっと好きな人だったからだ

そんな漫画みたいな展開があるかと衝撃を受けたが、興味が湧いたので彼女からのDMに

『覚えています!僕を覚えてくれているなんて嬉しいです』

と返答しておいた


ピロンッ

しばらくするとまた通知が来た

気になってすぐ開いてみると

『同窓会を高校のみんなでやるんだけど真銀くんも来る?

 来るなら場所と時間教えとくね』

奏汰さんからの同窓会の招待

悪くはないな、暇だし断る理由もない

せっかくだし参加しとくか

『是非!行きます』

一応のため行くということは伝えておいた

「同窓会、来週の金曜日か」

近くにあったボールペンでカレンダーに同窓会と記しておく

ちょっとは楽しみだな…

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