3話目 無言の朝食 

「…」

「………」

「はぁ…」

…!なんだよため息なんか吐きやがってあいつ…

まあ疲れてるのは分かるんだけどなぁ…

いや申し訳ないと思ってるよ?!心底。

あんな駄々こねてさぁ…

でも嫌じゃん??目覚めたら5歳児。

はぁぁぁぁ…

まいっか…



「はぁぁぁぁ…」

わざとらしいため息を吐いている。

先輩は5歳児になった。

これかなりカオスだぞ、と思っている。

666年間生きてきて(もう違うけど)

こんな事なかったよなと心の中でつぶやく。心底めちゃくちゃ嫌だ。この家。誰が近所か、知ってるやつは居るか、とか考える事すら出来ないしなぁ…

もう知らね…



「あ」

「どうしたルマ」

「先輩まだしれっと星刺さってんじゃないですか」

「あ」

((そう、先輩の頭には月の天地人との戦いの時に刺さった星があるのだ!!))

「でもなんか丸っこいな…」

「「…」」

「まいっか」「知らね」


      続くね。

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