第15話デメリット

「命名覚醒」


スキルを命名しました


左手に石斧を右手に短剣を持ちスキル【覚醒】を発動した


(あっつ!)


【覚醒】を発動すると高熱を出した時のような熱が体から発生していた


「お兄さん!」


九朗少年の声が聞こえそちらを見ると、粛清モブがこちらに向かって攻撃を振っていた


(あ、)


寸での所で気づき右に【ダッシュ】を発動した


(避けれるここなら当たらないこっちの攻撃は届く右手に短剣が届くな)


避けながら粛清モブの、右手に短剣を2回刺した


(ダメージは薄いこいつの弱点は?攻撃来る!)


縦に振りきった巨大石斧が、こちらに向かって横なぎで振るわれた


(若干斜めに振ってる。後ろは安全だけど、時間切れて負ける。突っ込むならどこだ。体を小さくして、右の脇腹に入り込め)


粛清モブの攻撃は大きく空振り


(腹刺せる)


空ぶった所を脇腹を3回刺した


(腹は少し柔らかい)


「ぐぎゃ!」


粛清モブは右手で、こちらを殴ってきた


(拳避けれる。体勢的に横に移動は無理。後ろは少し行ける前は攻撃できない)


膝を少し曲げ後ろに体を傾けた


粛清モブの攻撃は、顔擦れ擦れの所で通りすぎて行った


(短剣刺せる右肘)


短剣で右肘を刺した


(硬い骨、攻撃しすぎたら短剣折れる)


「ぐぎゃー!」


粛清モブは左手に持っていた。巨大な石斧を横に振るった


(攻撃低い横無理後ろ)


後ろに少し飛び攻撃を回避した


(距離届く)


着地した瞬間、足を大きく踏み込み粛清モブの懐に入り、短剣を刺し込んだ


(左手来てる。後ろ当たる。横移動右手に狩られる、張り付く)


粛清モブの方の左足を、そのままに右足を後ろに持っていき半回転して攻撃を避けた


(石斧殴れる)


伸ばし切った拳を石斧で思いっきり叩いた


「ぐぎゃー!!」


(石斧壊れた。粛清モブ怯み、短剣刺したまま攻撃方法、)


粛清モブが怯んだ所を【スマッシュ】を発動した左ストレートで殴った


(吹っ飛んだ時間40秒残り時間少ない止めを刺す方法、、)


【スマッシュ】付きの左ストレートで、粛清モブが少しだけ吹っ飛んだ所を、ジャンプし粛清モブの脳天に短剣を刺しこんだ


「ぐぎゃーーー!!!」


(頭刺した。まだ死ぬ気配ない。まだ刺すどうする頭髪ない。掴めないどこ掴む、目)


短剣を右手で持ったまま粛清モブの左目に左手を突っ込んだ


「ぐぎゃぎゃーーーーーーー!!!!」


森中に響く大絶叫を上げる粛清モブ


(目の奥つかめた頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す頭刺す)




突然変異怒りのゴブリンを倒しました


称号を獲得します


称号『タイマン』


称号『時間制限』


突然変異怒りのゴブリンは巨大な石斧とゴブリンの眼玉を入手しました


「ふー」


(楽しかった)


「お、お兄さん、、」


九朗少年達は凄く怯えていた


「どうした?」


「だ、大丈夫なの?」


「大丈夫やで」


スキル【覚醒】の効果が切れます


「あ」


(デメリットが来る)


痛みは突然来た筋肉が千切れるような感覚骨が折れる感覚が同時に襲ってきた


(痛い痛い痛い)


「お兄さんほんとに大丈夫!首がピクピク動いてるよ!足も痙攣してるよ!」


「大丈夫大丈夫。筋肉千切れる痛みがあるだけや」


(痛みに慣れてきたな)


「お兄さんこのポーション飲んで下さい!」


「いらないよダメージ食らってないし」


「さっさと飲んで下さい」




九朗少年達を落ち着かせるのに少し時間がかかった


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