第87話ゾンビドラゴン


「あいつに火って効くと思う?」


「効くと思うぞ」


「試しに撃ってみるか」


雫は暴君の籠手を左手に装備し、左手の上に銃を置きそこから魔力を流し込んだ


(暴君の籠手は何故か火属性だから行けるだろう)


焼け野原の原因の籠手を経由し弾を作り、ゾンビドラゴンに向かって撃った


パン


「グオ?」


ゾンビドラゴンは周りを確認している


「・・・・・」


たまたま見つからなかったらしく、ゾンビドラゴンは離れて行った


「あいつの大きさ的に、この程度の火じゃ全く足らん」


(虫に刺されたぐらいだろうな)


「グオオオオ!!!」


(敵を見つけたようだな)


ゾンビドラゴンは、空中に向かってヘドロを口から吐き出した


(どこ狙ってるんや?、、翼生えてる奴や)


狙いが翼が生えてる女性だと言うことに気づいた、そしてその女性が腕をあげていることに気づいた


(・・・魔法じゃね?)


「主これ離れた方がいいぞ。上見ろ」


「・・・これはまずいな」


短剣に言われた通り上を見ると、光の剣?か何かが空を埋め尽くすほどに生成されていった


「グオオオオオオオ!!!!!」


そしてそれらが落下し、ゾンビドラゴンに突き刺さり続けた


(・・・どっか行ったな)


走った場合バレる可能性がある為、とりあえず地面に埋めったがバレなかったようだ


(ゾンビドラゴン、死んだかな)


「主この土HPが削られる」


「スキルオート回復のレベルをマックスに、効果に全振りで」


【オート回復】のレベルをマックスにしました。スキル効果と回復頻度を上昇させました。進化できます


「進化」


(進化した効果は、回復力が増加しただけか)


「スキル名オート回復、オート回復のスキルレベルをマックスに、、モンスターのレベルも効果に全振りで」


スキル画面を見ていて、最強のバフスキル【モンスター】の、スキルレベルを上げていないことに気づいた


【モンスター】のレベルが8になりました。【オート回復】のレベルがマックスになりました。


素材をポイント分入れた場合進化できます


(なんか入れたら進化するってことね)


「そろそろ出るか」


体の土を落としながら、地中から出てきた


「・・ゾンビドラゴン生きてるやん」


死にかけているゾンビドラゴンがいた


(テイムしよ)


急いでゾンビドラゴンに近づき、【テイム】をしようしたが


「あれ?」


テイムできません。死亡しています


「グオオ、、」


「目も動いてるし、生きてるよな」


(ギルドで拾ったポーションでもかけてみるか)


アイテムポーチを開いた所、またも雫はあることに気づいた


(ギルド倉庫?、、こっからなんかパクるか。俺のギルドだし)


ギルド倉庫は色々なものが入っており、その中の復活の果実を5個中5個、エリクサーを10本中10本取り出し、ゾンビドラゴンの口に復活の果実を全て入れようとした


警告それ以上の復活の果実は効果がありません!


(2個で効果なしか、エリクサーでもかけるか)


エリクサーを一本ずつ、ゾンビドラゴンにかけていると8本目で、蘇りますっとシステムメッセージが出た






「え?誰かが果実とエリクサー取ってるって?」


「はい。今最高権限を持ってるのは副マスと攻撃隊長と防衛隊長だけです」


「履歴見る、、、、?、、、、雫さん?」


「副マス?」


「???なんで雫さんはこんな物必要なんだ??スキル生成で使えないのに??」


「あ!エリクサー2本と復活の果実3個が戻ってきました!」


「???」




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