390 コード監獄

 バイカー達のいなくなったビルの中は部屋が余りに余っている。あの彼らが宴会していたスペースもいつの間にか綺麗になっていた。

 ジャンさんやオリビアさんが片付けるとも思えないので、恐らく、都市システムが掃除したのだろう。


 コードでは衣食住の全てが都市システムによって提供されているようだった。飲食物についても、特に値段が書かれているような事もない。

 高度物理文明の道具は利便性が高いと言われているが、都市システムそのものが顕現できるとここまで変わるのか。きっと全ての国家がコードの都市システムを再現する事ができたなら、全ての争いは消えてなくなるに違いない。


 まぁ、そんな高度な技術力を持っていた文明もとっくの昔に滅んだんですけど。


「うんうん、完璧だな」


 このビルには空室が大量にある。バイカー一味がいなくなった今、このビルはほぼ無人である。

 部屋は好きにしろと言う話だったし、これならば話をした下級民? の人々を近衛にして住まわせても問題ないだろう。


 下級民の人々との交渉は概ねうまくいった。かなり戸惑っていた……というか、怯えていたが、仲間内で話し合ってみるという事なので、運が良ければ近衛の人数分くらいは揃える事ができるだろう。どうやら、このあたりには下級民が大勢住んでいるらしい。


 今回の僕は――ついてる。近衛が揃ったら後はカイザーとサヤが僕を見つけてくれるのを待つだけだよ。




 とりあえずオリビアさんからの要望は目処が立ったので、本来の目的の方に取り掛かる事にする。


 僕の目的は王族の保護だ。

 基本的にはカイザーとサヤに任せるとは言え、全く動かないわけにはいかない。どうせ合流するまでは暇だし。




 移動用の小部屋を経由して最上階に移動し、長い廊下を通っておひいさまの部屋の前まで来る。

 部屋の前には誰もいなかった。一応、王族の部屋だというのに、外の世界ならば考えられない警備の薄さだ。もしかしたらそれは、都市システムへの信頼の結果なのかもしれない。

 何しろ、このビルの部屋には変形機能がついているのだ。一見何もない場所でも警戒が必要だろう。バイカーの仲間もこの辺で消し炭にされているわけだし。


 とりあえず、僕は扉を破るつもりはない。破れるわけがない。それはカイザー達の仕事だ。僕はとりあえず扉の前に立つと、しげしげと灰色一色の扉を観察した。


 最初にここに案内された時、ジャンさんは特に何も操作する事なく、窓の部分を透明にしてみせた。あの移動用の小部屋もそうだが、高度物理文明には思考を読み取る技術があるのだろう。

 試しに念じてみると、あっさりと扉についていた四角いパネルが透明になる。




 ……この扉、プライバシーなくない?




 どうやらおひいさまはお昼寝の最中だったようだ。

 窓に顔を近づけると、ゆったりとした安楽椅子に座り船を漕いでいたおひいさまが飛び起き、こちらに駆け寄ってくる。




 扉に張り付くようにして僕を見ると、目を瞬かせた。

 突然プライバシーを侵害したのに、怒っている様子はない。なんだか不思議そうな表情だ。


 とりあえず手を振ってみると、手を振り返してくる。

 だが、表情は不思議そうなままだ。何をしにきたのかわからないだろう。僕が彼女の立場だったとしても、そう思う。




 窓は完全に透明だった。一見何もないようにも見えるが、指先をゆっくり近づけるとしっかり感触がある。


 なんだか、不思議な物質だ。ガラスよりもずっと透明で、そして硬い。

 ジャンさんが説明していた通り、僕の前任者達によって攻撃されたはずの扉は滑らかで傷ひとつついていなかった。力で開けるのは無理そうだ。アンセムくらい力があればまだわからないが……カイザーやサヤがアンセムより力があるとは思えないので、まあ無理だろう。

 扉の解錠はリィズの領分である。鍵穴とかないけど、リィズならば開けられただろうか?


 部屋の中を覗こうとすると、おひいさまが目を瞬かせ、少し後ろに下がってくれた。


 改めて観察するおひいさまの部屋は至ってシンプルだった。

 広さ自体は他の部屋よりはやや広めだろうか。だが、壁がガラス張りで外を見られるようになっている点以外、他の部屋と余り変わらない。


 トイレやバスルームなどもないが、恐らく他の部屋と同様に必要な時にだけ現れるようになっているのだろう。僕も大概インドア派だが、外に出る自由すらないとは、究極の引きこもりだね。


 扉が開かないのならば侵入経路は外からしかない。ガラスは壁より柔いと相場が決まっている。

 皆クッキー割るみたいにぱりぱり割ってるからね。ここは地上から百メートルはありそうだが、カイザーならばきっと侵入できるだろう。


 どうやら、おひいさまは保護対象としては理想的なようだった。

 ニコニコ笑っていてこちらを怒鳴りつける気配もないし、素直だ。お辞儀をするとお辞儀を返してくる。思わずこちらも笑顔になってしまう。


 なんとかコミュニケーション方法さえ工夫できれば説得もなんとかなりそうだな。

 とりあえず、カイザーと合流するまでは毎日通おうかな。


 そうだ、お近づきの印にチョコバーでも……と、そんな事を考えたところで、後ろから声がかかった。




「近衛は見つけられましたか?」


「!? ……よく僕がここにいるってわかったね」


 まったく、いきなり後ろから声をかけてくるなんて心臓に悪いな。全然気づかなかったよ。

 大きく深呼吸をして後ろを向く。声をかけてきたのはジャンさんだった。


 透明になっている窓とそこから覗くおひいさまの顔に、ジャンさんは一瞬眉を顰めたが、特にその事には言及せず、呆れたような声で言う。



「……まだ外界の常識が抜けていないようですね。人の場所などシステムにアクセスすれば簡単にわかります。クラス3では仮想端末の召喚はできないので、携帯端末を使うといいでしょう」



 ジャンさんの目の前の床が動き、黒い板のようなものが現れる。スマホに似ているがスマホより二周り程大きい。


 手渡されたその表面に触れると、画面に表示された不思議な文字が、記号が、浮き上がってきた。


 仕組みはわからないが、凄いなあ。読めないけど……。


「読めないんだけど……」


「感覚的に使いなさい。音声で命令してみるといいでしょう。高度物理文明の文字は難解で、我々もまだほとんど理解できていません」


 妹狐から貰ったスマホの時はちゃんとこちらの文字に変換されていたのに……しかし、音声で命令できるのに文字は表示できないってどういう事なのか。

 まぁいいや。後でカイザーとサヤを探してみよう。



「それで、近衛は見つけられましたか? 時間は余りありませんよ」


「あぁ、ちゃんと探してるよ。今日はその辺にいる人に声をかけてみた。すぐに返事は貰えなかったけど考えてみるってさ。仲間もいるみたいだから期待できるよ」


 

 能力はわからないが、どうせ仕事などないのだ。オリビアさんは誰でもいいって言ってたし、監獄から人を集めるよりも彼らの方が余程近衛に適しているに違いない。

 ぐっと親指を立てて見せるが、ジャンさんの表情は優れなかった。度し難いものでも見たかのように深々とため息をついて言う。



「その辺にいる人とは、まさか……下級民ですか? それなら、残念ながら、彼らは……システム上、市民ではありません。市民権を持たない者は、近衛にはなれません」



 !? 誰でもいいって言っていたのに――いや、そう言えば『市民なら』誰でもいい、だったね。



「…………いっそ、市民にしたらいいんじゃないの?」



 食い下がる僕にジャンさんが苛立たしげに言う。



「カードがないでしょう、カードがッ! カードは発行できる枚数が決まっていますし、発行できるのはコード王と王にのみ任命権のある上級貴族、クラス7以上だけなのです。カードがなければ市民にはなれません」


「………………うーむ……」 


 予想外だった。声をかけた人たちは特に何も言っていなかったが、もしかしたら知らなかったのかもしれない。これは困ったね。


 だが、新たな情報もある。探索者協会に依頼を出した相手は上級貴族以上のようだな。王族が依頼したという事はないだろうから、依頼を出した人はかなり絞られる事になる。上級貴族が何人いるのかわからないけど。


 失敗したけど有用な情報が手に入ったということで差し引きとんとんといったところか(意味不明)。


「投獄されている人は市民なの?」


「監獄も都市システムの一つですからね……市民じゃなければ使えません。様子を確認してよかった…………ともかく、監獄に連絡しておきます。罪人も有限ですからね。なるべく聞き分けが良さそうな者を、連れてきてください。監督責任はリーダーの貴方にあるのを忘れずに」


「あ、はい…………」



 どうやら他に選択肢はないらしい。おまけに監督責任まであるのか…………。

 いや、そりゃ責任はあるんだろうけど、なんというか全体的に雑すぎない?


 仮にも近衛を選ぶというのに、忠誠心の高い正統派貴族のフランツさんが見たら激高しそうな光景である。



「クモを呼んでおきます。いいですか? 今回求めるのは、しっかり命令を遵守する事だけです。強さは求めません。もっとも、罪人にもランクがあります。クラス3では能力のある人材は取れないでしょうが――」


 そこまでしてくれるなら、ジャンさんは僕より階級が高いんだから自分で探してくればいいのに…………もしや、自分達が探したくないからって僕に押し付けようとしてる?


 げんなりしている僕を完全に無視し、ジャンさんは僕を見て真剣な表情で言った。


「私とオリビアはバイカーの失態のせいで忙しいのです。彼らの失態の責任の一端は貴方にも存在しています。全てうまくいったら、貴方の階級も上げるように上を説得しましょう。しっかりしてくださいね」



 あ、はい…………。






§





 ジャンさんが足まで準備してくれたので、仕方なく監獄に向かう事にする。

 罪人から近衛を選ぶなどとんでもない話だが、郷に入っては郷に従えとも言う。選択権が僕にあるだけマシだと思うべきなのだろう。


 監獄は巨大な黒色の建物だった。周囲は高い壁で囲まれ、地獄の入り口のような巨大な物々しい門が備え付けられていて周囲のビル群とは明らかに趣が違う。

 空には警備なのか、銀色の鳥のようなものが無数に飛び交っていた


 クモは門の前で止まった。凄まじい跳躍能力を誇りビルを自在に登るこの乗り物でも、外壁は登れないらしい。


 壁の周りには機装兵がずらりと立ち並んでいた。疲労知らずの機装兵は警備に最適だろう。

 今回はしっかりアポもあるので、堂々と正門から入る。


 長い舗装された道を歩く。外と比べて門の内側の警備の数は少なかったが、見た目通りではないだろう。宝物殿以上に凶悪なギミックが存在していると考えるべきだ。


 敷地内をしばらく歩き、建物にたどり着く。

 自動で開く扉。中に入ると、敷地に入って初めて人間が僕を出迎えた。

 白を基調とした乱れのない制服を着た女性職員だ。胸元のカードには星の印が四つついている。


 女性職員は持っていた端末をちらりと確認すると、眉一つ動かさず、無表情のまま言った。


「お待ちしておりました。ジャン様からは、都市規定に則り、収監された者の中から何人か人間を見繕いたい、と連絡が来ています」

 

「そうそう。やっぱり無茶かな?」


「それは、都市システム次第です。案内します。こちらへ」


 女性職員の先導で、建物内を歩く。建物には人の職員よりも機装兵の方が多いようだった。業務もほとんど自動化されているのだろう。

 都市に入った時にも人の職員と話したが、なんだかんだ人はいるんだな。一応確認してみる。


「身体検査とかいらないの?」


「既に門をくぐった際に済んでおりますので」


 早口で、職員さんが続ける。


「一応説明しておきますが、このコード大監獄内部では外とは異なる都市規定で動いております。例えば、その例の一つとして――この監獄内に配置された兵装は独自の判断で違反者やそれに類するものを処刑する場合があります。何か行動を起こす際はその事をお忘れなく」


「!? しょ……処刑!? また、物騒だね」


「全ては都市システムが決める事です。我々監獄職員はその機能について関知しておりません。監獄はコード王直属、全ての決定権を持つのは、コード王のみ。そして、現在、この監獄の規則に干渉するにはクラス8以上の権限が必要です。それ以下の権限では――仮に貴族の方でも、この監獄の規則には逆らえません」


 クラス8は確か……王族だったかな。王族ならば監獄それ自体の規則を変えられるのか。つくづく恐ろしい話だ。


 建物の中は迷路のように入り組んでいたが、職員さんの歩みは淀みなかった。分厚い扉が開き、地下への階段が現れる。鍵を開けている様子も、そもそも錠前自体も存在していないのだが、全て都市システムに依存しているのだろう。


「収監されている罪人は都市独自の評価システムで収監場所が分けられています。力量と罪状が主な基準ですが、これから貴方を案内するのは監獄の上層部、比較的罪の軽い者が収監されているエリアです。クラス3の要請で一時解放できるのは上層エリアの者だけです」


 その言葉にちょっとほっとする。

 罪の軽い者が収監されているエリアなら大人しい人材を見つけるのも難しくはないかもしれない。



「ありがとう。とりあえずは上層だけで大丈夫だよ」


「それは重畳です。最近は人手が足りていないらしくて、中層以下の罪人に面会に来られる方が多いのですが、上層は正直人材としても力不足なのでそれなりの数残っていますよ。上層の罪人ならば爆破の首輪もまず有効でしょうし」


「…………爆破の首輪ってなに?」


「罪人が命令違反した際に遠隔起爆できる、首元に設置する装置です。都市規則では特殊解放の罪人に使用が許可されています。そこまで高威力ではありませんが、上層の罪人ならば少なくとも半殺しにはできるでしょう」


 しれっと教えてくれる職員さん。

 高度物理文明のイメージが僕の中で下落しそうだ……物騒すぎる。


 できればそんな恐ろしいものは使わずにやっていきたいものだ…………そう言えば、シトリーもバカンスの時に似たような首輪をシロさん達につけていたな。あれは電流だったけど。


 階段を一階分下り、分厚い金属の門を抜ける。機装兵が五人待機している広い部屋を抜け、鉄格子のついた扉を開け、その先にあったのは長い廊下だった。

 左右には無数の部屋が並んでいる。


 それぞれの部屋と通路の間には扉がなかった。いや――ないのではない。ガラスの扉だ。おひいさまの部屋の扉の窓のような、極めて透明度の高い扉。


 外から部屋の中身が丸見えだ。思わず頬を引きつらせる僕に、職員さんが言う。


「監獄です。コードには懲役刑はありませんので、罪人はずっと繋がれたままです。扉は基本的に透明です。まぁ、質がわかりやすいように、ですね」


「プライバシーは?」


「プライバシー? この国では、罪人に、人権はありませんよ。特に、上層の罪人は我も弱く力も弱い。だから、都市システムも彼らを重要視していません。彼らが助かるには……幸運を願うしかないわけです」


「ッ!?」


 躊躇いなく歩みを再開する職員さんに慌ててついていく。



 それぞれの部屋は狭くシンプルだったが、清潔だった。掃除もされているし、食事も食べてはいるらしい。

 衣類も簡素なものだが、与えられているようだ。鎖で繋がれているなんて事もない。


 だが、収監されている者の表情はひどいものだった。


 生きているのか死んでいるのかわからない、静かな苦悶、絶望。まるで死んだようにぐったりと横たわっている者もいる。


 それぞれの部屋の前にはまるで品名でも書くかのように名前が書かれていた。まるで人間扱いされていない。これはひどい。厳しいと評判のゼブルディアの監獄よりも酷いわ。


「健康はシステムで保持されています。運動能力もほとんど落ちません。貴重な資源ですからね。彼らには死ぬ事すら許可されていません」


 僕の姿を見ると、収監されている者の目が一瞬きらりと光る。

 中にはブツブツ何かを話している者もいたが、音は聞こえなかった。遮断されているのだろう。



「彼らが生成するエネルギーは適宜抽出し、都市の稼働に使用されているらしいです。エコですね。食料の生成分を考慮しても、差し引きでプラスになるようです」



 …………そんなエコ聞いた事ないよ。


 ドン引きだったが、こちらも遊びに来たわけではない。仕方なく各部屋を怖怖、覗いていく。

 収監されている者は年齡も性別も様々だったが、共通点として皆、生気がない。外に出したら暴れたりするのだろうか?



「各個人の情報は端末で確認できます。使いたい者がいたら言ってください。ジャン様の口利きもありますし、クラス条件も満たせています。このあたりの罪人だったら、十分解放申請も通るでしょう」


「…………申請が通らない事もあるの?」


「最終的に審査を行うのは私ではありません。都市システムです」


 適当だねえ。さて、誰にしたものか。

 二十七人必要なんだったか……いきなり二十七人増やしても絶対管理できないし、先に管理用の人材を解放するべきだろう。


 できれば凶悪犯罪に手を染めていない者がいいな。


 そんな事を考えながら歩いていく。と、そこで僕は、一つの部屋の前で足を止めた。

 隣に付き添ってくれていた職員さんが眉を顰める。




「なるほど、その罪人に目をつけましたか。能力は申し分ありませんし、見た目もかなり上ですが、やめておいた方がいいでしょう。訳ありです」


「いや……ちょっと、友人に似ていてね」





 部屋の中で膝を抱え座っていたのは――《嘆きの亡霊》のメンバーの一人、エリザ・ベックだった。




 いや、正確に言えば、間違いなくエリザではない。

 エリザと違い、髪は黒だし、目は緑だ。背も少し低いし、何よりエリザは精霊人だが、この人は精霊人ではない。


 だが、それでもエリザにそっくりだった。髪を白、目を赤にして肌を褐色にして背を高くして精霊人にすればエリザになる。もしも彼女が精霊人だったらエリザの姉妹だと思っていただろう。


 エリザのそっくりさんが顔をあげ、僕の事を感情の見えない眼差しで見返してくる。そういうところも割りとエリザそっくりかもしれない。

 エリザの場合は感情の見えない、というか、眠そう、だけど。



 そして、僕は端末を確認して、目を見開いた。



「エリーゼ・ペック…………!?」


 名前までそっくり……だと?

 

 …………世の中には三人のそっくりさんがいると言うが、他人だとは思えないな。



 衝撃的な出会いに固まる僕に、職員さんが説明してくれた。




「彼女は先日、愚かにも百年ぶりにコード攻めを決行してきた、ハンターのパーティメンバーです。それだけで危険性がわかるでしょう。リーダーは最下層送りだったのですが、メンバーは弱く戦闘でもほとんど役に立っていなかったため、都市システムにより上層に収監の判決が出ました。しかしそれでも、何をするかわからない連中です」



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