3-4
「出てこい梓間。我らは投降する」
「私はこの戦争を終わらせに来た‼」
梓間の入っているであろう男子トイレの前で、大きな声で宣告する。が、出てこない。たかがキラキラ如きで、こんなに時間がかかるだろうか。謎は深まるばかりだ。
こうなっては仕方ない。近づいて、真実を確かめる必要がある。施設のトイレは臭いと相場が決まっているのであまり近づきたくないが、今はそんな事を言ってはいられない。
重い足を前へと運ぶ。
「軍曹‼ 一体、何を⁉」
鵜乃乃に肩を掴まれる。
「何、馬鹿な息子を迎えに行くだけさ」
「しかし、そっちは敵の基地があります‼ 今、向かうのは愚行でしかありません‼」
「僕の命で、この腐った世界が変わるのなら、命なんて惜しくない!」
必死な訴えだったが、止まるわけにはいかない。首を振って、再び歩き始める。
「軍曹⁉ では……貴方がいない世界を、私たちはどうやって生きていけば……?」
涙を乗せた言葉。今の僕には、突き刺さる言葉だった。
肩を掴んでいる鵜乃乃の手は、温かかった。
数刻の走馬灯。それは、かつての同胞を思い出すには十分すぎる時間だった。
涙を抑えるために、唇を噛みしめる。けれども、震える足だけはどうにもならなかった。
「離してくれ」
「嫌です……‼」
鵜乃乃は肩を離してくれない。彼女が、僕を大切に思ってくれていた事に、視界が滲み始める。涙だけは流さないと決めていたのに、抑えられる自信がなくなって。
生きてほしいと仲間に言われた。これからも傍にいてほしいと大切な人に言われた。
今、足を止まれば、きっと幸せになる未来を迎えられるだろう。
それでも、前に進む。掴まれた手を振り払って足を前進させる。絶対に後悔しないために。
「急にキャラが入ったわね……」
呆れながら傍観する三梨。そんな言葉は、マガイモノでしかない。
これは大切な仲間と夢を叶える為に命を懸ける物語だ。茶番でも悲劇でもない。最後に心の底から笑ってくれる人がいれば、どんな残酷な物語だろうと喜劇へと変化するのだから。
「軍曹に、そこまでの覚悟が…………分かりました。もう軍曹を止めません……」
「鵜乃乃二等兵……」
鵜乃乃は理解してくれた。それが嬉しくもあり、辛くもある。
けれども、もう振り向かない。梓間の元へ、着実に近づいていく。
「ただし、私もついていきます。最後までお供させてください」
「「それはダメ(だ)!」」
胸を張って男子トイレに向かう鵜乃乃を三梨と共に全力で止める。何、男子トイレに当たり前のように入ろうとしているのだろう。思わず我に返っちゃったよ。
「先輩達、ここにいましたか……」
そんな時だった、息の切らした声が耳朶を打ったのは。
振り向くと、激しい呼吸と共に体を揺らす梓間の姿が。
「貴様、なぜここに?」
「それはこっちの台詞です。トイレから出てきたら、誰もいなくて焦りましたよ。あんまり好き勝手に動かないでほしいです……」
梓間の放った言葉に、誰もが戦慄する。
入れ違っただけか?
いやトイレまで一本道だった。寄り道をしてないのだから、その可能性はゼロだ。
なら一体、何がどうなって……?
「あっ、そういえば、ジェットコースターの方のトイレに行っていたかも‼」
「お前が原因じゃないか!」
「てへっ‼」
「てへっ、じゃねぇ! ただトイレの前で叫んだだけの変な奴らじゃん! もし男子トイレに誰かが入っていたら、醜態を晒しただけになるぞ!」
そんな時だった(二回目)、男子トイレの方から足音が聞こえたのは。
振り向くと、男子トイレを背景に映るおじさんの姿が。非常に気まずそうに何度も頭を下げて、僕らの視線をくぐっていく。
「マジですみませんでした!」
僕は部長として、頭を下げました。誰かに頭を下げる(以下略)
優しそうな顔に尚更、申し訳なさが際立った。
事件後、僕らは遊園地内にあるファミレスに寄っていた。
「大変な目に遭ったわね」
斜め横に座っている三梨は口元に手を当てながら、静かにため息を漏らす。
「ほんとだよ‼ 散々な目に遭ったぞ‼」
それに続くように鵜乃乃も大きなため息を吐く。
「鵜乃乃よ、どうしてお前がため息を吐く?」
「そうですよ。あまり他人に迷惑をかけてはダメです」
「他人事のように言っているが、お前もだぞ」
「えっ、僕ですか?」
「鵜乃乃が覚えにくいトイレに行った罪がある。なので、僕に飯を奢りなさい」
「理不尽です!」
「斎藤君。後輩にたかるのは良くないわ。百円までなら、私が立て替えて上げるわ」
「何も食えないじゃあないか!」
結局、自分で出す事に。さらば、財布に眠る最後のサーヴァント。
「この後、乗りたい奴あるか?」
「ジェットコースター‼」
「絶対に嫌です!」
鵜乃乃の提案を全力で拒否する梓間。ジェットコースターによってキラキラムーブをかました梓間にとっては、トラウマなのだろう。
でも、嫌なのは賛成だ。食後のジェットコースターとか、死人しか出ないだろ。
そういえば鵜乃乃って、さっきまで梓間とジェットコースター周回していたよな。まだ乗りたいのかよ。もはや鵜乃乃の選択肢にジェットコースター以外ないのでは?
「私はみんなに合わせるわ」
「おい三梨、それは辞めろ。このままだとジェットコースター無限周回編が始まるぞ」
「私は構わないけど」
いつまでも冷静な三梨。この方は、事の重大さに気付いてないようだ。
「ところでさ、鵜乃乃。どうしてお前はパフェを放置しているのかな?」
いい笑顔で質問する。
彼女が頼んだのは、このファミレスの目玉商品の超巨大パフェ。絶対に頼む奴いないだろとか考えていたが、なんと鵜乃乃が注文したのだ。僕らが食べ終わるまで、鵜乃乃は注文したパフェと睨めっこしていた。放置されたパフェは案の定、ドロドロに溶けていた。
「デザートを最後に食べるのは常識だぜ‼」
「意味が分からん。まあ、全部食べろよ」
「えっ、みんなで食べる奴だよ⁉」
衝撃的な事を言われた。
「だってよ、梓間。頑張れ」
どう考えても食べられる気がしないので、梓間にパスする。
「なんで僕が食べる前提なんですか? さっきキラキラ(汚いのでモザイク)をトイレに流してきたばっかりですから、そんなに食べられませんよ」
「食事中にゲロの話をするな。パフェがゲロに見えてくるだろ」
「はっきりと言葉にしないで下さい。モザイクをかけた意味がないじゃないですか」
おっと失礼、モザイクをかけ忘れていました。
梓間は嫌そうに体を後ろに逸らす。
食べ終わった料理を店員さんが下げていく。皿を回収する時に一瞬ギョッとした目を浮かべたのは、間違いなく鵜乃乃のパフェが原因だろう。
小さい皿に分けられていくパフェ。もう溶けて、ジュースみたいになっている。
隣に座っている梓間は既視感を覚えたのか、苦しそうに胸を押さえている。
「これはスープです」
「暗示するなよ。スープの方が僕は嫌だけどな」
絶対に食べたくない。梓間に全部押し付けてやりたい。
にしても、すっごいな。ジャイアンが作った鍋って言われても信用しそう。
いや、見た目がヤバそうなだけで、味は美味しいに違いない。見た目がヤバいけど。
「梓間、頑張れ」
「何、他人事のようなこと言っているんですか? 部長も食べて下さいよ」
梓間の目はマジだった。本気で食べたくないんだな。
「そうです‼ 残すなんて言語道断‼」
逃がしてはくれないみたいだ。果たして、僕らは生きて帰れるのだろうか。
「貴方達って、本当に仲がいいわね」
他人事みたいに口にする三梨。
「食べたくない気持ちは分かる。が、お前も食べろよ」
「そうですよ‼ これは委員長の歓迎パーティーでもあるので是非、食べて下さい‼」
三梨の前にパフェが置かれる。僕らよりも量が多いのは、きっと鵜乃乃の優しさだろう。
自分が食べる事を一切、考考慮してなかったのか、三梨は大きく目を見開いている。
「三梨よ、この地獄から逃げられると思っていたのか! いいか、食え! 絶対に食え!」
必死に訴える。もし三梨がパフェを食べない選択をとったら、彼女のパフェを僕と梓間が処理しなければならない。だから、食べてもらわないと困るのだ。
「いえ、そうではなくて——」
「言い訳をして言いわけ‼」
「寒いギャグを言っても、スープはアイスに戻りませんから」
「スープって言うのやめろ、梓間」
チラッと皿に目を向ける。マジでスープに見えてきたよ、おい。
「早く食べないと、アイス溶けちゃうよ‼」
「「もう手遅れだ(です)‼」」
ったく、相変わらず鵜乃乃はぶれないな。今日ツッコミ役の梓間がいて良かったわ。
ああ、食べたくない。見るだけで、心が折れる禍々しさ。チョコレートパフェとバニラアイスとコンフレークが絶妙なハーモニーを奏でていやがる。満足した腹にこれをシュートするなんて。せめて、お腹空いている時に食べたかったわ。
何度も絶望に満ちた梓間と目が合う。お前先食えよ、いや部長が先に食べて下さい。アイコンタクトで会話する。こいつ部長に最初の生贄になれというのか。なんて残忍な後輩だ。
鵜乃乃は両手に持ったスプーンで机を叩きながら、誰かが食べるのを待っている。誰かに食べてもらいたいという純粋な目。悪意を感じないのが一層、悪意を感じる。
そんな空気の中、三梨は俯きながら黙ったまま。それも、なんか悲しそうだ。
察しのいいで有名(自称)の僕は分かる。どう振舞えばいいのか分からないのだろう。今、三梨の目の前に広がっているのは、正しさとは程遠い、似つかわしくない雰囲気。慣れてない彼女は、どんな顔をするが正解なのか考えている。
短い時間ではあったが、お化け屋敷で彼女と本音で話し合ったおかげで少し分かる。遊園地に来た時から見せていた違和感の正体は、ここにいてもいいのかという不安。
僕も彼女と同じで、慣れない空間での振舞い方を考えていたから、共感できる。
けど、それはただの遠回り。考えれば考える程、遠ざかって迷走するだけ。
答えはもっと簡単だ。ただ自分らしく振舞えばいいだけ。
この場所に、そんな辛気臭い顔は似合わない。だからこそ、一つ。
「三梨、口を開けろ」
「…………」
返事はないけど、三梨は顔を上げて、僕の方を向いている。
口元が少し開いている事を確認。近くにあったスプーンを手に取る。そして、ドロドロに溶けたアイスをすくって、彼女の口の中へと放り込んだ。
「あーん」
僕は徹底的なので、しっかりと掛け声も口にする。
三梨は目を丸くしながら、ビクリと揺れる。
「スプーンを相手のお口にシュート!」
ついテンションが上がってしまった。鵜乃乃が「ゴール‼」と大声で叫ぶ。
「急ですね、何を考えているんですか?」
「なーに、逆転の発想さ」
「あーん、した本人は頬を赤らめて笑った方が萌えるってアニメで言ってました‼」
「えっ、マジで? ちょっとやってみるわ」
鵜乃乃に言われた通り、笑顔を浮かべる。頬を赤くする技術はまだ身についてないので許して。にっこりと口角を上げて、三梨の方を向いた。
「どう、美味しかった?」
三梨の口からスプーンを抜いて、一言。
「それは女性が言う台詞であって、部長が言っても気持ち悪いだけですよ」
「軍曹、可愛くない……」
梓間だけでなく、鵜乃乃にも引かれた。こういう時だけ冷たくならないでほしい。
「危ないじゃない」
「どうだ? キュンとしたか?」
「貴方ねえ……」
恋愛アニメでよくある、あーん。通常は女性が男性にする行為だけど、例外だってある。僕の一押しアニメの恋日では主人公がヒロインに行っていたし。
あーん、する前のドキドキワクワクパートを抜いたからか、三梨はキュンとしてないようだ。まあ、強引にされたわけだし、ときめくわけないか。
でも、辛気臭さは消えた。三梨は今、彼女らしい表情を浮かべていた。
「三梨先輩、スープは美味しかったですか?」
「えっ? えっ、ええ、まあ、美味しかったわ」
食い気味に質問する梓間に戸惑いを見せる三梨。梓間からすれば、命が懸かっていると言っても過言ではないパフェなのだ。味を訊かずにはいられなかったのだろう。
「たりめえだろ‼ パフェは溶けてもパフェなんだよぉぉ‼」
鵜乃乃は机を叩きながら、熱弁するように語る。間違ってないが、鵜乃乃が正論を並べている事に違和感を覚えてしまう。これがゲシュタルト崩壊か。
それでも僕と梓間は警戒してしまう。変なものに例えすぎたのが、原因だろう。
「梓間、覚悟を決めないか?」
「部長こそ、たまには先輩らしい姿を見せて下さい」
生意気な後輩だ。いつも、かっこいい姿を見せているというのに。
ただ今は許そう。なぜなら僕らは同じ敵を相手にしている同志なのだから。
「私が食べさせてあげるわ」
三梨は急に笑っては、らしくない事を口にする。
おかげで僕らは驚愕する。だって、今まで見せなかった笑顔を、ここで発動させてきたんだぞ。驚かないわけがない。
「パフェを食べたせいで、おかしくなってしまったのか?」
「いえ、私は私だけど」
「誰かの口の中に放り込む行為は、食事のマナー的に良くないだろ」
「貴方にだけは言われたくないのだけど」
三梨は至って冷静だった。おかげで、取り乱さずにはいられない。
「……何がお前をそこまで駆り立てる?」
「何って、実践の為だけど」
三梨は困ったように首を傾げた。
思い出した。彼女は恋を知る為なら、どんな事も妥協しない女性だった。
早速、スプーンを手に持ってドロドロのパフェをすくい始める。
「三梨、よく聞いてくれ。初めては彼女にやってもらうと決めているんだ……」
「私の口に強引に放り込んだ貴方に選択肢があると思っているのかしら?」
今度は悪戯っぽく笑い始めた。何、急に可愛い笑顔とか浮かべちゃっているんだ、三梨さんよぉ。どんな反応をすればいいのか、もはや分からなかった。
「それとも鵜乃乃さんに、あーん、してもらう?」
「いえ、三梨でお願いします」
即座に返事した。鵜乃乃程、あーん、させちゃいけない危険な奴はそうそういない。
ちょっと待て。三梨が冗談を口にした? ちょっと怖いんだけど。
「よし分かった‼ なら、私は後輩に、あーん、してやろう‼」
「三梨先輩、僕に、あーん、をしてください」
隣の梓間は三梨の方を向いて、口を開く。鵜乃乃に、あーん、されたくない気持ちは分かるが、そんな下品な状態で待機するのはどうなのか。おかげでイケメン顔が台無しに。
梓間には悪いが、三梨に、あーん、してもらうのは僕だ。
「鵜乃乃、手を抜くな!」
「軍曹、任せろ‼」
鵜乃乃は大きく頷いて、梓間の席からパフェの入った皿を手に取って、梓間の口に放り込んだ。まさかの一気ですか。鵜乃乃の、あーん、の概念が崩壊した瞬間だった。
喉を詰まらせた梓間は陸に上げられた魚のような声を上げて、悶えている。
「よくやった。二等兵には後で褒美を取らせよう」
「ははあ、有りがたき幸せ‼」
空になった皿を両手で持ちながら、崇高的な礼をする鵜乃乃。
その隣で三梨は声を上げて笑っている。今までの上品さが、だんだんと抜けていく。
それを見て、安心した。
三梨は楽しんでいるんだ。昔の僕と同じで、積み重ねてきた想いを壊すように。
これは、恋なんかじゃない。これは、ただの、なんの変哲もない日常だ。
そんな日々が幸せに感じる。終わってしまう事を惜しいと思えるくらい、楽しくて。
彼女の笑顔を見て、改めて思う。
恋愛アニメ研究部が廃部にならなくて良かった、と。
そして、三梨楓花が恋愛アニメ研究部に入部してくれて良かった、と。
「三梨、僕にパフェを食べさせてくれないか?」
「急に乗り気ね。なんだかやる気が削がれてきたわ」
三梨はいつも通りの冷たい表情に戻ってしまった。
「おい、三梨——」
瞬間、スプーンが口の中に入ってきた。
甘くて、冷たくて、ほんのりと食感を感じて。
「どう、美味しかったかしら?」
仄かに不安な目をしながら、彼女は微笑む。それはあざとくも見えた。
思わず魅了されてしまった。なるほど、これが胸キュンか。
様々なアトラクションに乗って、気が付けば夕方。久々に幽円位に訪れたとはいえ、ここまで楽しめるとは思わなかった。おかげで、時間の流れが早く感じた。
「おらは疲れたぞぉぉぉぉ‼」
夕日に向かって叫ぶ鵜乃乃。一体、夕日に何を伝えようとしていたのか、謎のままだ。
「僕も疲れました」
「お前、後半ベンチで寝ていたよな」
「部長が優しくないです……」
僕の背中で唸る梓間。この愚物を、今すぐ池に捨てたい。
「私も疲れたわ」
珍しくも欠伸を漏らす三梨。
「楽しかったか?」
「ええ、勿論。人生で最も楽しかったわ」
僕の問いに、彼女は大げさな答えを返してくれた。楽しんでもらえたのなら、良かった。
「恋は知れたか?」
「少し片鱗が見えたような気はするけど、まだ理解するには至ってないわ」
結局、目的は果たせなかったようだ。
「でも、色々な事を学べたわ」
「そうか」
彼女は満足げに笑う。それにつられて、僕も笑った。
当初の目的とは大きくずれてしまった遊園地、それもまた一興かもしれない。
恋を知れなかったけど、同じくらいに大きな事を三梨は得た筈だ。
その想いを忘れないでほしい。僕らの青春が消えない思い出になってくれたら、嬉しい。
「また行こうな」
「そうね。是非」
再び三梨と顔を合わせて笑う。
「そろそろ帰るぞ、野郎ども‼」
「お前、絶対に疲れてないだろ……」
こうして遊園地編が終わる。鵜乃乃だけは、最後まで元気だったな。
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