403 協力者

 《千変万化》。あらゆるものを見通すとされるレベル8ハンター。

 クールが、奇策に分類される作戦を幾つも成功させ数々の困難な依頼を解決しゼブルディアで頭角を現したそのハンターの名を利用して、《嘆きの悪霊》などというものを立ち上げようと考えた理由の一つは、戦闘能力などとは異なり神算鬼謀は目に見えてわからないものだからだ。



 バレないと思った。クラヒ・アンドリッヒは明らかに突出した才能を持っており、《千変万化》のニセモノにはぴったりだった。

 実際に、武帝祭に参加する事になったあの時までは全てがうまくいっていた。ゼブルディアに近づく予定もなかったし、誰にも疑われる事はなかった。



 だが、今となってははっきり理解できる。


 それまで気づかれなかったのは、ただの幸運だった。そして、《嘆きの悪霊》などというものを立ち上げたのはこの上ない間違いだった。

 策の良し悪しは素人目にはわからないなんてのは、ただの思いこみだったのだ。



 クール自身も自分の作戦能力には自信があったが――本物はそんな生易しいものではなかったのだ。



 素人にだって、その男の作戦が、行動が、意味不明な事はわかる。馬鹿げていると思う。

 そして――その策がもたらした結果に驚嘆するだろう。してきたのだろう。衝撃の余りに思考を止めたあの時のクールのように。



 本物の神算鬼謀は単純な、純然たる結果の後についてきた評価だったのだ。




 そして、今回の《千変万化》の行動もまた、唐突且つ、意味不明なものだった。



 防衛システムから逃げ、窓から飛び降りたリーダーを慌てて追いかける。

 移動用の小部屋を経由して、ビルから全速力で飛び出す。


 外に出た時、ちょうど蹲っていたクラヒが立ち上がるところだった。その全身に帯びていた雷がすっと消える。


 クラヒがぱんぱんと外套を払い、吐息を漏らす。


 金属製の道路――クラヒが着地した場所が雷で黒く焦げていた。


 

 本来、魔導師は肉体面では貧弱なものだ。だが、クラヒ・アンドリッヒは違う。


 武帝祭での敗北から、クラヒ・アンドリッヒは修行に明け暮れた。宝具の杖を失った彼の戦闘能力は一時期落ち込み、しかし今の《雷帝》は武帝祭の頃よりも強い。

 その理由の一つが、魔導師としては異質な鍛え上げ絞られた肉体だ。


 宝具の杖を失い低下した戦闘能力を補うべくして開発した戦術。雷の術を自己強化に転用した事でその肉体機能は高層のビルから飛び降りても怪我一つしない程に上昇している。


 どうやら防衛システムもビルの外までは攻撃してこないようだ。

《嘆きの悪霊》のリーダーは自分が先程までいたビルの最上階を見上げると、小さくため息をついた。



「まいったな、手応えが全然違う。せめて『雷槍天滅神来花らいそうてんめつじんらいか』が使えれば扉も破れたはずなんだが…………まだまだ僕も未熟だな」




 突然襲われた事に文句を言う様子もなく武帝祭でも使った奥義の一つであるオリジナル魔術の名前を出すクラヒに、クールは呼吸を整えて言った。



「…………仮に使えたとしても、そんなもの使ったら部屋の中のアリシャ王女まで黒焦げでしょう」


 クラヒ・アンドリッヒは強いは強いが、物事をシンプルに考えすぎるところがある。それは、神算鬼謀で知られる本物との最も大きな違いだと言えるだろう。


 幸い、クラヒは大きな傷などは負っていないようだ。いや、恐らく大丈夫だと思ったからこそ《千変万化》はあんな事を言い出したのだろうが――。


 遅れて、ズリィ達がビルの中から飛び出してくる。先ほどまで引きずられていたルシャが甘ったるい声をあげながらクラヒの元に駆け寄ってきた。


「お兄ちゃん!! 大丈夫ですかあ!?」


「あー、まったく、本物の旦那も、やる事が突拍子がなくて困るぜ」


 クトリーが頭をぼりぼり掻きむしりながら言う。名前を変えてパーティに入る前からぼったくり錬金術師として酸いも甘いも噛み分けてきた彼女も、どうやら最近の状況には少しばかり参ってはいるらしい。


 なすがままルシャに抱きつかれているクラヒに、クトリーが小さく咳払いをして言う。


「あー、リーダー、王女が言っていたんだが、どうやらあんた、もう二度とあのビルには入れないらしい。防衛システムをなんとかしない限りはな」


「…………王族を保護してこいとか、防衛システムに守られた扉を開けろとか、彼の要求は本当にめちゃくちゃですね。レベル8からすればなんてこともない頼みなのかもしれませんが……」


 しかも、詳細な説明など何もなしにとなれば、さすがのクラヒでも荷が重いと言わざるを得ないだろう。

 クラヒは強いがそれはあくまで戦闘能力に限っての話。事務的な部分や事前の調査などはクール達が担当している。そして、クール達にはレベル8の要求に答えるような能力はないのだ。


 何しろ、数日間全力を尽くしても監獄のクラヒを助け出すアイディア一つ思いつかなかったのだから。


「けけけ……いっそ、ずらかるか? リーダー。旦那の言葉がきっかけで追い出されたんだ、文句は言わねえだろ」


 クトリーが悪巧みでもするかのように言う。


 確かに、クラヒの実力ならば王族を保護する事は難しくてもコードから逃げ出すくらいならできるだろう。

 だが、こういう状況でクラヒが逃げを選んだ事など一度もないのだ。それはこのコードでも同様のようで、クラヒは躊躇いなく首を横に振った。


「いや、まだだ。まだ修行の成果を見せられていないし、借りも返せていない」


「でも、どうすんのよ? すぐ外で呼ばれるまで待機してたって声はかからないと思うんだけど……」


 ズリィがため息をついて言う。


 それは、経験談だ。クール達は《千変万化》に助け出され、手伝ってもらうなどと言われていたが、一度も声がかかっていない。調査なども自発的にやったことである。


 これはただの想像だが、クラヒが相手でもそれは同様だろう。


 そもそも、彼は神算鬼謀を誇るだけではない。戦闘能力の面でも、クラヒが完敗した狐面の男と対等以上に渡り合っているのだ。

 そんなハンターに誰かの力が必要になる事などあるのかかなり怪しいものだ。


 そんな男に借りを返そうと思うのならば、自ら率先して動く他ない。クラヒはしばらく顎に手を当て考え込んでいたが、


「そうだな…………クライは誰でもいいから王族を保護して来て欲しいと言っていたな。そこから取り掛かるとしようか」


「!? お兄ちゃん、本気ですかあ? 今の王族って、王位交代の前で警戒心マックスなんですけど?」


「しかも、どこにいるのかもわからねえ。オレ達も調べたけどな。《雷帝》の行動は、常に監視されているし、無理難題ってもんだ。そもそも《雷帝》として悪名高いリーダーじゃ誰も会おうとは思わねえだろうぜ」


 クール達はクラヒを救うに当たり、この都市の事をできるだけ調べた。その中には王族の情報も当然含まれている。


 だが、都市システムで王に次ぐ権限を持つ王族を出し抜くのは相当な難事と言わざるを得なかった。

 ましてや、クラヒは百年ぶりのコード襲撃犯である。都市の兵器も幾つも破壊している。解放されたばかりで監視の目も強いはずだ。


 そして当然だが、たとえ防衛システムに守られていたって、王族はそんな男と対面しようとは思わないだろう。



 もちろん、あのノーラ・コードを除いての話、だが。



「支配しているエリアくらいはわかりますが…………中にはここしばらく全く姿を見せていない王子もいます。手のつけようがないってのが正直なところですね」


 コードの王族――クラス8はアリシャ・コードを除いて五人。


 第一王子、アンガス・コード。

 第一王女、ノーラ・コード。

 第二王子、トニー・コード。

 第三王子、モリス・コード。

 第四王子、ザカリー・コード。


 それぞれ支配するエリアが決まっているが、大まかでも居場所が決まっているのは次代の王として有力候補である上三人だけだ。


 モリス・コードは臆病で有名で居場所をころころ変えているらしく、所在を知っているのはその協力者のごく一部だけ。


 ザカリー・コードに至っては更に複雑な立ち位置にある。


 例外であるアリシャ王女を除いた一番下の子であるザカリー・コードは王族の中でも特に問題児だ。

 粗暴で歯向かう者に容赦せず、何かに憑かれたように同じクラス8である自分の兄弟と王に恨みを抱いている男。


 その任されたエリアはアリシャに次いで狭いが、それも半ば管理が放棄されており、極わずかに存在していた派閥の貴族も全て放り出されたらしい。

 最近では姿を見た者もいないという話だった。


 都市には居場所の検索システムも存在しているが、クラスが下の者は許可されない限り同クラス以上の者の居場所は探せない。


 つまり、ザカリーの居場所を探せるのは王だけだ。


 一応、生きているのは間違いないらしいが、ザカリーを保護(という名目の確保)するにはまずこの広大なコードで、システムに守られているザカリーを探す必要がある。

 クラス8ならばシステムの監視から己の痕跡を消す事など簡単だ。


 どんな方法を使えばザカリーを見つけられるのか、クールには足がかりすら見えていない。


 




 強いて言うのならば、王を味方につける事ができれば見つけられるだろうが、そんな事ができるのならば、《千変万化》に出された依頼は達成したようなものである。

 この都市では王の力にはそれ以外の者が全員結託したところで太刀打ちできないのだから。





「…………しかし、まずは新しい拠点が必要ですね。クラヒさんが入れないビルを拠点にするわけにもいきませんし…………」


 できれば、守りやすく逃げやすい拠点がいいだろう。《雷帝》を邪魔に思っている者は何人もいるはずだ。

 少なくとも、監獄から脱出する際に仕掛けてきた攻撃を考えると、アンガスからは狙われている。


 ルールがある限り攻撃を仕掛けてくる者は少ないはずだが、油断はできない。


 その言葉に、クトリーが腕を組み、にやりと笑みを浮かべて言った。


「そういう事なら、クール。ちょうどいい場所があるぜ。下級民達の住処だ」


「下級、民……?」



 クラヒが眉を顰める。下級民――それは、コードにおいて都市システムに管理されていない、クラスを付与されていない者達だ。

 基本的なシステムへのアクセスすらできないこの都市における圧倒的な弱者であり、都市全域にそれなりの数、潜んでいるらしい。


 情報収集において下級民達からの情報収集を担当したのはクトリーである。


 もともと《千変万化》も下級民を近衛にしようと話を持ちかけた事があったらしく(もちろんシステム的に不可能)、コードに百年ぶりに襲撃をしかけてきた襲撃者という立ち位置もプラスになり、それなりにうまい事立ち回っているとは報告を受けていた。


 結局、クラヒを監獄から救い出すのに使えるような情報は得られなかったが――。



「くくく……やつら、コード市民に恨みを抱いているみたいだからなあ。襲撃犯のオレ達はヒーローみたいなもんだ。《雷帝》にも会いたいと言っていたし、さぞ歓迎してくれるだろうぜ」



 確かに悪い話ではない……のか? 下級民には下級民しか持たないネットワークもあるだろう。もしかしたら何か王族の確保に役に立つような情報を持っている可能性もある。


 王族の監視の目は避けられないので慎重に立ち回る必要はあるが――王族が特別注目しているのは《雷帝》と《千変万化》のはずだ。特にクラヒは何かと目立つ人間だし、コード襲撃の際にほとんど役に立っていなかったクール達の動きにそこまで注意を払う者は多くないだろう。

 どこでも監視できる目を持っていても結局情報の取捨選択をしているのは人間だ。隙は必ず存在するはず。


 クラヒにできない事を担当するのがクール達の仕事だ。それは武帝祭の前後で変わっていない確かな事実だった。



 クラヒはしばらく考えていたが、小さく頷き、顔をあげる。




「そうだな……立ち止まっている時間がもったいない。クトリー、案内してくれ」






§




 下級民。便利極まりない都市システムから切り離された生活を送る者達。

 この高機動要塞都市コードにおいて、あらゆるものは都市システムにより提供されている。衣類も娯楽も建物も武器も――都市システムさえ動かせれば何もしなくても生きていけるし、この都市で仕事をしている者の大半は暇つぶしが理由だ。


 だが、それはつまり、都市システムを使わなければこの都市では何も手に入らない事を意味していた。


 一番の問題は――食料だろう。この都市では狩猟も行わなければ畜産も農業も行われていない。食料は都市システムが製造しており、市民ならば都市システムにアクセスする事で好きな物を好きなだけ手に入れる事ができる。


 クールは最初に下級民の事を知った時、とても不思議だった。

 都市システムを使えない彼らが、どうやって生活に必要な資源を手に入れているのか。そして、都市に人としてみなされていない者達がどのような社会を築いているのか。


 クトリーに案内されたのは、狭いアリシャ王女に与えられたエリアの一角に存在するビルの一つだった。中規模程度のなんの変哲もないビルだ。

 この都市の建物は全て都市システムが用意したものであり、使われていないものも数多い。恐らく、事前にそうと知らなければそのビルに誰かが住んでいるとは思わないだろう。


 クトリーが先行して一人ビルの中に入る。待つこと十分程、薄暗いビルの中から、数人の強面の男達と共にクトリーが出てきた。


 思わず目を見開く。体格のいい男達だ。足運びや肉体の鍛え具合は一般人以上ハンター未満といったところか。



 だが、何よりクールを驚かせたのは、その男がこれまで見かけた下級民達とは異なり、武装していた事だった。



 長い銃身を持つ奇妙な機構を持つ銃に、腰のベルトに下げられた無数の金属の筒。恐らくただのベストに見えるその服も、コードが生み出した一種の鎧なのだろう。


 クールが調べた限りでは、この都市で武器を手に入れるには最低でもクラス4以上の権限が必要だ。それも、強力な武器になればなるほど高いクラスが求められる。とても下級民だけで揃えられるようなものではない。


 男達の中でも一番大柄な男が前に出ると、クラヒに近づき興奮したように話しかけてきた。



「おおお、お会いできて光栄です。《雷帝》、貴方の襲撃で俺達がどれだけ興奮したか。この都市に傷をつける者など、百年ぶりです!」


「……やれやれ、そんなつもりじゃなかったんだが――おかしな感じで名前が売れてしまったようだな」


 その言葉に、困ったように眉を寄せるクラヒ。敗北したにも拘らず評価されるというのは微妙な気分だろう。



「監獄に入れられノーラに狙われていると聞いた時にはどれだけ心を痛めたか……だが、まあいい。解放されたのは幸運だ。我々は貴方達を全面的に歓迎します」


 男達の目は暗く輝いていた。その声からは虐げられている者故の弱さのようなものは感じられない。


 クトリーは報告で、下級民達が何かを企んでいると言っていた。

 これ以上面倒事はごめんだ。クールはクラヒが余計な事を言う前に慌てて間にはいった。


「ちょっと待ってください。我々は一応、アリシャ王女の近衛の立場にあります。それでも歓迎してくれるんですか?」


 クールの念押しに、男が目を細め、笑みを浮かべて言う。


「アリシャ王女は我々の敵ではない。むしろ《雷帝》を解放するきっかけになったのならば、幸運を呼んでくれたとさえ言える。仲間の中にはこのエリアがなければ生きていけなかった者も何人もいるのです。アリシャ王女は自由を奪われている分だけ、憐れだ。そして言うまでもない事ですが、外からやってきた貴方達も我々の敵ではない」


 そうでしょう? と、その目がクールに問いかけていた。

 確かに、クトリーの言う通りだ。これは警戒心が強いという以上に、何か企んでいるように見える。


 だが、仮に下級民がなにか企んだところで、この都市システムが支配しているコードで何ができるだろうか? 王族や貴族階級の人間ならば、都市システムを使えば今この場での会話すら自由に聞けるというのに。


 クールの表情を読み取ったのか、男が自信ありげに言う。



「ご安心ください。今この場での会話はクラス8でも把握できません。理由があるのです。ついてくればすぐにわかるでしょう」







§






 男達の案内でビルの中を歩く。ビルの構造はアリシャ王女のホームと余り変わらなかった。ビルの中はほぼ空っぽで、人の気配もなく静まり返っている。


 下級民達の拠点という話だったが、人数はそこまでいないのだろうか? そんな事を考えていると、前を歩いていた男が不意に立ち止まった。


 特に部屋などでもない、通路の途中だ。目を丸くしていると、男はにやりと笑みを浮かべ、なにもない壁にその手の平を当てる。



 音も振動もなかった。床の一部が開き、地下への階段が現れる。



 地下への隠し階段は宝物殿ではポピュラーなギミックだ。だが、宝物殿の外で見るようなものではない。


 それに――今、この眼の前の男は都市システムにアクセスしたように見えた。



 まさか…………何か都市システムを騙す裏技でもあるのだろうか?





 もしコードの都市システムによる干渉を回避する手段があるとするのならば、状況が変わってくる。都市システムによる防御すらなければ、コードの人間など大した敵ではない。

 無茶振りをして放りだしてきた《千変万化》にもいい報告ができるというものだ。



 男が階段を降りる。クラヒもそれに続く。クールは唾を飲み込むと、覚悟を決めてそれに続いた。







 ――案内された先にあったのは、小さな一つの部屋だった。







「ようやく会えたな。歓迎するぜ、俺達は目的を同じくする同士だ。そうだろう?」




 その男は、コードの兵器で武装した下層民に囲まれ、無骨な玉座に腰をかけていた。

 有無を言わさぬ爛々と輝く凶眼。激情を抑えているかのような、抑揚の激しい震え声。





 そこでようやく、クールは状況を把握した。




 下級民達はシステムをごまかして武器を手に入れたわけではない。会話をクラス8から隠せると自信満々に言い切ったのも納得だ。


 クラス8――王族の間に支持基盤の差はあれど、システムへの権限の差は存在しない。王族が隠そうとした事は同じ王族でも把握する事はできないのだ。




 単純な話だった。



 下級民達には、王がいた。それも、コード王の座に手が届きうる一人が。




 ザカリー・コード。最悪の評判を持つ、行方不明だった王族。《千変万化》が確保しなくてはならない者の内の一人。



 まさか、《千変万化》はこの事を理解してコンタクトを試みたのだろうか?



 硬直するクールを前に、ザカリーは立ち上がると狂ったような声をあげた。






「はーっはっはっは、《雷帝》ッ! お前が最後のピースだ! 待っていたぞッ! 共にこの国を、何をしでかすかわからないイカれた連中をぶっ殺そうじゃねえか!」

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