第17話弱いボス

(あ、そうやスキルポイント振ろ)


スキルポイントを振るのを思い出し振ることにした


(とりあえず【ダッシュ】に全部振るか)


スキル欄から【ダッシュ】に振ろうとした


(うん?どれを強化するかとかあるのか?クールタイム、効果、MP消費とかを強化できるのか、まあクールタイムやな)


レベルを5まで上げた所で上限に達したと出た


(クールタイムはこれ以上縮めらなれないのか、じゃあ効果に振るか)


10に上げた所でスキルレベルが上限に達しましたこれ以上強化できないと出た


(ピッタリスキルポイントも無くなったな)


スキルレベルも上げ切ったから遺跡探索を再開した


「ぐぎゃぎゃぎゃ」


「よ」


ゴブリンを倒しました


(【ダッシュ】のクールタイム短くなって便利やな)


【ダッシュ】のレベルを上げたことによってクールタイムが10秒になり距離が5mほど進めるようになったことで気軽に使え敵の目の前まで行ける便利なスキルになった


「ぐぎゃー!」


「ダッシュ」


ゴブリンを倒しました


(ゴブリンしか出て来ねぇな、スケルトンとか出てくると思ってたんやが)


退屈しながらどんどん進んで行くと


(ボス部屋やん)


大きい扉が合った


(もう終わりか)


雑魚しかいなくて、少しがっかりしながら扉を開けた


(粛清モブのチビ版やん)


扉を開けた先にいたのは粛清モブを少し小さいゴブリンだった


(剣の練習にはなるかな?)


「ぐっぎゃー!」


叫びながら近づいてきたチビ粛清モブ


「うるさい」


ザン!


【頭蓋攻撃】【スマッシュ】を発動し、チビ粛清モブの頭を攻撃した


ボスゴブリンを倒しました経験値を100獲得します


レベルが上がります


称号を入手しました


称号『一撃で十分』


称号『頭切断』


ボスゴブリンが装備品ゴブリンのヒーローマントを入手しました


(頭切れて即死ってことになってるのかな?覚えとこ)


頭を真っ二つにした為即死したゴブリンは置いておいて装備品を確認した


(ヒーロー?ゴブリンが?、、ゴブリンのヒーローってことかな)


何故ゴブリンでヒーローが出るのかが分からないが装備品が貰えたのは嬉しいかった


(効果はなんだ?ヒーローマント装備している間素早さが大きく上がるまたゴブリンの好感度を得られる{※注意称号ゴブリンに嫌われる者を持っている為装備中好感度を得られる効果が嫌われる効果に反転します}えぇ、称号のデメリットがこんなところで、、まあ嫌われても問題ないな速度上がる方が大きいな)


ボス倒したしさっさと出るかと思い、遺跡の外に出れると思われる光が合った為、そこに入ろうとした時


くちゃくちゃと何かを食べる音が小さいながらも聞こえた


(なんか聞こえたな、、隠しボスか?)


たまに聞こえる音を頼りに、数十分間遺跡の壁に耳を当てながら壁を触り続けた






くちゃくちゃ


(こっちか、、この奥からくちゃくちゃ音が聞こえるな)


大体の位置を特定した所で、隠しスイッチなどがないかを探し出した


(映画とかアニメやと壁を押し込めるはずだがどこだ、)


壁を少し押して違うなら少し位置を変えて壁を押す作業をまた数十分繰り返した




ガコン


(見つけた!)


ガガガガガと音を立てながら通路が現れた


「よ~し、ようやく見つけた」


音を探る作業と入り口を探す作業を合わせて1時間30ぐらいもの間、壁を触り続けた苦労が救われた


(行ってみるか、、その前にさっき拾ったマント装備しとくか、)


アイテムボックスを開き、装備品を装備しようとした時、粛清モブが落とした装備を思い出した


(ゴブリンの眼玉、効果視界内に映っている敵の動きが良く見えるようになる。どこに装備するんだ?装備してみるか)


突然目に痛みが走った


(いった!え!自分の目玉と交換する感じなんか!、、外せないやんこの目玉、えー大丈夫なんかなこの眼、目良くなるしいいか、、後マント装備して隠し通路行くか)


目玉は装備から外すのが不可能だったが動体視力が良くなるなら別にいいかと思い、マントを羽織りながら遺跡の隠し通路に入って行った






くちゃくちゃ


「腹減った飯どこ」


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る