応援コメント

第7話 伊尹の歪み」への応援コメント

  • 伊尹というと、宮城谷昌光さんの「天空の舟」が頭に浮かびました。
    女の子!?というところで驚きましたが、清廉な性格などは、やはりなあという印象がありました。
    邑などの描写に古代の風を感じます。

    作者からの返信

    おお、天空の船を読んでいたのですね。この夏王朝の時代を題材にした小説が皆無に等しく。宮城谷さんの本は参考になりました。そして、此処までオリジナルに振り切っていいのかと感銘を受けましたね。
    また、伊尹の清廉な性格は大陸の未来を託す為に生まれました。竹書記年を除き、殆どの書簡で伊尹を聖人に持ち上げていますが。文字のない時代の人物であり、確かなことは殆どわからぬ人物です。ですが、これほどまで持ち上げられ、称えられたのは、やはり、後世の人々は王の側には、聖者と呼ばれる理想的な人物がいて欲しかったのではないかと思い。大陸に希望を託す人物として描きました。
    邑や竪穴住居は古代の雰囲気を感じていてほしいからですね。これより時代を調停します。啓編ではあくまでも一般層からの視点ですが。これより大陸を調停します。碧編では、上流層の視点なので。住んでいるところや見ている点が異なります。
    気が向いたときにでも読んでくだされば幸いです。