第85話ここら一帯焼け野原

「ここかな?」


ジャンプ移動をしながら目当ての狩場を探し、目当ての狩場を見つけた


(いた。ここであってるな)


「ぐっぎゃ」


グチャ!


トカゲもどきを倒しました。経験値を獲得します


空中から着地の為にトカゲを踏み、無傷で着地に成功した


「収集癖の発動を固定してくれ」


「はいはいー」


呪いの短剣にスキルを一時的に奪われます


アイテムを収集します


(こいつやっぱり便利だな)


【冒険者の感】が発動します


「なんか光ってる」


【冒険者の感】が発動した為か、遠くで何かが光っているのが分かる


「ハイジャンプ」


ジャンプ移動をしながら、光っている場所に向かった




「籠手?」


光ってる場所に行くと籠手が地面に落ちていた


(効果確認、暴君の籠手、スキル暴君の暴走を内蔵している。効果装備中攻撃力が大幅に上がり、威圧感を出す。5分間で攻撃回数が10回を超えた場合パーティメンバーの顔が分からなくなる。暴君の暴走、発動中攻撃力、素早さが大幅に上がる。発動中人の声が聞こえなくなる)


「短剣吸え」


「相性がいい装備だ」


呪いの短剣が暴君の籠手を吸収しました


「籠手に変化」


「片手だけしか無理やぞ」


短剣が拾った籠手と同じ見た目に変わり、右手に装備された


「武装装着にもう片方の籠手を入れてと、、トカゲが集まってきた」


(試運転にはいいな)


「シュルル」


「ここら一帯を殲滅しようか」


殲滅を宣言しました。効果が発動します




「ここら一帯焼け野原!」


雫は燃え盛る平原を見ながらテンションが高揚していた


「プレイヤーも何体か来たが、全部燃えた!ハハハハ!」


大笑いしたのちに、スッと真顔に戻り次の狩場に向かった


「次はあっちかな?」


「そうだな」






「マジで焼け野原ですやん」


「ギルマス、それ3回目です」


「ギルマスって呼ぶな。副マスって呼べ」


「でも事実上あなたがギルマスじゃないですか」


「これについて次言ったら、お前の首はどうなると思う?」


「・・すいません」


「分かればいい。え?、、雫さんホント移動早い!次の所に行く!」


「分かりました」


翼が生えた女性が部下を怒りながらも、凄い速さで移動を始めた


「なんか飛んでるな」


(翼生えてる人やな。怖いから近づかんとこ)


まだ焼け野原の近くにいた、雫は空中で何かが飛んでるのを発見し、飛んで行った方向とは違う方向へと足を進め、狩場を焼け野原にし、町を陥落させ、プレイヤーを倒しながら動く災害として移動していった




「レベルめっちゃ上がった」


数時間ちょっとでレベルが50レべにまで上昇していた


(いい装備品はそこまでなかったが、短剣に色んな種類の武器を吸収させれたな)


「!」


ウォーン


「なんだガキ」


「なんで、なんでユイカを!」


涙でくしゃくしゃになりながら、雫のバリアを殴り続けた


「無理だよ。お前じゃ、俺のHPの3%を超える攻撃じゃないと、殴る資格はないぞ」


「なんなんだよ、急に来て、母さんも、父さんも、近所のばあちゃんも、ユイカも、全部、全部お前に殺された!!」


「覚えてない。というか復讐するなら、逃げて強くなってから来い。今じゃ絶対に勝てんよ」


「うるさい!うるさい!」


手が血まみれになりながらも新スキルで張った、バリアを貫けずにいた


(次どこに行こうかな、ギルドに行くか)


ガキに殴られながらもギルドに向かった





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