第224話感想
「おかえりー」
「アルカト様、、めっちゃ優雅に過ごしてますね」
「火龍はどうだった?」
何もない平原で日傘と椅子と机を置き、お茶を飲んでいるアルカト様
「余裕ではありましたね。龍狩るのは慣れてるので」
「本体はいたか?」
「本体?」
「ハゲの爺」
「ハゲのオッサンはいましたね」
髪の毛が薄いオッサンを思い浮かべる
「継承したのかね?まあいいや、あの火龍ペットなんだよね」
「本体いたらワンちゃん負けてたかもって話?」
「イエスイエス。魔法の威力がおかしい爺がいるのよ」
「魔法なら大丈夫ですよ」
白竜の鱗もあるし大丈夫と、言う顔をしていると
「セレスちゃんの切り札の白竜の鱗すら貫通するからね」
「え」
「その占いハゲ爺の異名が白竜すら滅する魔法使いなのよ」
「え」
衝撃の事実を突きつけられ、ショックを受ける
「おかえりー」
「ただいま戻りましたわ」
ヤドが帰ってきた
「楽園花はどうだった?」
「パワーでごり押しましたわ」
「いいね。数で押してたら負けてたよ」
「あの衝撃波以外は数で押せたんですがね」
「蔓は使ってきたかい?」
ショックから立ち直り始めるセレス
「大きいツタですか?」
「いや黒い蔦」
「なんですか?それは」
「あいつが災害生物認定されてる理由なんだがな。その蔦は相当な距離届くのよ」
沈黙しているヤド
「5個ぐらいの先の街の距離なら余裕で届くほど長い蔦、細いけどね」
「後ろで指揮だけしてたらそれにやられたってことですか?」
「そう。パワーでごり押したから黒蔓出す余裕がなかったのかね?」
「あ、セレスちゃん鉄塊返します」
「・・・ヤドが持っておけば?あんまり大剣使わないし」
平原にベターっと寝っ転がっているセレス
「そうですか。どこに収納しましょうか」
「おかえりー」
「ただいま」「・・・」
口から泡を吹いているフィアと、ドラゴニュート形態のミラ
「ミラちゃんがいるから幽霊艦隊余裕だったでしょ」
「あいつら雑魚」
「戦闘機だからねぇ、ミラちゃんのおかしな物理防御には勝てないよね」
「主どこ?」
「まだ帰ってきてないよ」
泡を吹いているフィアを看病しているヤドを、横目に少し聞き覚えのあることが聞こえた
「・・・えぇ」
「いやーあいつクソつえぇ、2回死んだわ」
「えぇ、、」「・・・」「??」
「ラビと融合したのが致命傷だったね。流石に神の力を使えなかった」
「いや、、え?」
「どうかしたか?」
ガチ困惑しているアルカト様、思考が止まっているセレス
脳みそが状況を受け入れられていないヤド、ニコニコしながら浮いているミラ
「何故子供に?」
「デメリット、一回死を帳消しにしたからね」
子供の姿になった龍桜雫
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