配信で紡ぐ英雄譚

最初の導入こそ某tearsのパロディかと思いながら読み進めましたが、
火事・一生の怪我・生活苦・病など次々降り掛かる呪いのような苦難を人の身で乗り越えようとする姿がすごく鮮烈に映りました。
少年が勝てない強敵に立ち向かうファンタジー英雄譚、それが現代になり身近にあったように感じられる作品です。

まだ短編ストーリーなので伏線なく唐突だったり、奥深さは不明ですが
背景導入や時間軸など下ごしらえが丁寧で、この作品の美味しさはまだまだ先がありそうです。
ジャスガ・格ゲPSなど既存のゲームイメージのみと若干淡白に感じられるので、いずれ既存縛りだけでなく、投球回転・跳弾、爆弾・トラップの弱点精度、指の強さなど、奥深さを期待してます。