『ボウミルク』 ただのネコさん

〇作品 『ボウミルク』

 https://kakuyomu.jp/works/16818093082475211072

 

〇作者 ただのネコさん


【ジャンル】

 ホラー……ですが、苦手な方でも大丈夫です。(ホラーが苦手な私でも読めたので)


【公式自主企画】

「怖そうで怖くない少し怖いカクヨム百物語」参加作品


【作品の状態】

 1,000字ピッタリの短編・完結済。


【セルフレイティング】

 なし


【作品を見つけた経緯】

 カクヨムサーフィンしていて見つけました。


【ざっくりと内容説明】

「誤字なのか、自分の読み間違いなのか……果たしてどっち⁉」なお話です。


【感想】

 今回のお話は、個人的に興味深く読みました。私の作品を色々読んでくださっている方なら、きっとその理由を察してくださることでしょう……。


 さて、『ボウミルク』がどんな内容かと言いますと、販売されていた書籍に誤字があったというお話です。ですが、そう単純ではありません。


 この経験をされたのは、作者さんが子どものころ。


 タイトルにある『ボウミルク』というのが問題になっている言葉なのですが、一回目は間違いなく「ボウミルク」と書いてあったと記憶していたはずなのに、二回目に読んだときは別の言葉になっているのです。ですが、三回目に読んだときにはやはり「ボウミルク」になっていて、そのとき作者さんは穴が空くほどじっと見て確認します。


 ――やはり間違いなく「ボウミルク」だ。


 と思う作者さんですが……、さて、「4回目」はどうだったのでしょうか、というお話です。


 人が作っているものですから、出版されたものでも誤字などの間違いはあります。


 ただ、間違っていたとしても予測できるものならいいのですが、(例えば、「東京都に住んでいる人の数」という意味で、「東京都の人口」とするつもりが、「東京都の人工」となっていたとしても、前後の文脈でこれは「人口」だなと分かると思います)『ボウミルク』に登場するような内容は、ちょっと読み手を翻弄ほんろうさせてしまうといいますか、一番困るパターンの誤字だな……と思いました。


 さてさて、それがどういうことなのか、気になった方は読んでみてください。

 もしかすると、ご自身も体験したことがあるかもしれませんよ。


 今日は『ボウミルク』をご紹介しました。

 それでは次回、またお会いしましょう。

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