第2話
マルクトの女神(以下、女神)「そんなに会いたいなら転生させてあげます…そのままで良いですよね、お前でかいねん教室の工事いくらかかっとると思っとる!じゃあ次は会えると良いね♪私も資金は無限じゃないの。」
ベルゲルミル(以下、私)「うわぁー!業理論値取られててざまぁwwwwー!」
これがこの世界での私の遺言だった。
「うっ…ここは…?」
長崎のとある場所で、私は目覚めた。ここは…?
見ると、私の墓が見える。私は1回死んで、埋葬されたみたいだ。
埋葬された後、私は1度家に帰ってみた。そこではいつも通りの日々が続いていた。ふと懐かしい姿が見え、私は思わず叫んだ。
「おい!母ちゃん!」
「嘘だろ…?誰にも…見えてない?」
そこで私は偶然ついていたテレビを見た。するとそこにはこう書いてあった。
『山で神の遺体見つかる』
どういうことだ… 私はまだここにいる!だが書いてあることは事実みたいだ、よくテレビを見ればそこには確かに私の死体がある。アンパンマンの三輪車は見るも無惨な形にひしゃげている。どうやらティアマトくんと怒槌くんは駆け落ちでもしたようだ。どうやら見つかった理由はアンパンマンのマーチが大音量で流れていたんだと、
どうやら私は死ぬ前に、死んだ後にも残っていた運を使い切ったようだ。
「最後に…あきさんに会おう…」
そこから私は必死にあきさんのことを探した。長崎のゲーセンをまわりにまわった、するとそこに居たのは
「あれは…あのペットは…! 怒…槌……?」
まさか、そう思いながら私はその背中に向かい走った。そこに居たのは…
「あきさん!あきさんじゃないですか!」
「ああ良かった…もう、話せないが…最後に会うことが出来て…良かっ…た…」
女神「はぁ…やっと会えたわね…じゃ、今度こそ転生してもらうから」
女神「次は生きて会えるといいねぇ〜」
「はぁ?もうちょっと堪能させろやカス!」
こうして、私は渋々、零號車輛で転生したのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます