『うどん屋の朝』 島本 葉さん
〇作品 『うどん屋の朝』
https://kakuyomu.jp/works/16817330657825891267
〇作者 島本 葉さん
【ジャンル】
現代ドラマ
【作品の状態】
1,500字弱の短編・完結済。
【セルフレイティング】
なし
【作品を見つけた経緯】
以前も島本さんの作品を読んだことがあり、久しぶりにお邪魔したところこの作品を見つけました。いつもは囲碁の小説を読んでいるので、今回は違うテイストのもので「どんな話だろう」と想像しながら読みました。
【ざっくりと内容説明】
うどん屋さんが、朝から準備して開店するまでのお話。
【感想】
上記にも書きましたが、うどん屋さんが朝から開店までの準備をするお話です。
そのため、大きな起伏はありません。
ですが、うどん屋さんで日々繰り返されているであろう何気ない風景が、心に静けさをもたらしてくれるように思います。
また、一つひとつが丁寧に書かれているため、主人公が見て、聞いて、感じているような、日の光や厨房の熱気、食材の香りや風の心地よさなどを、同じように感じることができるのも作品の特徴です。
一点、もしかすると奥さんが旦那さんに対して敬語を使っているところは、読み手の方によって感じ方が分かれるところかもしれません。しかし、その空間に誘われた多くの読者の方は、奥さんの上品で温かい人柄にほうっと息をつけるのではないかなと思います。
ちょっと心にゆとりを持ちたいなと思ったときに、読んでみるといいのではないかなと思うような作品です。
今日は『うどん屋の朝』をご紹介しました。
それでは次回、またお会いしましょう。
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