第19話食べ物を恵む
「うわーん;;」と泣き続ける子供を、横目に子供のステータスを見ていた
(名前はなくて、ユニークボスやって、種族は人食い種ステータスは許可がないから見れない、、テイムしたから自分が主なんやけど見れないのか、、どうしよかな、覚醒も後20秒ぐらいやし)
泣き止ませる方法を考え付いた
「自分の手食うか」そう言いながら自分の手を差し出した
「早く食わないと食わせないぞ」
ガブ!
言った瞬間に手首まで噛んだきた
バキボギボキ
手首全部をひと噛みで引きちぎりもぐもぐと食い始めた
(ビンゴ、覚醒状態なら手首再生するわ)
喰われた手首はボコボコと生えて初めていた
(3秒ぐらいかな再生まで)
ガブ!
バキバキ!
再生した直後にまた手首を喰われた
「優しく喰ってくれよ。地味に痛いんやぞ」
「・・・」
話が聞こえてないぐらいに一心不乱に自分の手首が喰われている
(そんなに腹減ってたんか)
【覚醒】の効果時間が終わるまで手首を食べさせ続けた
(設定で血が見えるようになるんやな。年齢制限の為にあるんやろか、オンにしとくか、お、覚醒もうちょうで切れるな)
「ストップ」と手首を子供に言うとピタッと止まった
「腹いっぱいになったか」
「なった。お前いい奴」
「お前って言わないよ」
「じゃあ貴様」
「主って呼びな」
「主」
(覚醒のデメリットも来たけど我慢我慢)
「そうだそうだ。名前も決めてあげよう」
「いいのか?」
「いいぞいいぞ」
(根はいい子やな。てか口の周りめっちゃ血だらけやな。後で拭いたらな)
「ルーンはどうや名前」
「や」
「カニは」
「やだ」
「ムーン」
「や」
「もうないわ」
「主バカ」
「どうしよか、、セレスとかどうや」
「いい」
「じゃあセレスで命名」
セレスと命名しました。ステータス干渉が可能になります
「じゃあステータスを見せてくれるか?」
「?いいよ」
(ステータスは自分と同じぐらいやな。ただHPがとてつもなく高い自分の5倍ぐらいあるわ。スキルは【捕食】、効果は食べる時に食べやすくなる、、次行くか【異次元の胃袋】効果はいっぱい食べれる、、次は【捕食メーター】一定以上食べると一時的に成長する、、これで終わりか、こいつ喰うスキルしかないやん)
「主、主」
こちらを呼びながら服を引っ張ってきた
「何かね。セレス」
「ついてきて」
何かと思って付いて行くと
「ここ」と壁を押すと通路が現れた
「ついてきて」
通路を通ると宝箱があった
「主にあげる」
「おおありがとうな」といい撫でてあげた
「や」と手をぺシと叩かれた
「撫でられるのは嫌か」
宝箱を開けに行った
腹減りの指輪と人食いの心臓を手に入れた
「心臓?食うか?」
「いいのか!」
手に出した心臓を一瞬で食べられた
セレスはスキルを入手しました
(スキル確認、効果人種を食べるとステータスが上がりますか、、自分のこれからやることと相性がいいな、指輪の効果も確認しとくか腹減りの指輪空腹ゲージが自然に減らなくなる。つっよ、装備)
空腹の指輪は呪われていました。外すことができません
「え!」外そうとしてみたが一切動かなかった
(なんか効果追加してる。えーと空腹ゲージを消費する時それを倍消費する。問題ないし呪われてるのも特に問題ないわ外さんし)
宝箱があった場所に光の柱が出ていた
「喰い終わったか?」
「食べた」
「じゃあ外出るぞ」
光の柱に入って行った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます