第30話・ぶっ壊れチートステータス

「取り敢えず、オーガをアイテムボックスに仕舞って、この場から逃げるか。今の音でたくさんの魔物に襲われたら嫌だからな」

 全力で走って森から脱出した。


 草原に戻ったら、辺りに魔物とプレイヤーがいないのを確認しつつ、ステータスの確認をする。


「ステータスオープン」

  

 名前 ユウヤ

 種族 ヒューマン

 性別 男

 職業 

 職業レベル 37

 HP 210

 MP 210

 攻撃力 21

 魔法力 31

 防御力 21

 俊敏 21


 オンリーワンスキル

 【死に戻り】


 キングスキル

 【戦闘王(1%)】


 特殊スキル

 【装備必要条件全解除】【完全鑑定】


 スキル

 【狂気】level1 【精神強化】level1 【扇動】level2 【大声】level1 【演説】level1 【鍛冶】level5 【集中】level3


 称号

 【真実の眼】【熟練の鍛冶師】【発見者】【オーガスレイヤー】【ジャイアントキリング】


 完全鑑定効果

 隠しステータス

 幸運 1

 魅力 1

 器用 32

 心眼 100

 名誉 15

 

 【業】・0―――中立―――


 残りステータスポイント 360

 残りスキルポイント 360



 まあ。うん。何というか強くなったな。

 というか待て待て待て、待つんだ。

 情報量が多い。多いんじゃ。


 まあ、いいや。一つずつ。そう一つずつ整理をしていこう。


 まず、ステータスからだ。職業レベル37、基礎ステータスは10上昇した以外変化が見られない、そんでその10の上昇は世界初の効果だから、レベルがあがったおかげじゃないと・・・


 となると、レベルが上がってもステータスは上がらないという感じか。

 これがデフォルトなのか、俺が職業を選んでないからなのか・・・分からん。まあ、ただ、その代わりと言ったらなんだが、ステータスポイントとスキルポイントがそれぞれ360ずつ入ってるから・・・問題はないかな。多分。


 つか、レベル1上昇につきステータスポイント及びスキルポイントの上昇幅が10であるということを考えれば、最初に貰えたステータスポイント100とスキルポイント100って相当に多かったんだな。

 取り敢えず、この360のポイントの使い道は一旦置いておこう。


 ステータスにおいてやっぱり気になるのは、隠しステータスだな。

 完全鑑定の効果によって表示されたこの隠しステータス。

 隠しステータスは6つ。

 幸運・魅力・器用・心眼・名誉、そして【業】と。


 幸運と魅力と器用に【業】は分かっていたが、まさかの心眼と名誉ってのがあったのか。

 心眼が100もあるってことは、俺がこの世界の真実である・・・なんだっけ?デスゲームともう一つ何かあった気がする?

 あれ?何だ、あれれ?でも俺それで100の隠しステータスを獲得したよな・・・。

 あれ?でもデスゲームにこの世界の真実、情報合わせればまた答えにたどり着いけるって、て、頭が頭が痛い。


 クソが、探るなってことか。


 そういえば記憶を消す方法出来たなこのゲーム。

 100%俺の記憶消されてんじゃん、ハア、まあしょうがない触らないでおくか。


 話を戻して、心眼のステータスが100もある件だ。

 隠しステータスはステータスポイント10消費して1あげることが出来る。

 これを考えれば心眼のステータスを100にするのに必要なステータスポイントは驚異の1000。

 レベル100で獲得出来るステータスポイントが1000であるって考えれば。

 まあ、うん。チートやな。

 

 あれれ?というか待て?おかしくない?

 俺の心眼のステータスって100だろ。

 世界で初めての称号獲得出来てないの?

 誰かは俺よりも先に心眼のステータス100以上にあげたとんでもない化け物がいるってこと?


 ・・・・・・・・・・


 え?

 ヤバくね?

 てことは何、もしかして俺が知らないだけで他にも俺の知らない世界の真実に気が付いた人がいるってことか?

 もしくは運営の手の者とか・・・


 あ、頭が痛い。


 クソがこれも探るなってか。


 オッケー、分かった探らない探らない。


 じゃあ、次は名誉15だ。

 これは・・・なんだろう?

 そのまんまで考えるならば、優れていると社会的に認められてることとか、そんな意味だったな。

 となると称号の効果かな・・・。まあ、多分そうだろう。

 これは後々称号で確認してみよう。


 さて、じゃあスキルの方を確認していくとしますか。

 

 


――――――――――――――――――――――


 毎日投稿したいので、一旦切って、投稿。

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