第31話笑顔は大事

下級悪魔を倒しました経験値を3000獲得します


レベルが上がります


称号を手に入れました


称号『悪魔殺し』


称号『呪いの使い手』


称号『女神の御前で』


下級悪魔が装備品悪魔の角を落としました


スキル【悪魔切り】を入手しました


スキル【女神の鉄槌】を入手しました


(悪魔切りは分かるが何故女神の鉄槌?女神像の前やから女神様見てたのかね称号にそれぽいのあるし、装備品の悪魔の角は凄そうやな)


「怪我はないか?」女騎士が話かけてきていたが無視して悪魔の角を装備した


呪われました


「あ」


悪魔の角は一本角の鬼のような立派な角でオデコにくっついた


「だ、大丈夫か!」女騎士が焦って近づいてきた


「大丈夫ですよ」


一応引っ張たりしたが全く外れる気配がない


「聖女様ー」


「は、はいなんでしょうか」


遠くで見ていた聖女様を呼んだ


「主何その角」


「悪魔の角外れなくて」


「ど、どうしましょう」聖女はあわあわしている


「解呪頼みます」頭を少し下げ聖女に角を差し出す


「は、はい」角を握ると角が光出した


(眩しい)


「解呪できました」


「ありがとう」笑顔でお礼を言いながら聖女から角を受け取る


「!?、いえいえ」


(笑顔はまだ出来るな。この角装備できるかな)


呪われました


「あ」


「また装備したの主?」


「また呪われた、、」


聖女にまた頼み角を外して貰い。お礼をしたいと教会の奥に案内された


「どこに行くんですか」


「宝物庫ですね。うちの教団の規模は中ぐらいなので大したものはありませんが」


「へー」(ここ中規模やったんか)


じー


「どうしました聖女様?」


「い、いえなんでも」


話かけるとプイッと顔を逸らされてしまった


(怖がってるかなと思って笑顔作ったがやりすぎたかな作り笑顔)


「主主」


「なんだ」


「さっきの笑顔もっかいやって」


「いいぞ」


横に歩いていたセレスに向けて笑顔をすると


「ムフフ」


「これでいいか」


「主なんでそんな顔スって戻るの?」


「もともと表情が動かんねん。でも顔を動かした方が印象がいいから動かしてる。一人か家族といる時全部無表情やで」


「そうなの?今ニコニコしてるけど」


「ああ、人といる時勝手になるのよ。感情と関係ないからニコニコしてても、怒ってるとかあるからな」


「気をつける、、主リュック」


「はいはい」


セレスをリュックに入れると司教が「付きましたよ」と宝物庫に付いたことを知らせてくれた


「付きましたか。ここの壁が開くんですか?」


「よく気づきましたね」


「いやまあ、、ここの周り扉と窓すらないんで」


「次からは窓を設置しときますか。聖女開けて頂けますか?」


「分かりました」


聖女が何かを唱えると聖女の手が光出し、光出した手で壁に触れると扉が出てきた


「開きました。はぁはぁ」


「感謝します。ゆっくり呼吸し休憩してください」


(入っていいんかな?)


「これ入っていいんですか?」


「えぇどうぞ。私たちはここで待っていますので、宝物庫の物を一つだけ差し上げます」


「どれでもいいんですか?」


「はい。教会そのものが無くなる所を救って下さいましたから」


「・・・じゃあお言葉に甘えて」


出現した扉の前に行き、聖女に感謝の言葉を述べながら


「聖女様ありがとうねー」


「いいんですよ。はぁはぁ」


出現した扉を通り宝物庫に足を踏み入れた



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