第32話・称号と武器チート過ぎてワロタ


 ステータス、最後に俺の称号を見ていきますか。

 という訳で再度確認。


 称号

 【真実の眼】【熟練の鍛冶師】【発見者】【オーガスレイヤー】【ジャイアントキリング】


 称号は全部で5つ。

 1つずつ確認していこう。


 【真実の眼】・・・真実を知った者に与えられ称号・・・情報が解禁されていません。・・・情報が解禁されていません・・・・・・・・・・・・・情報が解禁されていません。


 ほぼ何も分からないじゃん。

 情報が解禁されていませんじゃねぇよ。

 完全鑑定の意味だろって、まあ、多分運営にとって都合の悪いナニカが書いてあるのかもな。知らんけど。というか探ったら頭痛くなるしやめとこ。


【熟練の鍛冶師】・・・熟練した鍛冶師に与えられ称号。鍛冶系統のスキルのlevelが非常に上昇しやすくなる。


 なるほどね、このスキルのおれかげで、鍛冶のlevelが5になってたのかな?納得納得。


【発見者】・・・素晴らしい何かを始めて発見した者に与えられる称号。この称号を保有することにより隠しステータス名誉が10上昇し、新しい物を発見しやすくなる。


 これが名誉のステータスが上がってた原因というか理由の一つか。

 つか、新しい物を発見って・・・言われてもなんだが。


【オーガスレイヤー】・・・オーガを一定以上殺戮するか、特定の条件を満たした者に与えられる称号。オーガ系統の魔物に対しての与ダメージが上昇し被ダメージが減少する。


 つまり、俺がオーガをスレイヤーすればいいってことか。

 これは中々に良い称号だな。


【ジャイアントキリング】・・・自分よりも格上の相手を殺した者に与えられる称号。相手が自分よりも強ければ強い程ステータスに補正がかかり、自分よりも強い敵を倒した際に獲得できる経験値量が大幅に上昇する。


 強いな。

 めちゃくちゃに強いな。

 格上に対してのステータス補正はもちろんのこと、経験値量の大幅上昇って・・・これのおかげでオーガを1対倒しただけでレベルが36も上昇したからな。

 

 これで、諸々の称号確認が終わったかな。

 名誉のステータス、称号を確認した段階だが、10しかないぞ?

 後5?は何処に行った?

 

 そういえば、称号、俺5つ持ってるよな・・・?

 もしかしてだけど?これって称号の数だけ名誉のステータスが上昇してる?


 ・・・・・・・・・


 可能性としては非常に高そうだな。

 というか普通にそうな気がする。

 何というか納得したわ。


 さて、これでステータスの鑑定も終わったし、武器の鑑定をしてみるか。


 オーガを一刀両断した、最強チート武器といっても過言ではない、この星3武器を。


 完全鑑定

 

【合成吸収合金法作成片手剣―――レア度☆☆☆】

 世界で初めて合成吸収合金法によって生み出された片手剣。

 奇跡的な配合と世界で初めて合成吸収合金法を生み出した神からのボーナスによる、本来では絶対にあり得ない程の強度と切れ味を獲得した。

 その強度はアダマンタイトに匹敵し、切れ味は片手剣でありながら名刀に勝るとも劣らないレベルである。

 仮に破損したとしても周囲の魔力を吸収して自動再生をする機能もある。

  

装備必要条件

剣士系統の上位職業以上である。

職業levelが50以上である。

攻撃力が1000を超えている。


装備時効果

攻撃力上昇+500

剣による与ダメージ2倍

切断特攻

切れ味維持

魔法切断



「うわ。エグ。強すぎるやん」

 思わず声に出る程強かった。


 というか強すぎた。


 まず、攻撃力の値が+500とかやり過ぎるがプルスウルトラしてるやろ。

 え?ナニコレチートですか?

 そんでもって、剣による与ダメージ2倍?切断特攻に切れ味抜群?挙句の果ては魔法切断まで出来ると。

 強い強い強い強い強い。

 強すぎるやろ。


 いやまあ。説明に初めて合成吸収合金法を使って生み出したからボーナスがうんたらかんたら書いてあるから、このレベルのものをまた作ろうとしたら至難の技だろうけど、この剣、自動再生ついてるし、この剣一本でええやんってなるわ。

 というか、ええわ。

 語彙力が馬鹿になりそうなくらい強いわ。


 まあでも、この装備をするのに必要な条件引くほどキツイし、俺以外に装備出来ないからな。

 合成吸収合金法を使って装備を作ったら俺のこの最強の星3武器とまではいかなくとも、装備必要条件でほとんどのプレイヤーが使えないだろうから、売るってのは難しいし。

 それに下手に売って、俺の武器でログアウト条件2の為のプレイヤーキラーが多発しても嫌だしな・・・。


 まあ、いいや、取り敢えず、この武器TUEEE、やったー!でいいや。うんそれくらいの感じが丁度良い。


 さてと、じゃあ、色々と鑑定終わったし、もう一回森に戻ってlevel上げに興じますか。

 

 俺はもう一度森の向かって走るのだった。

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