第11話:襲撃・バイナリアーク家
「………」(…ここがバイナリアーク家)
今は夜なので夜勤の警備兵が門や敷地内に見える。
「…よし、行こう」
██████覚悟を決め、屋敷に一番近くて警備兵の視界外になる家の屋根からジャンプをして、脚を槍に手から火の異形を喰らった事で得た火の力で勢いをブーストをして高度を稼いだ後…屋敷の入り口に狙いを定め高高度から襲撃する。
━鉄と火の異形の力の合わせ技:
ズドゴーン!
~外や門や屋敷内で警備をしていた方々の反応~
「な、何だ今の音は!?」
「敵襲ー!敵襲ー!」
「警戒レベル上げろ!」
「応援を呼べ!」
~屋敷内エントランス~
バキ…パキ……
「侵入成功…」(地下室探さないと…)
「敵襲だー!」
(急ごう…)
土煙と崩れた木が主体の大扉の間からマスクを付けて飛び出し、1階から地下に繋がる扉を探し始める。
カッカッカッ…
「侵入者は異形だ!」
「当主様に伝えろ!」
後ろや上から声が聞こえてくる。
「……早く見つけないt…」(あった!)
重厚な鉄扉を見つけ鉄操作で鉄の塊に変え、地下に向かう。
~バイナリアーク家地下室~
カツカツカツ…
「…………」
地上の騒がしさに対して地下は静かで気配は自分以外に1つだけ感じる。
「……明るくするよ」
部屋にある全ての蝋燭に異形の力で火をつける。明るくなった部屋で僕の眼に入ったのは…
「……酷いことを…」
そこには人として扱われてないのが良く分かる程の打撲・切り傷と服とも言えない布すら与えられていない獣の異形の女の子がぐったりとした姿で居た。
(…生きるのすら辛そうな責め苦だけど、僕には推し量る事しか出来ないのは少し辛いな…)「大丈夫かい?」
声をかけると弱々しくとも顔を上げた彼女の顔は…絶望に染まっていた。
「……僕は君の"絶望と明日"を終わらせに来た。君はそれを望むかい?」
「……………」
彼女は弱々しく頷いた。
「分かったよ。目を閉じててね、起きたら新しい世界と幸せを得れるように祈ってるね。」
獣の異形の少女はその言葉を聴き眠るように目を閉じた。
僕はさっきの3人と同じように首を切り、少女の感覚を封じ……何も残さず少女を喰らった。
「……よし、当主を探そう…」(……目的のうちの一つだし彼女からぶっ飛ばして欲しそうな思いが見えたのもあるし…)
地下から地上に出たが周りが変に静かだ…
カサリ…
(…紙……そういうことか)
そこには闘技場に来い!と、地図も一緒に書かれていたので向かう事にした。
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