彩詠譚

風羽洸海

金枝を折りて

エピグラフ



王の生命は、人々のために自然の運行を支配することで

王としての義務を果たす限りにおいてのみ、価値があるのだ。

              (金枝篇 第二部第一章)



……自然の運行がこの人間神の命に委ねられているとすれば、

その力がしだいに衰え、ついには力つきて死んでしまったら、

どんな悲劇的な結末が待ち受けているかしれないのである。

              (金枝篇 第三部第二章)




※引用元

『図説 金枝篇』東京書籍

フレーザー/著 内田昭一郎・吉岡晶子/訳






 

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