興味あるテーマの話で、エネルギーを感じ、読んでからずっと気になっていました。部活で職場で、同じような事はありますよね。そこの主要なメンバーが誰かをディスるような事が日常的に続けば、集団としての機能は一気に悪くなっていくと思います。
このお話では、先輩の元主将が信頼してくれているのが救いです。
渡り鳥の後ろのメンバーは、先頭の鳥をひたすら信頼しているような気がします。長い命をかけた旅ですからね。鳥の方が人間よりも賢いかも。
作者からの返信
秋色様
コメントありがとうございます!
集団の雰囲気って大事ですよね。行動、言葉のやり取りで雰囲気が変わっていき、集団の機能にも影響を及ぼす。
でも、悪い流れがある一方で、元主将の様にいい流れを生み出すこともあります。
人間の集団は、時に気分や感情を優先させますが、命のかかった長旅を続ける渡り鳥の信頼はもしかするといい意味で合理的なのかもしれません。
体育会系の部活のリーダーになるには、明確に強者である、または人望のある人でなくてはいけないのに、「お前のせいで」と云われるような男子にその大任が回ってくるのは、ひたすら可哀そう。
部員もそんな新しい主将を気遣ってサポートする様子もない。
しかし顧問と前主将が相談して決めたのなら、きっとこの彼にも何らかの力があるのかもしれません。頑張って飛んで欲しいですね。
作者からの返信
朝吹様
組織の役職にはそれに見合う人物が配されることもありますが、役職に配されることで見合うように成長していく、ということも往々にしてあると思うので、今回は後者として書きました!
こちらまで読んでくださりありがとうございます!