この度は企画ご参加いただきありがとうございます。
最初私はなぜ大学生が主人公に優しいか分かりませんでした。大学生が高校生である主人公に惚れたからなのか、それともまさか二人が兄弟か親戚なのか。
それほど二人の関係は自然で不自然でした。
父と同じたばこの匂いが心地よい。それだけ印象が変わってしまうのはきっと大学生と部屋が安らぐ場所になったのでしょうね。
最後には大学生の秘密が分かります。
これからも優しい部屋でいて欲しいと願うばかりです。
また機会があればよろしくお願いします。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
僕自身、むしろ短編しか書けない人間なので、このような企画に参加できて嬉しいです
また機会があれば是非
優しい隣人……一時の安らぎ
不幸の中にあった、一筋の光か、糸か───✨️
そんなふうに感じて、ただただ物語に飲み込まれておりました。
上の方のコメントで、なるほど、彼は未来の自分なのかもという読み解きも出来ますね、と改めて読み返してみたり。
心が死んで行く過程というのは……なんとなくですけど、同じ体験をしたことがある人ほど、そこに真実味と触感を感じるような気がします。
あたしの場合は、まだらに感じる手触りでしたけど……
僭越ながら、作者様の実体験ではないことを祈ってしまったりしました✨️
素敵な作品をどうもありがとうございます。
願わくば、作中の彼にも希望があることを願います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
何度も読んでいただき、光栄です。
これは僕の実体験ではないので安心してください!
想像のみで書いているので、描写が上手くないのは否めませんが……。
主人公に果たして希望はあるのか……天川さんの想像にお任せいたします
自主企画ご参加いただきありがとうございました。
とても自分好みの小説でした。特にいいなと思ったところが、下記で、
"右腕の同じところに丸い火傷の跡がたくさんあるのが、見えてしまった。
僕の今日つけられた傷にとても似ていて、さあと血が引いていく。"
痛々しい傷跡を見て、それが自分に優しくしてくれているお兄さんの、自分のために料理を作ってくれている腕であっても、瞬間的につい拒否反応というかギョッとしてしまうのがリアルな表現だなと思いました。
一方で、致命的な瑕疵というほどではないですが、気になった点が二つあります。
1. "僕は彼の胸の中でただただ泣きじゃくった。
そのまま眠ってしまったのだろう、目が覚めると僕は彼の布団の上にいた。"
上記が悪い意味で小説的な表現かなと思いました。こういう風に書くと展開が楽になるというのは分かりますが(自分もしばしばこういう書き方をしてしまうので)、実際に泣き過ぎて布団で眠るまでの記憶がないなんてことは泥酔でもしていない限りまあないかなと思います。
2.最後の部分で、"彼のいるベランダへと駆けて行った"とありますが、お兄さんはせいぜい数歩離れているくらいの距離にいるはずなので場面がちょっと想像し辛かったです。これが中盤とかであればそこまで気にならないですが、最後のキメの部分なので読者に余計な違和感を持たせる表現は避けた方がベターかなと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
引用しながらの説明、とても参考になりました。
1に関しては自分でも気になっていた点だったので、もう一度考え直してみたいと思います!
初めまして。
この度は『自作品への意見や提案がほしい方へ』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。
作品の方を拝読致しました。
考察の捗る短編という風に見受けられました。最後の一人称の変化をSF的に読むか、それとも単なる時間経過とするのか。その他、この隣人の存在そのものへの考察など。小説ならではの想像の余白が、上手く使われていた作品だと思います。主人公と隣人の距離感も絶妙で、お互いに完全に打ち解けているわけではない点が、個人的には興味深かったです。
気になった点は二つほど。
一つは描写について。短編なので細部への指摘は野暮ではあるのですが、やはり家庭内暴力の描写の希薄さは否めません。ステレオタイプな側面が目立ち、主人公の心理描写も同様に作り物感が表れています。隣人との出会いや交友を書くためには、この部分を踏み台にする必要があります。よって踏み台が綿密なものでなければ、あとの展開に綻びが生じてしまいます。本作は想像の余白を使った作品なので、全体の曖昧さを誤魔化せる反面、やはり分解して読み解くと粗さが残るのも事実です。
まずは、主人公の心理描写を掘り下げてみてください。現状では諦観や他人事に近い心理なので、ここに自己肯定感の低さを足すなど。本当に追い詰められた人間は、思考も行動も堂々巡りになります。その結果として自棄を起こしたり、間違った方向に救いを求めたりと。一概には言えませんが、その根底には自己肯定感の低さがあります。そうした被虐待児の心に寄り添った文章を書くことが、本作には求められるのではないかと思います。
二つ目は小説の基本ルールについて。これはWeb小説では順守する必要はありませんが、確実に作品の体裁が整います。特に小説に慣れ親しんだ人ほど、基本の守られていない作品を疎む傾向にあるので、よろしければ取り入れてみてください。いくつか簡単に紹介します。
・改行後の段落初めは一字下げる。
・「」内文末に句点(。)は不要。
・「」内文末を除き、感嘆符(!)や疑問符(?)のあとは一字空ける。
以上になります。
少しでも創作活動のお役に立てたのなら幸いです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
細かいところまで読んでいただき、しかも改善点まで指摘していただき恐縮です。
これからの創作活動に活かしていきたいと思います!!
自主企画【現実感のある作品集 Vol.03】に、ご参加ありがとうございます。
楽しく拝読いたしました☺
作者からの返信
お読み頂きありがとうございます!
楽しんで頂けて光栄です