【用語解説】
【用語解説】
◆姫騎士
精霊と契約することで魔力を貰い、魔法によって悪と戦う美しき騎士たちのこと。
現代は姫騎士たちの活躍によって魔王が倒され、恒久平和が続く時代で、姫騎士が実戦投入される事例はない。
◆姫騎士デュエル
長き戦乱が終わり、行き場を失った姫騎士たちは、現在では姫騎士同士の戦いをショーアップした『姫騎士デュエル』に身を投じ、覇を競っている。
スター姫騎士ともなれば莫大な富と名誉が与えられる。
今やすっかり忘れ去られてしまっているが、当初の設立目的は、魔王の再来に備えて姫騎士の技術を継承するためである。
◆ゴッド・オブ・ブレイビア
ブレイビア王国の姫騎士デュエル・リーグのカテゴリ1、いわゆるトップリーグの名称。
世界最高峰の姫騎士デュエル・リーグと言われている。
全20チームが総当たりで戦い、最下位になると2部に降格する。
チームランキングと、個人ランキングがある。
◆ドラゴンキング・トーナメント
全姫騎士が参加する一発勝負の個人トーナメント戦。
竜王戦と呼ばれることも。
ジラント・ドラゴンと呼ばれる強大な邪龍を滅ぼした逸話に由来する。
◆ブレイビア王国
物語の舞台となる地域大国。
昔から姫騎士が生まれやすく、今も多くの姫騎士がブレイビア王国出身である。
姫騎士発祥の地とも言われている。
ローゼンベルクやフリージアといった名門姫騎士の家系がいくつもある。
◆姫騎士デュエル・マスタールール(統一規則)
・第1条 ガードアウトした姫騎士は敗北となる。
・第2条 ガードアウトした姫騎士を故意に攻撃してはならない。
・第3条 デュエルの続行が不可能となった姫騎士は敗北となる。
・第4条 事前に申請したマジックウェポンを1つまで持ち込むことができる。
・第5条 1対1で雌雄を決すべし。
第5条補足 ただしチーム戦、タッグ戦などは別とする。
・第6条 姫騎士道に基づくべし。
姫騎士デュエルは全てこのマスタールールに基づいて行われる。
◆姫騎士デュエルの3つの敗北条件
・敗北を認めて降参する
・気絶などで戦闘不能になる
・防御加護を削りきられてガードアウトする
上2つは当然として、最後の3つ目のガードアウト負けが姫騎士デュエルで最も一般的な負け方である。
◆ガードアウト
姫騎士デュエルのほとんど全ての試合は、このガードアウトによって勝負が決まる。
前提として、姫騎士は誰もが契約精霊の力を借りて、うっすらとしたオーラのような防御加護を展開することができるのだが、攻撃を過剰に受けると防御加護が一時的に消滅する。
これがガードアウト状態で、こうなると相手の魔法を防御することができないので、即座に敗北となる。
かつては審判が目視でガードアウトしているかどうかを判断していたが、現在はスクリーンに防御加護とリアルタイムリンクしたライフゲージが表示され、それがゼロになると負けとなる。
◆ライトニング・ブリッツ
ヤマトたちがいるチーム。
昨年2部を優勝して、今シーズンからゴッド・オブ・ブレイビアに昇格した。
しかしオフに金銭問題の不祥事が発覚して運営が困難となり、チームの姫騎士やスタッフが全て抜けて、オーナーもミューレに変更になっている。
◆バーニング・ライガー
ゴッド・オブ・ブレイビア5連覇中の最強チーム。
エースのアリッサ・カガヤ・ローゼンベルクは、史上最強の姫騎士の呼び声も高い。
◆フレースヴェルグ
ゴッド・オブ・ブレイビアで前年2位の実績を持つ強豪チーム。
エースはキャサリン・マオ。
ヤマトをクビにしたせいで、まさかの開幕戦黒星スタートとなる。
◆リューネ・フリージア
リュカのご先祖様。
ジラント・ドラゴン討伐戦に参加したほか、『魔力簒奪(マナ・スチール)』を呼ばれる凶悪な即死魔法を行使した天才姫騎士。
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